「しかし僕はきみを牢屋には入れたくない」
「きみは美しい…」
プロフィール
年齢 | 28歳 |
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誕生日 | 8月10日(しし座) |
身長 | 181cm |
体重 | 75kg |
BMI | 22.9 |
血液型 | AB型 |
出身地 | 愛知県 |
趣味・特技 | 料理、トレーニング、ボルダリング、ピアノ |
長所 | 冷静沈着、綺麗好き |
好きなもの | 骨董品、花、美しいもの |
苦手なもの | 虫、不潔な人 |
CV | 鈴木達央 |
概要
常に冷静沈着で、感情的になることは珍しいほどの寡黙な性格。少々神経質な面はあるものの、非常に頭の切れる人物である。また、テレビの星座占いでラッキーカラーを見てネクタイの色を決めるという一面も見せている。
豪華な邸宅に一人暮らしており、朝から豪勢な朝食を食べているところからすると、かなり裕福らしく、書斎には隠し扉から通じる秘密の地下室が存在し、3つの部屋(ホームジム、ピアノルーム、最後の部屋は謎のまま)がある。
「黄金井市少女リンチ殺人事件」の犯人達を殺害し投獄された湖村花夜の父のかつての部下でもあり、死刑執行の日が近い花夜の父が東京拘置所に移送されたと知った際は名残惜しんでいた(第2部より)。
しかし、どこか読めない不気味さがあり、まだまだ謎多き男である。
来歴
自殺とされた直戸圭介の死に不審感を抱いていたが、現場近くで朝霧要への殺意を剥き出しにした直戸の写真を発見し、今回の一件に要が何か絡んでいることを突き止めた。
朝霧家へ事情聴取に赴き、彩と要の両親に事の経緯を説明し、「娘の彩の様子が最近何かおかしい」と聞かされる一方、虹海の自宅マンションへ事情聴取に赴いた部下から虹海が不在であることを知らされ、要も帰宅していなかったため、一旦引き上げることになる。
その後、彩と要の両親から行方不明になった要の捜索願いを出され、信頼を寄せられるようになるが、どういう訳か不敵な笑みを浮かべていた。
関連タグ
直戸圭介:自身と同じ愛知県出身であり、誕生日や年齢もどこか近いところがある。
芥倫太郎:『魔法少女・オブ・ジ・エンド』に登場する警察官。美炭は一見すると、性欲丸出しの変態ポリ公である芥とは正反対の人物…だが?
※以下、ネタバレ注意!!
「ステッキは“少女”が使わなければ意味を成さないんだよ」
…実は魔法少女サイト管理人・漆の協力者であり、魔法少女サイトの活動が円滑に進むよう、裏で動いていた。
漆からは「ミスミー」と呼ばれ、信頼を寄せられている一方、頭のネジが外れた人物と言わしめられている。
美炭は直戸の件を詳しく調べていくうちに要が魔法少女サイトの存在を知り、ステッキを手にしたことを突き止め、サイト管理人から要の手に渡った虹海のステッキを回収するように命じられた。
ステッキの力で透明人間となって燐賀邸へ潜入し、虹海の最期の反撃で重傷を負った要が雨谷小雨のステッキで傷を治そうとしたところを妨害、催眠ガスらしきもの(ステッキの一種?)を使ってその場にいる者達全員を眠らせ、重傷の要や瀕死状態の水蓮寺清春をはじめとする傷を負った魔法少女達の傷を治癒して助け、生き残った他の魔法少女達からはステッキを奪うこともなく、そのまま虹海のステッキを回収すると同時に要を連れ去っていった。
実はサイト管理人の協力者であることに加え、美炭は彩を調べていた頃から兄の要に偏執的な恋愛感情を寄せていた。
要が魔法少女サイトの存在に気付き、“少女”が使わなければ意味を成さないステッキを手に入れ、暴虐の限りを尽くしたことを機に自宅の秘密の地下室にある妙な器具いっぱいの拷問部屋へと全裸で監禁。調教(アニメでは「再教育」)と称して、死や牢獄行きよりも重い罰を与えた(本人曰く「念願が叶った」という)。
美炭に監禁され、最初こそ抵抗する意思を見せていた要だったが、短期間で完全に手懐けられてしまったのか、美炭を「ごしゅじんさま」と呼んだり、レイプ目でアヘ顔(トロ顔)を見せるなど、妹を虐待しステッキで暴虐の限りを尽くしていた頃は見る影もない、身も心も壊れた性奴隷に変わり果てた姿を見せた。
主な行動
上記の通り、基本的には彩をはじめとする少女達の周辺や環境の調査、ステッキの回収・配布等、事が円滑に進むよう動いており、要のようなサイトの部外者が手にしたステッキの回収の他にも、魔法少女狩り(マジカルハンター)やサイト管理人による殺人も刑事である美炭が裏で揉み消している。
奴村達による隠蔽もあり、要の手によって殺された虹海の死が“心臓発作による病死”として世間に公表された際は「自宅マンション内にて遺体が発見される」と速報されており、虹海急逝をはじめ、彩が初めて使ったステッキによって起きた踏切事故や雫芽さりなの猛攻によって発生したマンション崩落事故などといった、魔法少女が関わる一連の事件は恐らく美炭が裏で手を回したと見られる(実際アニメ第5話におけるマンション崩落において、部下と共にその現場に駆けつけている)。
虹海の告別式では部下と共に周辺の警護にあたり、告別式に参列する魔法少女達の姿を見つけているが、遠巻きに見つめるのみで特に接触することもなかった。
魔法少女達が彩のステッキによって別の場所へ瞬間移動した後、告別式場にて魔法少女達を始末し損ねた漆から、虹海のステッキを回収する際に魔法少女達を殺さなかったことを指摘されていたが、「その時の命令は『要の手に渡った虹海のステッキを回収すること』だけだったから」と返答している。漆からは重ねて「兄貴(要)は始末したのか?」と尋ねられるが、これには明確に「もちろんだ」と嘘をついた。(漆もまさか美炭のような性格の人間が性癖で動くとは思わなかったのだろう。あっさり納得していた)
ステッキ
要から回収した虹海のパンツ型ステッキを合わせると、総勢30以上ものステッキが拷問器具と共に自宅地下室に保有されている(ステッキの名称は第45話にて一通り登場している)。
名称 | 形状 | 紋章 | 能力 |
---|---|---|---|
魔筆 | 筆型 | 不明 | 不明 |
魔弓 | クロスボウ型 | ¢ | 対象物を爆発させる光線を出す |
魔傘 | 傘型 | 不明 | 不明 |
魔斧 | 斧型 | ∂ | 不明 |
魔盾 | 盾型 | ⌘ | 不明 |
魔服 | スタジャン型 | 〆 | 不明 |
魔髪 | ヅラ型 | 不明 | 不明 |
魔靴 | 靴型 | 不明 | 不明 |
魔鞄 | リュックサック型 | 不明 | 不明 |
魔手 | 手袋型 | ¢ | 不明 |
魔帽 | 帽子型 | √ | 不明 |
魔掃 | 掃除機型 | 不明 | 不明 |
魔遠鏡 | 双眼鏡型 | 不明 | 不明 |
魔缶 | スプレー缶型 | 不明 | 不明(虹海のステッキを回収しようと身体を透明化した美炭が周囲を眠らせる際、スプレー缶と思われる物を取り出しているため、催眠ガスを放つステッキと思われるが、詳細は不明) |
魔湯呑 | マグカップ型 | 〒 | 不明 |
魔ドール | テディベア型 | 不明 | 不明 |
不明 | ドライヤー型 | Å | 特殊な光線を出し、撃ち続けている間は撃たれた者が自分の意思とは反対に今までの行動が遡る |
不明 | 竹刀型 | ÷ | 刀身に炎を纏って攻撃を仕掛ける |
不明 | ハンドベル型 | ∝ | 特殊な音波で時空間を歪ませ、移動ができる |
不明 | 眼鏡型 | / | 身体のサイズを自在に変化させる |
他にもシュノーケル型やアイロン型などといったステッキが確認されているが、いずれも(一部を除いて)能力は明らかにされていない。
作中では形状こそ判明していないが、(潮井梨ナ曰く)光学迷彩で身体を透明化するステッキを使用している(美炭の助けで九死に一生を得た清春も「自分の知る限り、あんな能力を使う魔法少女は見たことがない」と語っているため、魔法少女から回収したものではなく、管理人から預かっているステッキの一つと思われる)。
詳しい基準こそまだ謎のままだがステッキは本来“少女”が手にするもので、要がステッキで行った行為は“(美炭曰く)れっきとした殺人”にあたるらしい。また、サイト管理人のリーダー的存在である壱は漆が独自に美炭と手を組み、彼に大量のステッキを保有させていることに対して怒りを露にしている。
………???
…実は要は完全には屈服しておらず、美炭の調教は失敗に終わっていた。
要が口の中に隠していた割れた食器の破片で首を深く切られた上、拘束具の留め具で何度も殴打されるが、隠し持っていた拳銃で要に深手を負わせた。
そして…、「最後にもう一度だけ……、しゃぶってくれないか…?」と引き留めるも、要には逃げられてしまう。満身創痍で地下室に取り残された美炭自身はそのまま生死不明に…。
その後、街中で意識を失い、病院へ運ばれた要が虹海のパンツ型ステッキと一緒に握りしめていた写真には、美炭の隣に魔法少女の一人である禍沼アリスが写っていて!?
テンペストがあと10日と迫る中、警察の調べでは美炭の邸宅は既にもぬけの殻、そして要が脱出直前に焼き払った例の地下室は焼け焦げた状態であったが美炭の姿や保有されていた30以上ものステッキ、少女達の調査用である専用のPCなどといった殆どのものが消えていたらしく、漆もサイト管理人の経過報告会議において金太郎風の管理人・拾陸に美炭や彼が保有していた大量のステッキの消失に関して指摘されている。
真の関連タグ
刑事 ヤンホモ/クレイジーサイコホモ こいつおまわりさんです トリックスター
奴村露乃:ステッキの力で復讐対象である強盗殺人犯を拉致監禁し、拷問を与え続けていた魔法少女。
潮井梨ナ:「魔法少女狩り(マジカルハンター)」として魔法少女達を殺害し、10つ以上のステッキを集めていた。
穴井美羽:美炭と同じく28歳で、変態ポリ公に恋する痴女。
柊恵一:やたらと裸になる残念なイケメン繋がり。
ウリアキ:浦添伊緒奈もといウリ奈と彼女の調教でアキラブリーへと生まれ変わった蒼井晶のGLCP。
カップリングタグ
第2部にて
※以下、重大なネタバレを含みます。ご注意下さい!!
魔法少女の一人であるアリスとの関係は、第2部にて衝撃的な事実が判明→???。
第1部の過去の時間軸を描いている第2部では、前述の湖村花夜が主人公であり、美炭も頭のキレる警官として登場している。不可解な方法で殺害された米河ひとみ子(よねかわ ひとみこ)の事件について捜査を進める中、彼女が殺されるまでの一部始終を映した防犯カメラの一部の映像に能面を被った黒マントの人物・“A”の姿を発見、以降“A”を追うようになる。
自宅で事件について調べを進めていた際、突如現れた“A”の奇襲に遭い、窮地に陥ってしまう。しかし、“A”の仲間から奇襲を受けていたアリスが携帯電話型ステッキで時を戻したことによって命を救われ、捕獲した“A”の仲間から事情を聞き出し、自分達にもう手を出さぬよう“A”を脅迫した上で「適任者」(詳細は不明)として、“A”を選ぶこととなった。
一方、花夜の話を聞いて美炭の邸宅に潜入した酒木さくらは地下室の存在を発見し、拷問部屋でけん玉型ステッキ(紋章は卍)を回収。部屋には、ステッキや拷問器具だけでなく、不幸な少女達の写真とデータが記された書類と専用のPCも設置されており、花夜がサイトから渡された「さつりく帳」と情報が一致することから、美炭は既にサイト側の人間と判明する。(余談だが、この頃の拷問部屋にはSMグッズがない。要のために買い足したのだろう)
帰宅した美炭は何者かが地下室に潜入してステッキを奪ったと察し、犯人を見つけようとする。
花夜と行動を共にする魔法少女・霰矢冬子が“A”に変装して美炭に接触するという一か八かの作戦において、“A”は1年前に既に死んでいる上、美炭は“A”の死を目の当たりにしたという事実が発覚。
そして、霰矢を抹殺し現れたサイト管理人・漆の口から語られるのは…、
上述で描かれている、“A”からステッキを受け取った者達による無差別殺人、そして美炭及びアリスと“A”の攻防は1年(以上)前の出来事であり、美炭は“A”やその仲間が所有していたドライヤー型ステッキをはじめとする大量のステッキを回収し、地下室に保有したことにより、漆からその忠誠心や功績を称えられ、人間でありながらも契約を交わしたという事実だった!!