概要
『ポケットモンスターダイヤモンド・パール』(第4世代)から登場した人物。
名前の由来は恐らく「菜種」。
シンオウ地方のハクタイジムのジムリーダー。主にくさタイプのポケモンを使用する。勝利すると「フォレストバッジ」と「くさむすび」のわざマシンが貰える。
キャッチコピーは「映える緑のポケモン使い」。
英語名の「Gardenia」は英語で「クチナシ」を意味し、後の作品でそのキャラクターが登場した。
落ち着いた物腰で、自然や植物を愛する女性。
その関係からくさタイプのポケモンも愛している。その反面怖がりでお化けの様なものが苦手である。ただ、本人はその事を強く否定している。
また、怖がりを克服する為に"ハクタイのもり"(特に"もりのようかん")に時々通っている。
最近の悩みは「くさ・ゴースト」のポケモンが出てきたらどうしようかと思ってること。
しかし本当にくさ・ゴーストタイプのポケモンが第六世代で二組"登場"し、第七世代でさらにもう二匹登場した。ナタネの反応やいかに。
ピクシブでは、相方のロズレイドの他、後述するアニメでの活躍からサボネアと共に描かれることが多い。
アニメ版
アニメではDP編31話で初登場、声優は本多知恵子。
ハクタイの森で草ポケモンをゲットしようとしていた時にサトシ達に出会い、ジムリーダーであることを隠し早々ポケモンバトルを申し込み、特にナエトルはサトシのナエトルとムクバードをあっさりと倒すほど強く一度はサトシに勝利する。
また、モミにザロクの花がある所によくいるミツハニーが作る「ミツハニーウォール」がある場所の付近にあまいミツがあるらしいというヒントを教え、花がある場所まで案内した。
その途中、いつものごとくロケット団3人組に遭遇するが、コジロウがマスキッパを繰り出した瞬間ナタネの目の色が変え、コジロウ本人や彼のマスキッパ&サボネアに猛烈にアタックしてくる。
原作の草タイプのポケモンが好きな性格がアニメ版ではさらに強調され、「草ポケモントレーナーに悪い人はいない」と言い、コジロウを草タイプ使いとしてアプローチしていく。
(当時未加入のモロバレルを含めると、彼の手持ちは草タイプの割合が多く、またコジロウの優しい性格もあって、彼女の認識はあながち間違いでもない)
また、草タイプのポケモンから噛み付かれるなどをされてもむしろ喜んだりする一面が見られた。それなんてドM。その様子にコジロウは彼女に振り回されていた。
その後ハクタイシティのハクタイ歴史博物館で起きたこんごうだま窃盗事件でサトシ達と再会し、トキワシティのジュンサーも加わって一緒に犯人を探し出し、犯人にされかけた吟遊詩人のナオシを救った。
そしてジム戦では、ジムに屋根が無いのを生かして天候を活用し草ポケモンたちを戦わせ、同じく天候や地形を利用した戦いを得意とするサトシに対し互角以上に勝負を持ち込むが、最後はサトシのエイパムの踏ん張りもあって敗れサトシにバッジを渡した。
54話では、タジキタウンでコジロウと再会した時、彼をタッグバトルのパートナーに指名して[サボネアを戦わせ、改めてサボネアの素質を見たナタネはサボネアを強くする為に自分に預けないかと誘う。最初は拒否したコジロウだったが、さっきのバトルでサボネアに使わせた新たな技「ドレインパンチ」を最後までモノにさせる事ができず、コジロウは悩んだ末サボネアを預ける事を決意し、サボネアを預かった。
登場回数が他のゲスト登場のジムリーダーと比べて多く、レギュラーキャラ以外で次回予告を務めるなど比較的ジムリーダー内でも優遇な扱いを受けている。また、31話のコジロウとの会話では、彼のウツボットが回想で登場するシーンもあり、オールドファンも驚かせた。
アニメ登場当時はその容姿や変態な性格も相まって人気となり、ポケモンファンの間でナタネ祭りと化した。近年で珍しく本多氏が演じた為、それなりに知名度も高い。
2013年2月18日に本多知恵子氏が逝去された為、アニメで登場した現役のジムリーダーで現時点で唯一声優が故人のキャラクターとなってしまった。
(引退勢や四天王を含めるとサカキ役の鈴置氏とカトレア役の松来未祐が含まれる)
時期的にミュウツーやサトシのリザードン再登場話題で賑わってた頃だったのも悔やまれる。
本多氏の訃報を聞いた、ポケモンのゲームクリエイターの杉森建氏はお悔やみの呟きをされており、ナタネの絵を投稿され追悼されている。
(http://p.tl/n5dI)(http://p.tl/-5lG)
容姿
特徴的な髪型をしている。全体的には、明るい茶色をしたボブカット(おかっぱ頭)であるが、耳の前の部分だけは左右ともに髪の毛を伸ばしている。
衣装は全体的にスポーティなもので、緑色のケープを羽織っており、その中に手首まで覆っている黒い服を着ている。ただし、腹部は露出している。
下にはハーフパンツを穿いている。
また、ピクシブ内では前述したケープの部分で直接は見れないが、割と大きめなバストで描かれている事が多い。(これはアニメが影響しているとされる。)
手持ちのポケモン
『ダイヤモンド・パール』
『プラチナ』
- ナエトル
- チェリム
- ロズレイド(切り札)
『プラチナ』(強化後)
『ブラック2・ホワイト2』(シンオウリーダーズトーナメント)
『ブラック2・ホワイト2』(ワールドリーダーズトーナメント)
アニメ版DP
- ロズレイド
- ナエトル
- チェリンボ
- サボネア(親:コジロウ)
他、コジロウに彼のマスキッパと交換するようせがむ際、ラフレシア・キレイハナ・ウツボットを所持している事が判明している。
(丁度、上記のようにコジロウがウツボットを回想したシーンもその辺りとなっている)
余談
- 黒い噂
もりのようかん時の行動の怪しさから、洋館内に出てくる老人と女の子(の幽霊)を殺したの犯人はナタネだという説が出ていた。
し・か・し!公 式 が 否定しちゃったの で あ る !
もしかして→風評被害?
- コジロウとナタネ
上記の通り、彼(女)らは何かと接点が多く、ロケット団の手持ちポケモンを語る際(特に、ムサシ&コジロウの手持ちから離脱したポケモン)に話題に挙げられやすいキャラとなっている。また、コジロウはナタネを「ジムリーダー(さん)」と呼んでいるものの、彼女の名前は覚えているようで、DP101話ではヒカリの口からナタネの名前を出した時にコジロウは反応していた。
しかし、上記で述べた通り中の人が亡くなられていることや最新作での独自性の強さから、ムコニャ関連の人物の中でサボネアと共に彼女の再登場が非常に難しいキャラとなってしまっている。
関連イラスト
関連タグ
クチナシ(ポケモン):英語名関連
他のくさタイプの使い手