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編集者:クモ屋敷
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ドラミドロ

どらみどろ

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモン(モンスター)の1匹。初登場は「X・Y」。

基礎データ

全国図鑑No.691
ぶんるいクサモドキポケモン
タイプどく / ドラゴン
たかさ1.8m
おもさ81.5kg
とくせいどくのトゲ /どくしゅ /てきおうりょく(隠れ特性)

他言語版の名称

英語 Dragalge
イタリア語Dragalge
スペイン語Dragalge
フランス語Kravarech
ドイツ語 Tandrak

進化

クズモー → ドラミドロ(Lv48)

概要

ポケモンXY』(第六世代)から登場するクズモーの進化系。

進化前と比べると体長が大きく伸び、シャープな外見になった事で、モデルとなったリーフィーシードラゴンに近づいた印象がある。

名前の由来はドラゴン+ヘドロ+アオミドロと思われる。そのタイプと見た目に相応しい名前と言えよう。

加えてタイプがどく・みずから、ポケモン史上初のどく・ドラゴンに変化しており、どくタイプファンにはたまらないポケモンとなった。

後の作品では同じタイプ構成のアーゴヨンムゲンダイナが登場している。頭のピンク色の笠も、光合成を行う事でドラゴンエネルギーを作り出す役割がある模様。

極めて縄張り意識が強く、自身の縄張りに近づく存在に見境なく攻撃を仕掛けるという非常に凶暴な性格。

吹き出すの威力はとても強力で、金属製の船底を腐らせ、タンカーを容易く海の藻屑にしてしまう程。その威力を狩りにも活用しており、自身を海藻に紛れさせ、気づかず寄ってきた獲物に毒を吹きかけて仕留めている。

そのため海に棲むポケモンのなかでも非常に危険なものとされており、「ドラミドロの棲む海域に迷い込んだ船は、二度と生きては帰れない」と言われるほど恐れられている。

その為、海のポケモン達も基本的にドラミドロへは近づこうとしないが、同じ藻屑モチーフのダダリンとだけは何故か非常に仲が良く、進化前共々共生関係を築いている。

名前の由来は恐らく「ドラゴン+ミドロ(深泥。藻類の一種)」から。ネコ型ロボットの妹とは特に関係ない。

英名も同じく「Dragon+alge(藻類)」であろう。

なお進化前のクズモーはYバージョンでのみ遭遇でき、X限定のブロスターとは対になる。水生動物がモチーフという点や、図鑑説明でタンカーを沈めているなどの共通点がある。

ゲームでのドラミドロ

HP攻撃防御特攻特防素早さ
6575909712344

能力値ではとくぼうの高さが目立つが、HPが低いのと回復技を持たないので見た目ほどは堅くない。それ以外の能力はそう突出しておらずそれなりと言ったところ。

ドラゴンタイプの最終形態では最も遅い為、ドラゴン同士の対決では不利であるが、トリックルーム下では逆に最速が見込める。

覚える技は自分のタイプである「りゅうせいぐん」「ヘドロウェーブ」を筆頭に、元みずタイプなだけあって「ハイドロポンプ」、変わり種として「10まんボルト」「きあいだま」「シャドーボール」「こごえるかぜ」、さらには「とける」や「じゃれつく」などがある。

ピンポイントに弱点を突いていくだけでなく、かなり広い範囲のタイプ技を覚えるので、上手く攻めに転じる事が出来れば頼もしい。

水棲生物モチーフのポケモンだが「ふぶき」と「れいとうビーム」を覚えない。覚えるこおり技はめざパか「こごえるかぜ」のみ。

ただし技のレパートリーはそこそこ豊富なので、他の技の組み合わせでこおりとほぼ同じ範囲に抜群が取れる。

どちらかと言うと耐久型と言うよりは堅いアタッカーという感じのポケモンで、変化技には乏しい一面もあるが、フルアタ構成で道具「とつげきチョッキ」を持たせればそれを気にすることなく耐久力の増強を図れる。

HP振りにしてチョッキを持たせると特殊方面は非常に硬くなり、一致抜群技でも確定耐えすることがある。

タイプ相性はでんきほのおみずくさタイプと特殊型の多いタイプに強い耐性を持つ。特にドラゴンタイプでありながらフェアリータイプが抜群ではない希少な組み合わせでもあり、タイプ一致のどく技で反撃できるという大きなメリットを持つ。

反面弱点のタイプは物理アタッカーが多く、特にじめんタイプや同じドラゴンタイプ相手には遅い事もあって何もできないと言える位不利になってしまう。

通常特性の方はいずれも相手をどくにする効果があるが、自ら相手に接触することはあまり無く、何回も接触(物理)攻撃を受けられるほど固くも無いのでイマイチ活かしにくい。

しかしORASでは、隠れ特性てきおうりょくがついに解禁された。これにより「ヘドロウェーブ」「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」といった主力技が強化されて、どく・ドラゴン両タイプにおいてトップクラスの火力でぶっ放す強アタッカーとなった。

さらに対戦環境で猛威を振るうメガフシギバナを始め、多くのくさ・どく・むしの併用タイプに対して非常に強く、フェアリーはもちろん、しぶとく居座ろうとするクレセリアポリゴン2にどく技を刺せるため有用である。

ただし、フェアリーの中でも強力所であるクチートクレッフィには主力の二つのタイプが完全無効化されるので何かしらの対策が必要になる。

第七世代から登場したアーゴヨンは、同じどくドラゴンの特殊アタッカーであり、特攻・素早さの面で大きく差を付けられてしまっている他、ほのお技も習得できる。

しかし特性によって1ターン目の一致技の火力はこちらの方が大きく勝る上、あちらはみず技やかくとう技を覚えられない故、無理して差別化を図る必要もないだろう。

スト-リーで使う場合でも「なみのり」と「たきのぼり」に加えて「ダイビング」も覚えるため、水辺の移動手段としてフルに利用することができる上に、寄ってくるみずタイプの技を半減で受け、「10まんボルト」などで蹴散らしてくれる。

みずタイプと一緒にパーティに入れて相性を補完しあうのも悪くはない。

更にストーリーではレベル差によるゴリ押しが効きやすいので、「どくしゅ」や「どくのトゲ」でも全く使えないことはない。

ただし、XY以外で野生のクズモーを捕まえられるのは終盤になってしまうため、早く手に入れたいならXYからの移動か通信交換を使おう。

余談だがドラゴンタイプ最弱技の「たつまきLv67という信じられない高レベルで覚える。

先に「りゅうのはどう」を覚えられるので覚える理由が全くと言っていいほど無いのだが、りゅうのはどう自体はクズモーの頃にも自力取得可能なのにたつまきは進化するまでは使えない。一体どういう意味が込められているのだろうか・・・

関連タグ

ポケモン ポケモンXY

どくタイプ ドラゴンタイプ タツノオトシゴ

クズモー

キングドラ:先輩のタツノオトシゴ型ポケモン

アーゴヨン ムゲンダイナ:後輩のどく・ドラゴンタイプのポケモン

アシッド・シーフォース…タツノオトシゴで、毒を操り、とけることができ、氷に弱い点など共通点が多い。

サルガッソー海&バミューダトライアングル…おそらく元ネタの一環

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