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プリミティブ(ウルトラマンジード)の編集履歴

2019-12-20 21:25:45 バージョン

プリミティブ(ウルトラマンジード)

ぷりみてぃぶ

ウルトラマンジードの形態のひとつ。

「決めるぜ! 覚悟!!」


データ

身長51m
体重4万1千t
飛行速度マッハ5.5
走行速度マッハ2
ジャンプ力750m
水中潜行速度マッハ1.5
地中潜行速度マッハ1.5
腕力10万t
握力6万t

概要

ウルトラマンジード基本形態で、ジードライザーウルトラマンウルトラマンベリアルウルトラカプセルフュージョンライズさせて変身した姿。

ウルトラマンフュージョンファイト!』での属性は「力」(赤属性)。これはウルトラマンティガ・パワータイプウルトラマンダイナ・ストロングタイプなどと同じである。


初代ウルトラマンはその名の通り、記念すべきウルトラシリーズ初のヒーローであり、ベリアルは本来ならば悪人が存在しない光の国で初めて悪に堕ちたウルトラマンで、両者は初めてという単語が共通している(実際、プリミティブも「原始的、素朴、幼稚」という意味があり、初代とベリアルのフュージョンライズした姿の名前としては相応しいだろう)。また、AnotherGenesisにおける初代ウルトラマンの姿がジードのそれと酷似しているという繋がりもある。


坂本監督によれば、プリミティブは「ウルトラマンの持つ正義の心」と「ベリアルの様な野性的な戦闘スタイル」を持つウルトラマンであるとのこと。


Geed no henshin Frame

変身シーン(いわゆるぐんぐんカット)では、一瞬だが背後にベリアルの目が映るという演出がある。渦の色は青と紫。


また変身中の掛け声も、リクの声に混じって、時折ベリアルの声が混ざることがある


容姿

銀色の体に赤いラインがアクセントとして挿入されたカラーリングという、典型的なシルバー族の外見をしているが、赤いラインに交じって黒いラインが走っているのも特徴。また、両腕にヒレ状の突起物がついている。


能力

基本タイプということもあり、能力のバランスに優れた姿とされている。

基本形態故かリク自身の力量がダイレクトに伝わるらしく、他の形態と比べると苦戦する描写がかなり多い(その分、その状況を一撃で打破するレッキングバーストの威力が目立つ)。そのため、この姿で最後まで戦い続けることは少ない。

経験を積んで力量があがり、この形態で敵と互角に戦えるようになった後も、他のフュージョンライズ形態に変身する場合がほとんど。


ただ、余程の事がない限りは(たとえ手の内がわかっている相手でも)まずプリミティブに変身し、それから様子を見て他のフュージョンライズ形態にチェンジしている。他のフュージョンライズ形態の変身が解除されてプリミティブに戻る場面もあることから、


初期変身形態(≒ウルティメイトファイナル)⇔プリミティブ⇔各種フュージョンライズ形態


という関係性になっている模様。


変身後の着地の際に両腕を地面に付く、拳を握らずに相手を引き裂く様な攻撃方法を用いるなど、獣を思わせるような野生的で荒々しい仕草が特徴である。バトルスタイルも初代ウルトラマンの泥臭いスタイルに近い。また朝倉リク役の濱田龍臣も指摘しているようにジャンプニーキックを多用しているのも特徴的か。


前作に登場したウルトラマンオーブ・サンダーブレスターはプリミティブのように悪と正義の戦士の力を組み合わせている形態だが、こちらはベリアルの力が強力過ぎるためか暴走の危険性が高かった(ただし、後に克服した)。

だがプリミティブは基本形態故なのか、サンダーブレスターほど強力ではない分、現時点で暴走するような側面は見られない。

ベリアルの息子故に闇の力に耐性があるとも考えられるが、ジードが生まれた本来の目的を踏まえると、ベリアルの力で暴走してしまっては元も子もないとも言える。


サンダーブレスターの場合はガイが闇へのトラウマが原因で覚悟を決めきれていなかった面もあるため、「決めるぜ! 覚悟!!」というプリミティブの決め台詞はある種、正統なセリフと言えるのかもしれない。


ちなみに次作品でもベリアル関係の力が一度拒絶されている。……もしかして息子に甘い?


ただ第17話では、ベリアルの誘惑に負け一時的に目が赤く染まり、(ゼロキメラベロスの戦いを精神世界から見たという形ではあるが)ゼロと戦っている。

その様は、かつてベリアルのウイルスによって心を乱されていたミラーナイトと似ている。


この状態はリクの精神状態の影響もあるらしく、劇場版『つなぐぜ!願い!!』ではゼロオーブが倒されるのを目の当たりにした際、怒りの感情から目が赤く染まることとなった(この際、明確にベリアルの声も出ていたことから、ベリアルの要素が色濃く出た状態と言えるかもしれない)。もしくはレイオニックバーストやレイモン(バーストモード)に近いのかもしれない。


使用技

必殺技

レッキングバースト【ウルトラマンジード】

両腕を十字に組んで発射する必殺光線。

リクの戦闘技術がまだ低いため、この技で逆転するという展開が多い。

詳細はリンク先を参照。


その他の技

  • レッキングリッパー

腕を胸の前で合わせてから水平に広げて放つ鋭い切断光線。


  • レッキングロアー

腕をクロスさせてから口から強力な超音波を繰り出す絶叫攻撃。

最終話で初使用したがベリアルの同系の技に威力で押し負けてしまった。

何気にウルトラマンでは珍しい口から放つ技である。


  • ジードバリア

前面に円状のバリアを展開して敵の攻撃を防ぐ。


  • ジードマルチレイヤー

最終話で、決して諦めないリクの強い意志が発動させた脅威の分身技。その時点で使用できる全てのフュージョンライズ形態に分身して戦う。

劇中ではジードの全5タイプに分身してベリアルアトロシアスと戦った

これがプリミティブ専用の技なのか、他のタイプでも使えるのかは不明だが、超全集ではどの形態とも別枠で紹介されている(本編の場合はプリミティブにリクの意思はあるが、各形態も別途で意識を持つとのこと)。


  • ジードプルーフ

ジードマルチレイヤーで集結したジード全タイプによる必殺技の一斉攻撃(技の特性上、正確にはプリミティブの技というわけではない)。

ベリアルアトロシアス戦ではギガバトルナイザーを破壊したうえ、アトロシアスを通常のベリアルに戻すほどのダメージを与えた。

なお、プルーフとは「証明」「証」という意味であり、主題歌および最終話のサブタイトルである「GEEDの証」を連想させるネーミングである。


  • ジードジェノサンダー

ライブステージで使用した技。

虚空から突然飛来したギガバトルナイザーを使い、闇の雷撃を放つ。


  • ウルトラカプセルの生成(正式名称不明)

ウルトラギャラクシーファイト』において初披露した技。

カラータイマーから空のウルトラカプセルを生み出す(星雲荘にある空のカプセルが転送されているのか、ブランクウルトラカプセルを直接生み出しているのかは不明)。

ゼロダークネスとの再戦を望むウルトラマンゼロを支援するため、その場にいたギンガビクトリーエックスオーブに力を込めてもらいニュージェネレーションカプセルα/βにしたカプセルをゼロに渡してウルトラマンゼロビヨンドへとネオ・フュージョンライズさせた。

この時ゼロが驚いていることからジード本編以降身につけた能力だと思われる(ウルティメイトファイナルへの変身の際にリクの状態で似たようなこともやってはいるが)。とはいえ、もともとジードが生まれた理由を考えれば、ある意味では正統な能力とも言える。


ジードクローを使った技

  • クローカッティング
  • コークスクリュージャミング

詳細はジードクローを参照。


合体技

  • インテグレートスパーク

ライブステージで使用した技。

ウルトラマンタロウのストリウム光線とレッキングバーストの重ね撃ちで、エンペラ星人に痛手を与えるほどの威力を持つ。

「ウルトラマンフェスティバル2018 ウルトラヒーロー合体わざ写真コンテスト」の最優秀作品のひとつで、『ウルトラマンフュージョンファイト!』にもルーブノキズナ2弾よりタロウとの合体技として登場した。


  • フュージョンクロスオーバー

『ウルトラマンフュージョンファイト!』ルーブノキズナ3弾にて追加された、オーブ・スペシウムゼペリオンとの合体技。

フュージョン形態を次々と駆使するラッシュ技であり、まずハリケーンスラッシュアクロスマッシャーに変身してオーブスラッガーランスとスマッシュビームブレードで連続切りを浴びせ、次にバーンマイトソリッドバーニングに変身して共に急降下キックと炎を纏ったパンチを繰り出して相手を吹き飛ばし、最後にスペシウムゼペリオンとプリミティブに戻って空中からスペリオン光線とレッキングバーストを放ちとどめを刺す。

よって、正確にはプリミティブの技というわけではないのだが、発動できる形態がプリミティブであるためここに記述する。


余談

スーツは第1話のプール撮影のために防水加工が施されており、これを応用して第16話での泥まみれの格闘や最終話での雨のシーンなどが取り入れられた。


関連項目

ウルトラマンジード ジード(ウルトラマン)

マルチタイプ フラッシュタイプ スペシウムゼペリオン


にせウルトラマン:こちらは言わずと知れたニセウルトラマン第一号。

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