データ
(※)一部出典は『仮面ライダー図鑑』より。
概要
NEVERの何者かがT2サイクロンメモリをうなじの生体コネクタに挿して変身したT2ドーパント。突風を操る能力を持つ。
何故か風都の住民や仮面ライダーを助けるような行動をとっていたが……
T2サイクロンメモリは実はフィリップと引き合ったT2ガイアメモリであり、T2ジョーカーメモリと共に鳴海探偵事務所の近くに落ちたのだが、フィリップが拾う前に事務所の近くに来た何者かに拾われてしまったという裏設定を持つ。
顔の左半分を旋風が覆うようなデザインをしており、顔の左半分には人の顔のようなものが確認できる。
Wを象徴するメモリで変身した為か、複眼状の右目が仮面ライダーを思わせる形状になっている。
正体
以下ネタバレ注意
その正体は、翔太郎とフィリップに協力を仰いだ、国際特務調査機関の捜査員マリア・S・クランベリー(大道マリア=大道美樹)。詳細はこちらにて。
NEVERの幹部ドーパントである。T2サイクロンメモリの本来の適合者でないにも拘らず、自身の能力を瞬間移動や防御に利用したりと高い実力を発揮していた。
その後の作品での活躍
スーパーヒーロージェネレーション/ロストヒーローズ2
仮面ライダーWの設定が特殊になった都合上、登場せず。
バトルスピリッツ
本編での立ち回りからWやエターナルをサポートする効果を持つ。
関連タグ
仮面ライダーサイクロン:サイクロンメモリ1本(とロストドライバー)でフィリップが変身する仮面ライダー。TVシリーズ本編では未登場だったが、小説で描かれた外伝エピソード「Zを継ぐ者」で初登場を果たした。上記のT2サイクロンメモリがもしフィリップの手に渡り、さらにその時フィリップの手にロストドライバーがあった場合、相棒のそれと同じように「T2の仮面ライダーサイクロン」に変身できていたかもしれない。
ジョーカー・ドーパント:TV本編終結後を描いた正統続編「風都探偵」にて初登場となった、サイクロン・ドーパントやNEVERのドーパントらと同じく「『主役ライダーのガイアメモリに込められている力』が仮面ライダーではなくドーパントに変身することに使われた」ときの変身者の姿。上記の仮面ライダーサイクロンとは逆に、もし映画「AtoZ」の中で翔太郎の手にジョーカーメモリはあってもドライバーがなくメモリを直挿しで変身していた場合、彼がT2ジョーカー・ドーパントになっていたかもしれない。
魔進チェイサー:こちらも仮面ライダーに似た外見を持つ戦士。片目が何かに覆われている他、複眼状の目の位置がサイクロン・ドーパントとは逆の左にあり、ジョーカーメモリを思わせる紫色のカラーリングをしている。