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いなほ(列車名)の編集履歴

2021-05-15 19:38:51 バージョン

いなほ(列車名)

いなほ

JR東日本が運行する特急列車、主に新潟と秋田の間で運行される。

特急「いなほ」

1969年10月1日国鉄ダイヤ改正で上野駅秋田駅間を高崎線上越線信越本線羽越本線を経由する気動車特急キハ80系使用)として運行開始。当初の目的は、特急「とき」「つばさ」の補完であった。

1972年の羽越本線全線電化で485系電車に置換。同時に青森駅発着の列車も設定される。また、電化によって上野駅~秋田駅の所要時間は約7時間30分となり、「つばさ」で行くより速くなりました」と広告(「つばさ」の所要時間は約7時間50分)し、特急「たざわ」が運転開始するまでは首都圏~秋田のメインルートでもあった。

1982年上越新幹線開業以降は、1往復を除き新潟~秋田・青森間の運行に短縮され、新潟駅で同新幹線に接続する列車となった。

この際、残された上野駅発着の1往復は「鳥海」(3代目)と名を変え、新幹線が上野駅に延伸される1985年まで運転された。また、「鳥海」の廃止と同時に酒田駅発着の列車も誕生した。

2001年の特急「白鳥」廃止後その任を引き継ぎ、また特急「雷鳥」の新潟駅発着列車廃止に伴い、青森駅発着の「いなほ」がJR在来線で最長の定期昼行特急列車(458.8km)となる。

しかし、2010年東北新幹線全線開業に伴うダイヤ改正で秋田駅~青森駅間が「つがる」に分離され、その座を特急「しなの(大阪~長野)」に譲った(その後2016年のダイヤ改正で「しなの」は全て名古屋発着になり、現在の最長昼行列車は「にちりんシーガイア」(営業キロ:411.5km)である)。


秋田新幹線開業後は酒田以南での利用がメインになり、新潟~酒田間の運行が4往復、新潟~秋田間が3往復が設定されている。


使用車両

イナホサァン

2013年9月28日常磐線フレッシュひたち運用)を追われたE653系(基本編成)が1000番台に改造されていなほ1往復で運行開始。

2014年7月11日に全定期列車がE653系に統一された。


過去の使用車両

特急北越・いなほ

485系の1000番台がかれこれ40年以上使用され、20世紀末には3000番台も仲間入り。「上沼垂色(かみぬったり)」と呼ばれる塗色である。たまに国鉄色の1000番台も走っていた。


その他

2005年に秋田発新潟行きの上り特急「いなほ14号」が強風にあおられ脱線・転覆する事故が発生した(JR羽越本線脱線事故)。

これは同年に発生したJR西日本JR福知山線脱線事故1991年信楽高原鐵道列車衝突事故と同様の重大鉄道事故となってしまった。


2021年2月13日に発生した福島県沖地震で東北新幹線が不通になった際、この列車が首都圏⇔秋田の代替ルートとなり、15日から23日まで「いなほ11号」が秋田まで延長運転された。


関連タグ

日本海縦貫線 山形新幹線 秋田新幹線 羽越新幹線

日本海 きらきらうえつ しらゆき

つばさ:当列車と同じく上野~秋田間を結ぶ特急列車。

きたぐに:1982年に新潟~青森間のスジを受け継いだ。

あけぼの/鳥海(JR東日本):前者は奥羽線、後者(4代目)は羽越線の寝台特急。後者は元・上野「いなほ」の運行区間を青森駅まで拡大して1990年に運行を開始したが、のちに初代「あけぼの」が山形新幹線開業にともない廃止されたため、「鳥海」を改め2代目「あけぼの」とした。

上越新幹線 とき新潟駅で接続する新幹線。在来線高架化により、2019年のダイヤ改正で対面乗り換えが実現。

羽越新幹線:「いなほ」と同じルートを通る新幹線の基本計画路線。今のところ建設に向けた動きはない。


未空イナホ:妖怪ウォッチ3の主人公。名前繋がり且つ魔改造繋がり。

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