概要
「週刊少年サンデー」(小学館)にて1995年から2002年まで連載された。全33巻。
ぴえろによってテレビアニメが制作されており、1997年7月から1998年7月にかけてフジテレビ、仙台放送、さくらんぼテレビ、テレビ静岡、東海テレビ、テレビ新広島、高知さんさんテレビにて放送された。全42話。なお、秋田テレビや鹿児島テレビおよび北海道文化放送、石川テレビでも放送時期のずれなどこそあれど全話放送しているほか、岩手めんこいテレビ、新潟総合テレビ、長野放送、関西テレビ、岡山放送、テレビ西日本、テレビ長崎は31話まで放送している
花菱烈火の生い立ちと、歴史に語られぬ未知の忍者集団「火影忍軍」の謎を巡る現代アクションファンタジー。
軽快なコメディパートや日常風景とは対照的に、バトルシーンやゴア表現のおどろおどろしさ、エログロ表現がかなり強く、連載時期の時代的にも規制がまだ緩かったことも重なって、ライトとダークの描き分けの差が大きいのも特徴。
R-15~R-17.9なシーンもそこそこの回数で登場している。
二部の「裏武闘殺陣」編以降から、よりバトルものとしての色を強めていき、それに合わせてストーリーもシリアスになっていった。
反面、ギャグに突っ走る時は、それまでのシリアス振りが残念になる勢いになる。
こうした緩急と先の読めない急展開が多いこともあり、つい目が離せなくなるドラマチックなストーリーが展開される。
ストーリー
忍者にあこがれる花菱烈火は、炎を生みだす不思議な力を持っていた。
ある日、治癒の力を持つ少女佐古下柳と出会い、お互いの力を打ち明けたことで友人となる。
そして烈火は柳を「姫」と呼び、彼女を守ることを誓うのであった。
この出会いを機に、烈火はやがて自らの出生の秘密、そしてその秘密がもたらす危難と戦う運命の渦中へと身を投じていくことになる。
全てが繋がる時、500年の歴史を越えて、火影の力を巡る戦いが再び始まるのだった!!
登場人物
新生火影忍軍
麗
裏武闘殺陣
裏麗
その他
戦国時代の人物
主題歌
オープニングテーマ
「なんか幸せ」
作詞 - the OYSTARS、澤地隆 / 作曲 - 大串竜司 / 編曲 - the OYSTARS、十川知司 / 歌 - the OYSTARS
エンディングテーマ
「Love is Changing」
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲 - 久保田利伸 / 編曲 - 安倍潤 / 歌 - 西田ひかる
「ずっと君のそばで」
作詞・作曲 - 大串修司 / 編曲 - 関淳二郎、the OYSTARS / 歌 - 増田ゆき