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ザンギエフの編集履歴

2019-02-05 22:46:56 バージョン

ザンギエフ

ざんぎえふ

格闘ゲーム、ストリートファイターシリーズに登場するキャラクターの一人である。

曖昧回避

はじめの一歩の登場人物・ロシア人ボクサーは→ヴォルグ・ザンギエフ

プロフィール

出身地:ソビエト連邦(現シリーズではロシア

誕生日:6月1日

身長:211cm()、214cm(ZERO)

体重:115kg()、121kg(ZERO)、181kg()

スリーサイズ:B163 W128 H150()、B172 W133 H154(ZERO)

血液型: A型

好きなもの:レスリング、コサックダンス

嫌いなもの:飛び道具 、妙齢の美しい女性

特技:ウォッカの一気飲み、寒さに耐える

格闘スタイル:ロシアレスリングとアメリカンプロレスをミックスした独自のスタイル

声優:高木渉(ZEROEXポケットファイター)、玄田哲章(CVS、CFJ)、三宅健太(以降)


概要

『レッドサイクロン』や『ロシアの赤き稲妻』などと呼ばれている、投げキャラ・パワーキャラの元祖的な存在。初出はⅡ。重くて遅くて一発がでかい元祖投げキャラ。また、リュウ春麗などと並ぶ、ストリートファイターシリーズの「顔」とも言える。

スクリューパイルドライバーの威力とその吸引力は多くの子供たちの印象に残し、登場して優に10年以上たって様々な投げ技が追加されているが、今でも『ザンギエフといえばスクリュー』というイメージは強い。


ソ連出身のレスラー。見てくれ通りの怪力の持ち主で、レスリングの世界では相手が居なくなってしまったため、ジャンル問わずのストリートファイトに身を投じた。

鍛え抜かれた筋肉を何よりも信じるマッチョの鑑にして、祖国の発展を心から願う模範的ソ連人民でもある。


ZANGIEFロシア代表

軽いモヒカンヘアーでムッキムキの筋肉に凄いヒゲと胸毛、いつでもどこでも赤いパンツというすごい格好。体一つで闘っているため生傷も絶えない。

筋肉こそが最も信頼できる武器と考え、一種の美学を持つ彼にとっては、自らの鍛え抜かれた肉体は絶対の自信の源である。

あまりにもマッチョが好きすぎて、痩せたファイターに対しては「もっと食え」と助言したりする。


この通りの有様なので誤解されがちだが、実はただの筋肉バカではなく、元ソ連大統領ゴロバチョフと同じ有名大学に通っていた。

ちなみにゴロバチョフの元ネタである現実のゴルバチョフ氏は東大入学以上の難関として知られるモスクワ大学卒のため、おそらく本作の世界においても同等の難関大学の可能性がある。

ザンギエフ

しかも、ロシア文学を愛読し、ときにその台詞や文章を引用するという、非常にわかりやすい「インテリゲンチャ」である。移動時や待機時にメガネをかけて読書を嗜む一面を描いたイラストもあるとおり、読書家である。

強靭な愛国心はこちらでも発揮されており、「鍛えても投げても解決しない悩みは、ロシア文学を読めば解決できる」とさえ思っている節がある。


ゴロバチョフ(ゴルバチョフのパロディ)は、Ⅱのエンディングでザンギのためにわざわざ駆けつけて来て一緒にコサックダンスをする等、かなり仲はよい様子。


性能

でかくて動きが鈍く、飛び道具もないためとにかく相手に近づかなければ話にならない。

しかし、彼の代名詞である投げ技以外でもリーチと威力のある通常技があるので

これを組み合わせ、スクリューのプレッシャーを与えながらいかに近づき、そして捕まえるかがポイント。

リュウケンのと違いコマンドが難しく、かつ技の使い道がわかりづらいため、使いこなすのはやや難しく、どちらかというと格ゲーに慣れた人向けだが強い人が使うと本当に恐ろしい強さを発揮する。


一方、飛び道具に対してとても弱いのはもはや定番となっている。

特に待ちガイル相手の相性の悪さが有名で、ソニックブームで体力を削られ、空中から飛び込めばサマソの餌食。『しねくそガイル

しかしシリーズを追う事に飛び道具に対処できる必殺技が追加され、IVのようにガイル相手に有利が付くことすらあった。


ちなみに、ガイルとの相性が非常に有名だが実はダルシムとの相性も非常に悪い。

元々遠距離タイプでヨガファイヤーを連打し近づいてくる相手はリーチのある通常技で追い払うというファイトスタイルのため近づくのは困難を極める。

が、ダルシムの場合だと無敵技が乏しいこともあり接近できれば一気に形勢逆転が狙える。

・・・現実は接近するのは困難を極め、ほとんど何もできずKOされる、というのがよくあるパターンなのだが。


マイク・ハガーとの関連性

別ゲームに登場する、同じく元プロレスラーの闘う市長ことマイク・ハガーがおり、技もモロ被りである。あと、ハガーが登場する世紀末プロレスゲーでも観客としてザンギエフがカメオ出演している。

実はアメリカンプロレスを学ぶべくアメリカのCWAに所属した時に同じくCWAに所属のハガーと出会っている。その際に彼からダブルラリアットとフライングボディアタックを伝授されており、お礼としてスクリューパイルドライバーを伝授している。

中の人にも共通点があり、両者とも玄田さんが担当している。


余談

映画『シュガー・ラッシュ』でゲスト出演した際には「俺はザンギエフ、悪役だ」と述介しているが、その後本人が「悪役だからって悪い奴とは限らない」と述べている通り、原作では台詞こそ過激ではあるがベガのような目立った悪役ではない。


あるいはアメリカの実写映画版の設定か。実写映画ではバイソン将軍に騙され、悪人だとは思わずに部下となっていた。しかも給料なし。まさに悪いやつではない悪役だろう。


メカザンギエフ

メカザンギエフとは、MARVELCAPCOMの提携によるMARVELvsCAPCOMシリーズに登場する、同志ザンギエフのアレンジキャラクターである。


このシリーズにおける同志ザンギエフの初登場は『X-MEN VS. STREET FIGHTER』(1996年)。

対戦する相手は目からビームを出したり骨格が超金属で覆われていたり空を飛んで雷や竜巻を起こしたり、しまいにゃ巨大化して見せたりとやりたい放題。

波動拳やソニブゥどころの騒ぎではないのだが、同志ザンギエフは鍛えた肉体とレスリングの妙技で超人たちに果敢に挑む。

エンディングでは愛する祖国を脅かす怪人オメガレッド出現の知らせを受け、同志コロッサスタッグを組んで出撃するというヒーロー然としたものになっている。


続く『MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER』(1997年)にも登場となったが、西側陣営でも屈指のヒーローたちを相手に身体一つで立ち向かうことに限界を感じつつあったのか、シャドルーの甘言に惑わされ改造手術を受け入れてしまう。


この結果生まれたのが改造レスラー・メカザンギエフである。なおこのシリーズでは、合衆国空軍のナッシュ中尉やICPOの春麗捜査官もシャドルーの改造人間にされている。

文字通りの鋼鉄の肉体ゆえに防御力が非常に高く、体内に蓄えたウォッカで口から炎を吐ける他、ダブルラリアットを出しながら垂直上昇するシベリアンブリザードが追加されている。

一方で動作は鈍く、歩行速度とジャンプ力は致命的に低下しており、さらにハイパーアーマーの代償としてガードが一切出来ないという非常に極端な性能になっている。

それ以上に悪質なのは、同志ザンギエフが抱いていた『祖国への限りなき愛情』が『シャドルーへの絶対的な服従』にすり替わるよう精神操作がなされていた点である。


アポカリプスとの戦いで精神操作の効果が解け、メカ豪鬼の同類と成り果てた己の姿が、求めていた鋼鉄の肉体とはかけ離れたモノであることを自覚、シャドルーの誘いに乗ったことへの後悔に苛まれる。

前作のキラービーの事例も考えると、シャドルーの洗脳技術はアポカリプスと接触すると効果が切れるように出来ているのか、アポカリプスの技術を盗用した可能性も考えられる。

アメコミの登場人物なら人生に絶望し、ヴィランに転向したとしても不思議ではない展開だが、同志ザンギエフは安易に超人の力を求めた己自身の弱さを恥じ、本来の身体を取り戻すための旅に身を投じる。


なお、メカザンギエフではない本来の同志ザンギエフのエンディングは、故郷で家族と共に食卓を囲むという和気藹々としたもの。その熊は…飼っている…のか?


そして『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』(1998年)において、同志ザンギエフの新たなハイパーコンボとしてアイアンボディが追加された。

これはHCゲージ一本を消費して上記のメカザンギエフに変身するというもので、メカザンギエフの状態でこれを使うと(やはりゲージは消費するが)元の姿に戻る。

すなわち『本来の身体を取り戻す』という目的を見事に実現して見せたのである。Хорошо!

エンディングでもこの能力を披露し、巨大ロボットであるブロディアに一騎打ちを挑んでいる。


余談だが、『MVC』の隠しキャラであるリリスモリガンのエンディングでは、同志ザンギエフの隠れた一面が垣間見える。


関連イラスト

桑吉尔夫


関連タグ

ストリートファイター ガイル レインボー・ミカ

ダブルラリアット

ザンギュラのスーパーウリアッ上

マイク・ハガー

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