春休み合体スペシャル
はるやすみがったいすぺしゃる
概要
7:30〜8:30までの1時間特番で、それぞれの作品のキャラクターが共演し戦う。
いずれも公開中の映画とも連動した企画となっている。
なおTVシリーズでの平成ライダーとスーパー戦隊の共演は2009年の『仮面ライダーディケイド』と『侍戦隊シンケンジャー』で既に実現していたが、そちらは飽くまでもそれぞれの番組枠の中での共演であり、1つの番組として放映したのは今回が初である。
2014年3月30日に放送。脚本は鎧武のサブライターでもある毛利亘宏、監督はトッキュウジャーのパイロット監督中澤祥次郎が務める。
『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』と連動している。
登場キャラクター(トッキュウジャー・鎧武以外)
バダン帝国の怪人。戦闘員を引き連れ仲間を呼ぼうとするが、失敗して何故かクラックを開けてしまう。
・鳴滝
映画でも中心人物の一人だった主人公を差し置いて何故かパペット片手に登場。
何してんのあんた。
車掌とチケットの知り合いらしく、紘汰にレインボーパスをプレゼントした。
モグラロイドにトドメを刺そうとするトッキュウジャーに立ちはだかる。
仮面ライダーフィフティーンと戦うために登場。V3はミオに「3号じゃないんだ」と突っ込まれた。まさか伏線だったのだろうか……
余談
special lap.4「単細胞はトップギアになるのか」byまず真(旧:kuzuRX)
2015年3月29日に放送。脚本はドライブのメインライターを務める三条陸。
『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』と連動している。
「春休み合体1時間スペシャル」というタグがついていることもある為、この作品に関係した検索だけをしたい場合はこのタグで探すのも手だろう。
あらすじ
妖怪ブルブルを相手に戦うニンニンジャー。そんな中、妖怪の起こした重加速を察知した仮面ライダードライブと出会うが、ロイミュードの仲間だと誤解されてしまう。
余談
共通する部分として『和風系ヒーロー』と『乗り物系ヒーロー』が共闘するなどが挙げられる。
また、前回の合体SPで呉島貴虎に「巨大ロボが暴れている」という知らせが入ったように、ニンニンジャーが召還したオトモ忍をブレンが目撃したが、疲れているための幻だったと解釈したため、ひょっとしたら今後の合体SPの恒例行事になるのかもしれない…と思われたがそんなことはなかった。
この作品ではスーパー戦隊と仮面ライダーの世界は別々のものだと十六夜九衛門の口から語られている。GPではニンニンジャーが再びドライブの世界にやって来るのだが、どうやってこの世界に再びやって来たのかは不明。(仮面ライダーの歴史改変の影響でスーパー戦隊の歴史も消えてしまうとかそういう理由で再びこの世界に来たのだろうか?)
また、GPは春休み合体スペシャルの後日談にも関わらず、両者共に初対面のような反応を見せている。
2016年は上記2作品と異なり1作品ではなく、それぞれのエピソードに相手側のキャラが客演する形での共演である。
どちらでもショッカーが相手で『ゴースト』終盤では新生仮面ライダー1号やウルガ怪人態が登場するなど『仮面ライダー1号』と連動した内容になっているがやや内容に矛盾点がある。
2017年3月26日放送企画、映画公開記念スペシャル!昨年同様に双方の主役がゲスト出演。
- 『宇宙戦隊キュウレンジャー』第7話「誕生日を取り戻せ」
誕生日を奪うという子供番組らしい展開。ダイカーンを追跡する中イカーゲンが現れたと思いきや、スペースイカデビルなる怪人と戦う事となる。
ショウ・ロンポーが送り出したたまたまあった特別キュータマによりエグゼイドが召喚された。
- 『仮面ライダーエグゼイド』第24話「大志を抱いてgo together!」
いきなり3体の怪人相手に苦戦するエグゼイドにたまたまそこへやってきたラッキーが応加勢した。
なお、途中CMに入るところで“この後、スーパースターシシレッドvs超濃い新社長”というアオリが表記されていたものの結局全然戦わなかった。
上記以外の共通点として
どちらも7:50頃に戦隊ロボと巨大化した敵との戦闘もある(メタに言えばスーパー戦隊にとってのいつもの時間)が、その巨大化した敵は仮面ライダー側の敵である。しかも何故かいつもの反応と違ってたり、戦隊側の敵の術が効いて巨大化しているため、仮面ライダーにとっては驚愕の光景にしかならなかった(もっとも、仮面ライダーで巨大戦は映画版やクロスオーバーくらいで、TV本編中では大きくても10mくらい)。
最終的にはスーパー戦隊と仮面ライダーが協力して敵を倒すという展開になるが、その前の場面でどちらかが「平和を脅かす存在とはいえ、本来の敵以外と戦うべきではない」「自分の所の問題が解決したのだから、これ以上余所の問題にまで関与すべきでない」と関係者に言われたり、考えたりして共闘をためらうシーンもあった。
同シリーズ同士でのクロスオーバーである『VSシリーズ』や『MOVIE大戦』シリーズと異なり、それぞれが別シリーズの作品であるため、ただの夢の共演のお祭り騒ぎで終わらせたくない、設定段階でも色々と深く絡むアメリカのスーパーヒーローとの差別化を図りたいという思惑もあったのだろうか。
関連タグ
スーパーヒーロー大戦シリーズ:戦隊とライダーの競演が目玉の劇場版作品。春休み合体スペシャルと少なからず関係がある。
イマジン戦隊デンオウジャー:『烈車戦隊トッキュウジャー』と『仮面ライダー電王』のコラボネタ。『スーパーヒーロー大戦』で競演。