概要
特撮映画『劇場版仮面ライダー555パラダイスロスト』に登場する超大型オルフェノク。もとは人間だったようだが理性は無く、単なる怪獣として暴れまわる。この姿は一部のオルフェノクが持つ「激情態」と呼ばれる姿の一つで、エラスモテリウムオルフェノクも元はホースオルフェノクなどと同じく二足歩行の姿だったのだが、理性を無くしてしまったせいで戻り方を忘れたらしい。
モチーフとなった動物は氷河期に生息していた犀の一種、エラスモテリウム。
全長15.75m、全高7.7m、体重14tと恐竜並の体格を持ち、全身から光の杭を放ち仮面ライダーオーガの装甲すら容易に破壊する。
この映画はオルフェノクによる世界征服が完了された地球が舞台であり、TV版とは大きく設定が異なる。
エラスモテリウムオルフェノクはスマートブレインの切り札として、園田真理処刑に使用された。さいたまスーパーアリーナに呼び出され、真理を殺そうとする。光の杭を放ち、真理を庇い立ちはだかった仮面ライダーオーガに致命傷を与えるも、仮面ライダーファイズブラスターフォームのフォトンバスターを受け、灰が噴き出すかのように灰化していき、消滅した。
桜庭一樹による小説版では、スマートブレインの女性社員が変身する。そのためこのデカブツが複数個体登場するという悪夢のような状況になっており、長田結花もその巨体の犠牲となってしまう。
このような多大なインパクトを持つ巨大怪人だが、『仮面ライダーウィザード』の最終回には残念ながら登場せず。
『ライダージェネレーション2』では最初の大型ボスとして登場し、フォーゼとメテオを苦しめた。
備考
そのサイに似た姿と色からは、人造人間キカイダー最初の敵である「グレイサイキング」を思わせる。
関連項目
劇場版限定怪人
銀河王 アントロード 巨大邪神14 アルビノジョーカー アルビローチ
ダミー・ドーパント アルティメットD サイクロン・ドーパント