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概要
タカラトミーのミニカー・トミカの販売50周年を記念して制作される事になったテレビアニメ。
トミカをモチーフとしたテレビアニメは「トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~(ドライブヘッド)」以来だが、「ドライブヘッド」は人命救助がメインテーマであったのに対し、こちらは侵略者との戦いがメインテーマとなっている。
アニメーション制作は「ドライブヘッド」や「新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」も手掛けたOLM。
2020年4月からテレビ東京系列局にて日曜朝9時台後半の枠にて放送される。制作ホスト局はテレビ大阪が務める。
この枠のアニメは2011年に終了した「最強武将伝 三国演義」以来9年ぶりの作品であるが、同作はテレビ東京との共同制作であり、テレビ大阪単独でアニメの制作ホストを務めるのは、その前番組「ジュエルペット」のアニメ第1作が終了した2010年3月以来10年ぶりである。
玩具
劇中同様の変形合体システムを備えたガオグランナー各機の玩具や、主人公たちがグランナーへの変身および戦闘時に使用するアイテムの玩具が発売される。
それらの多くに対応して連動音声が鳴る「コアグランナートミカ」をセットして遊べる「コアグランナートミカシステム」が最大の特徴であり、他局のちょうど真裏で放送中の長寿特撮番組(※)を彷彿とさせる商品展開が行われる。
※ただし、そのシリーズの今年度作品は奇しくもコアとなる小型アイテムによる音声連動を廃した(昔ながらの)商品展開を行っている。
その他玩具関連
2020年4月後半のマクドナルドハッピーセットにトミカが登場した際、ゴウの愛車である黒いGT-Rがラインナップされた。鍵状のパーツが付属しており、挿し込むことで発進遊びができる仕様。
おもちゃがあたる!ロボカバトル
2020年4月から稼働しているキッズ向けアーケードカードゲーム。「新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」放送中に展開されていた「カードがもらえる!超シンカバトル」と同筐体を使用しており、実質的な後継作となる。
本作の他「シンカリオン」「トランスフォーマーサイバーバース」が参戦しており、3作品の登場機体が描かれたカードが排出される。また、ゲーム中に300円を投入する(3枚カードを買う)と表示されるナンバーを用いて応募することで、特別仕様の「SPコアグランナートミカ(金メッキVer)」が当たるキャンペーンを実施している。
他メディア展開
トミカアースグランナーアカデミー
アースグランナーに関する情報を伝える配信番組。
アニメ放送に先駆けて2020年3月1日からYouTubeのタカラトミーチャンネルにて配信されている。アカデミーのティーチャーとして「さわっち」「やすっち」(※)が出演し、進行および玩具の実演を行う。
初期(第5回まで)は毎週配信されており、アースグランナー応援団長のよゐこが出演していた。第6回以降は不定期(2~3週に1回)配信となった。
※第8・9回はやすっちのみ出演した。詳細は不明だが、新型コロナウイルス感染症予防対策のために出演者を限定した可能性がある。
実写スーツ
ヒーロー(グランナーR、グランナーK)およびメカ(アースグランナーレオチータ)の実写スーツが製作されており、各種イベントに登場している。
あらすじ
地球の自転エネルギーから生まれる「アースエナジー」を狙い、宇宙から謎の敵「ダークスピナー」が襲来した。その野望を食い止めるべく、双子の兄弟である駆動ライガと駆動クウガは意思を持つマシン「ガオグランナー」と共に立ち向かう。
登場人物
アースグランナー
- 駆動ライガ/グランナーR(CV:石上静香)
- 駆動クウガ/グランナーK(CV:桜井春名)
- 駆動バリキ(CV:樫井笙人)
- 駆動マドカ(CV:遠藤綾)
- 熊猫イクゾウ(CV:鷲見昴大)
- 熊猫リン(CV:陶山恵実里)
- マッハゴウ(CV:福山潤)
- ジャイロン(CV:遠藤綾)
ダークスピナー
メカニック
ガオグランナーイーグル(CV:日野聡)
ガオグランナーサーベル(CV:田島彰寛)
ガオグランナーバッファロー(CV:手塚ヒロミチ)
アースグランナー
主題歌
オープニング
オーイシマサヨシ「世界が君を必要とする時が来たんだ」
PVにはグランナーR、グランナーKのスーツも登場する。
エンディング
ダヴィンチ:ポワロ「僕らがヒーロー」
「EGダンス」と呼ばれるダンスが付けられており、振付はキンタロー。が務めた。
関連タグ
よゐこ(本プロジェクトの応援団長を務める)
オートバックス(アニメ版でスポンサーを務める。それ以外でもコラボCMが作られ、本編中でもオレンジピットというオートバックスをイメージした店舗が登場)
勇者王ガオガイガー(タカラトミーの胸ライオンロボにおける先輩格。ガオグランナーレオはある意味でも中の人繋がりである)
他作品
超速変形ジャイロゼッター(車型メカがロボに変形、操縦するのは子供たち、秘密基地の存在などで類似案件。アニメはテレビ東京系列で同社に近いが、玩具展開などが他社)
トミカハイパーレスキュードライブヘッド~機動救急警察~(他局系ではあるが、前述のとおり前作と言えるトミカ変形ロボットヒーローアニメ。二代目主人公機サイクロンバイパーがモブのレーシングカーとして客演している他、偶然か狙ったのかこちらの主人公と主要人物の名が酷似している。)
新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION(操縦するのは子供たち、秘密基地の存在、玩具展開がタカラトミー、アニメーション制作がOLMという共通箇所あり。放送は他局系列だが、ニチアサに再放送が実施されている)
魔進戦隊キラメイジャー(自我を持つ車からロボットに変形する点で共通。ただしこちらはアニメではなく特撮ドラマであり、スポンサーはライバル企業、さらに裏番組)
タイムボカンシリーズ 主人公がヒーローに変身してメカ(ロボ)に乗り込み、悪役3人組と戦うという点で共通する。