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須郷伸之の編集履歴

2019-02-07 22:50:32 バージョン

須郷伸之

すごうのぶゆき

ライトノベル『ソードアート・オンライン』の登場人物。

CV:子安武人

人物

ソードアート・オンラインフェアリィ・ダンス編に登場する人物。

『レクト』フルダイブ技術研究部門の研究員で、ALO運営会社『レクト・プログレス』のスタッフ。アスナの父結城彰三の腹心の息子で結城家とも関係が深い。また、茅場晶彦の大学時代の後輩でもある。


表向きには眼鏡をかけた好青年を装っているが冷酷な野心家で、自分よりも優秀な茅場に対しては尊敬しているようで嫉妬と憎悪を抱いていた(懸想していた神代凛子が茅場の恋人であったこともその一因であった)。

自分自身の行いは絶対に正しいと考え、決して非があるとは認めない。


人間の感情や思考を意のままにコントロールする方法の研究という非人道的な目的のため、SAOのサーバーに細工をし、アスナを含む一部の参加者をALOに監禁する。そして、閉じ込められた参加者の意識に外部から意図的に刺激を与え、その反応を調べるなどして研究を重ね、最終的には会社ごと研究成果をアメリカの軍需関連企業に売り渡そうと考えていた。

いっぽうでALO内ではゲームマスター(GM)権限を持つ『妖精王オベイロン』として暗躍し、プレイヤーたちの目標として君臨するが、その陰ではクリアすることが100%不可能なトラップを幾つも仕掛け、ゲームを永遠にクリア不可能なものとしていた。


自らの野望の達成のためには会社を掌握すべきと考え、結城家の財産目当てにアスナと結婚することを企む。しかし、その裏にはアスナ個人に対する独占欲もあったようで、ゲーム内でキリトと対峙した際にはその欲望を隠そうともしなかった。もっとも明日奈とその兄の浩一郎だけでなく母京子からもあまり好意的には見られておらず(京子からは学校成績などで酷評されていたらしくアスナからは性格がゆがんだ原因の一つではないかと思われている)明日奈との結婚は彰三との間で勝手に進められていた(彰三的には娘の為に良かれと思って+須郷本人の硬い意思を好意的に受け取ってのつもりだった)ものである


しかし、キリトを侮っていたことによる慢心から、ついにアスナの監禁場所を突き止められてしまう。GM権限を行使してキリトを排除しようとしたが、サーバー内に残されていた茅場の意思データが現れてGM権限をキリトに奪回されてしまい、「世界とそこの住人を盗んだ泥棒の王」と断じられ、GM権限を持ちながらもその姿勢については対照的だった茅場と比較され、最後は茅場への不満を吐きながらキリトに斬りかかる。しかし、ゲーマーではなかった彼が、キリトに剣術でも敵うはずなど無く、怒り心頭のキリトにペイン・アブソーバLv.0(痛覚レベルMAX)の状態で切り刻まれ、ゲームから退場した。

諦めない彼はアスナの入院する病院の地下(アニメ版では病院の駐車場)で彼女を見舞いに来たキリトを襲撃するがまたしても返り討ちに遭い、涙・汗・鼻水・よだれを垂れ流し、失禁して気絶したところを警察に逮捕された。

逮捕直後(アニメ版では過度のストレスと恐怖からか白髪化した)は、黙秘に次ぐ黙秘、否定に次ぐ否定、挙句に全てを茅場に背負わせようとするなど醜く足掻きに足掻くが、部下の1人が重要参考人で引っ張られた直後あっけなく全てを自白する。


進めていた研究も、ナーヴギアを使わなければ実現不可能だと判明。実験場としていたALOもSAOサーバーを丸ごとコピーしたに過ぎず、最初から茅場に負けていることを実証してしまった。


裁判が始まっても、自分から精神鑑定を申請する、判決に不服で控訴する、海外逃亡の準備して保釈申請を却下されるなど手段を選ばず足掻き続けている。


キャラとしては、神を名乗って憚らないその傲慢さや、アスナの服を剥いでリアルにペロペロするといった数々の悪行からしばしばネタキャラにされており、愛されている。

が、一方で、変態キャラや外道キャラに定評のある子安さんの名演技がハマったのか、『ネタキャラとしては最高レベル』などと、一部で称賛する声もある。


インフィニティ・モーメント/ホロウ・フラグメント

ある妖精の名を冠したプレイヤーとして暗躍。原作と同様の企みに加え、オベイロンから引き継いだスーパーアカウントの力を利用し、自ら死地に飛び込みSAO事件を解決した英雄として凱旋することを目論む。本当に自ら飛び込んだかは全く別の話であるが

彼の活躍(笑)によって

  • ALO事件は未然に防がれる
  • VRMMOの更なる名誉失墜は回避
  • レクト・プログレス、アスナパパらレクト経営陣も健在
  • ユイにができる
  • 茅場のラスボス願望を(結果的に)打ち砕く

と原作以上に多くのキャラクターが彼に足を向けて寝られない結果になっている。どこかの戦闘機に変形する金属生命体同様、見方によっては英雄と言えなくもない。

特にヒースクリフの100層のフロアボスになるという目論見を頓挫させた事は、須郷本人にとっても人生で初めて茅場に一泡吹かせたと言える。まぁ、簡易牢獄にブチ込まれた彼がそれを知る事は永遠にないか、知るとしてもおそらく現実の牢獄の中でのことだろうが。


本当にどうしてこうなった。

ちなみにゲーム上での交戦時、レベル200と表示されるが実際のレベルは104である。


千年の黄昏

当初は原作通りALO中に《光妖精族アルフ》の名を轟かせていたようだが、中の人がお縄になったのは上記の通り。リーファが一行を引き連れてALOに帰還した際にはすっかり妖精王様は過去の人となっていたはずだったが、なんと今になってスヴァルトエリアに現れ、女性プレイヤーに手当たり次第セクハラを働きながら妃を求めて自身の存在をひけらかし始める。


その正体は、カーディナルがクエストの自動生成の際にクエストNPCに他のアバターデータのAIを流用・アレンジしたことで強い意志を持ってしまったNPC(とユイとストレアは推測している)。

噂を聞きつけたキリト一行を見るやアスナに変態的に迫り、邪魔をされた結果襲い掛かってくる。

設定を上書きされてもなお素体となった誰かさんの妄執が残留しているようで、アスナに執着し、邪魔をするキリトには激しい憎悪を見せてエクスキャリバーまで持ち出してくる。

撃破後にキリトは正体に気づいたが、アスナの気分を考え敢えて黙殺することにしたのであった。

なお、撃破後は僅か1BPでプレイアブル化可能。専用魔法を持っている。


中の人がいなくなったせいかその変質者っぷりは原作の度を越しており、「ヘンタイ」「女の子の敵」「キモい」「NPCなのにキモすぎ」「クライン以上」と女性プレイヤーからの評判はモブを含めてとにかく最悪の一言。

アスナに至っては「怖い夢を見る直前の気持ち悪さ」「嫌いな食べ物を前にした感覚」と具体的で生々しい嫌悪感をコメントしている。


比較対象にされた壺井さんは泣いていい。


関連タグ

小物 お気に入りの悪党 ラスボス(笑)

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