ICカード
あいしーかーど
概要
情報管理や個人認識のためにカードにICチップを内蔵したもの、電極のあるもの(接触式)と電極がなく、内蔵されたアンテナで短距離の通信をするもの(非接触式)がある。
pixiv内では、下記の説明にある「ICカード乗車券」に関するイラストが大半である。
ICカード乗車券
ICカードの電子マネー機能を公共交通機関の乗車券として利用するシステム。世界初のICカード乗車券である香港の「八達通」(オクトパスカード)が登場して以降、世界各地や日本中で導入されている。
pixivでは日本においてJRなどの鉄道会社やバス会社が発行する、ICカード乗車券に関連するイラストに付けられることが多いタグ。
日本では2001年にJR東日本が導入したSuicaが初である。
事前に一定の金額を入金（チャージ）し、自動改札にタッチするだけで列車に乗れるもの。
もちろん券売機で切符を買うことも可能。
また、一部のものは、コンビニや駅内の自販機、店舗などで使える電子マネーとしての機能も備えている。
さらに一部のカードでは船に乗船することも可能になった（Suica・PASMOで東京湾フェリーに、Suicaで佐渡汽船【フェリー航路二等に限る】に、PASPYで宮島航路に（松大汽船）、ICい～カードで石崎汽船に、はやかけんで福岡市営渡船、RapicaといわさきICカードとSUGOCAで桜島フェリーにそれぞれ乗船可能。）
pixivにおいては、各社のICカードマスコットキャラクターを描いたものや、擬人化のネタなどに用いられている。
Litbi氏のICカード擬人化作品「IC's!」が最も有名である。
各社のICカード
☆は「交通系ICカード全国相互利用サービス」のICカード（詳細は後述）
JRグループ
私鉄・公営・第三セクター
- ☆PASMO (首都圏の私鉄・バス各社)
- ☆manaca (中京圏の私鉄各社)
- ☆PiTaPa(関西の私鉄・バス各社および静岡鉄道・両備グループ・下津井電鉄バス・中鉄バス)
- ☆ICOCA（関西の私鉄・山陽バスおよびIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道）
- ☆KIPS PiTaPa/KIPS ICOCA（近畿日本鉄道。いずれもKIPSポイント機能付きである近鉄独自のPiTaPaおよびICOCA）
- SAPICA (札幌市交通局・札幌圏民間バス各社。☆印のICカードが利用可能。)
- ☆ICASnimoca（函館市企業局【函館市電】・函館バス。nimocaと共通使用可能)
- icsca（仙台市交通局・宮城交通。Suica仙台エリアで共通使用可能icscaエリアでは☆印のICカードも利用可能)
- せたまる (東急世田谷線) 発行および運用終了
- LuLuCa (静岡鉄道。☆のICカードが利用可能)
- NicePass(遠州鉄道)
- ICa (北陸鉄道)
- passca (富山ライトレール。えこまいかと共通使用可能)
- えこまいか (富山地方鉄道。passcaと共通使用可能)
- Hareca(両備グループ・下津井電鉄バス・宇野自動車。☆のICカードが利用可能)
- IruCa (ことでん。鉄道のみ☆のICカードが利用可能)
- ICい〜カード (伊予鉄道)
- ☆nimoca (西日本鉄道・昭和バスなど）
- ☆めじろんnimoca（大分県のバス。nimocaと共通使用可能）
- ☆はやかけん (福岡市営地下鉄)
- PASPY（広島県のバス・鉄軌道・船舶各社。☆のICカードが利用可能）
- 長崎スマートカード（長崎県のバス。鉄軌道）2019年よりnimocaへ順次切替、2020年運用終了予定
- ☆でんでんnimoca（熊本市交通局【熊本市電】。nimocaと共通使用可能）
- くまモンのICカード(熊本電鉄・熊本県のバス。熊本市電でnimocaと共通使用可能。くまモンエリアでは☆印のICカードも利用可能)
- RapiCa（鹿児島県の路面電車・バス・軌道・船舶。いわさきICカードと共通使用可能【鹿児島商船・垂水フェリーを除く】）
- OKICA（沖縄県の沖縄本島エリアの全ての鉄道および路線バス）
バス
- りゅーと（新潟交通。☆のICカードが利用可能）
- 宮交バスカ（宮崎交通）発行及び運用終了
- いわさきICカード（鹿児島県のバス・船舶。RapiCaと共通使用可能）
相互利用
各カードはそれぞれの通用区間等の制限があるが、上記の大半はソニーのFeliCa技術をベースとしているため、設定により相互に利用できるようにすることが可能である。
2004年にSuicaとICOCAの乗車券機能が相互利用可能となったのを皮切りに電子マネー機能も含めた相互利用化が進み、2013年3月23日より前記のうちKitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけんの相互利用が開始された（PiTaPaの電子マネー機能を除く）。この他、Hareca、PASPY等はICOCAの乗車券機能が利用可能となっている（逆は不可。また、HarecaはPiTaPaも利用可能）。
海外のICカード乗車券
香港「八達通」(オクトパスカード)、中国北京「北京市政交通カード」、米国ロサンゼルス「Tap」
ゲーム用のICカード
鉄拳シリーズやストリートファイターⅣのアーケード版では
専用のカードがあり、対戦成績を記録したり、腕前による段位を
あげていったり、キャラクターのコスチュームをカスタマイズすることもできる。
この他ICカード対応システムとしてNESiCA、e-amusementpass、Aime、バナパスポートがある。
又、最近では、データカードダスシリーズでも専用のICカードが出ている。