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女帝の編集履歴

2020-07-09 22:52:11 バージョン

女帝

じょてい

女性の皇帝・天皇。あるいはそれに匹敵する権力を備えた女性を称える呼び方。

概要

権力のある高い地位の女性をそのように例えたり、国王の地位である「女王」であっても権勢が強ければ、そのように称したりもする。

タロットカードの「女帝」は「エンプレス(empress)」と呼ばれる。


史実

世界


日本

皇室では8人10代の女性天皇が存在している。

皇位につくべき皇太子が幼少のため、つなぎとして天皇・皇族の未亡人か未婚の内親王が皇位に就いたという見方もあるが、そのような立場の男帝も存在しており(天皇の孫が老成するまでの間皇位についた安閑・宣化天皇や東山天皇の成人を待った後西天皇など)、江戸時代の二人の女帝はともかく奈良時代の天皇は中継ぎであろうと年齢や政治的な実力を求められていたし、孝謙天皇に至っては皇太子として直々に指名している。

特に天皇だった者が皇位に就く重祚は日本では女帝二人しか例がなく、記紀のトリも女帝であるなど決して軽んじられる立場にあったとはいえない。

しかし、未婚で皇位に就いた内親王は、退位後も生涯を未婚のままで終わることとなった。

天皇名読み在位期間備考
第33代推古天皇すいこ592年~628年第30代・敏達天皇の皇后
第35代皇極天皇こうぎょく642年~645年敏達天皇の曽孫
第37代斉明天皇さいめい655年~661年皇極帝の重祚
第41代持統天皇じとう686年~697年第38代・天智天皇の第二皇女、叔父にあたる第40代・天武天皇の皇后
第43代元明天皇げんめい707年~715年天智天皇の第四皇女、天武天皇の第二皇子であり、異母姉・持統天皇の長子でもある草壁皇子の妃
第44代元正天皇げんしょう715年~724年草壁皇子と元明天皇の第一皇女
第46代孝謙天皇こうけん749年~758年第45代・聖武天皇と皇后・藤原光明子の第一皇女
第48代称徳天皇しょうとく764年~770年孝謙帝の重祚
第109代明正天皇めいしょう1629年~1643年第108代・後水尾天皇江戸幕府・2代将軍徳川秀忠の五女・和子の間に生まれた皇女
第117代後桜町天皇ごさくらまち1762年~1770年第115代・桜町天皇の第二皇女

日本神話に登場する神功皇后も女帝に称えられたりする(「日本書紀」にも一ヶ所「天皇」と表記されている)。

「重祚」とは同じ人物が2回以上皇位につくこと。日本では過去2例でどちらも女帝。


架空

そなたを完全に見下す

京都さん

毅然

覇道


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