契約モンスター
けいやくもんすたー
『仮面ライダー龍騎』において、ライダーと契約を交わしたミラーモンスターの事。
概要
特撮番組『仮面ライダー龍騎』における仮面ライダーは、ミラーモンスターの力を借りることでベントカードを始めとした特殊能力を有する。そのライダーたちと契約したミラーモンスターの事を便宜上契約モンスターと呼ぶ。
契約モンスターはライダーに使役される存在ではあるが、契約者がカードデッキ(より正確には契約のカード)を破壊されたり、契約モンスターに人間やミラーモンスターの魂を餌として与えなかったりすると契約者自身を「ただの餌」と見なし食い殺してしまう。小説版では120時間おきに他のミラーモンスターや仮面ライダーを殺害して餌として与えなければ契約を破棄し契約者を食い殺すという設定に変更された。
しかし、苦楽を共にするうちに情が湧いたのか、ドラグレッダーはアドベントのカードなしで自主的に龍騎を助けるよなシーンもあったほか、メタルゲラスやエビルダイバーのように契約者の死に対し何らかの感情的行動を取るモンスターも多数見受けられるなど、物語後半ではモンスターとの関係にそれぞれ変化が見られていた。
また、実際の所デッキを破壊されて自身のモンスターに捕食されたのはシザース=須藤のみであり、同じような状況になったTV本編のインペラー=佐野やTVSPの龍騎=真司は捕食されていない。これは上述のモンスターの懐き度合いに加え、須藤がボルキャンサーに積極的に人間を捕食させたため、ボルキャンサーが人間の味を覚えてしまっていたからと言う考察がある。