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協力プレイの編集履歴

2021-06-06 17:49:37 バージョン

協力プレイ

きょうりょくぷれい

主にゲームで2人以上で力を合わせる形式のプレイ方法。

概要

複数のプレイヤーが協力してゲーム目標を達成する形式、またはその行為を指す。また、ゲームに限らず巧みな連携を協力プレイと呼ぶこともある。

似た用語にマルチプレイやオンラインプレイなどがあるが、こちらは敵味方に別れる対戦形式も含む。この場合はチーム戦で他プレイヤーと協力する要素があったとしても協力プレイ形式とは呼ばれにくい傾向にある。

ひと昔前においては複数コントローラーを用いて、1つのゲーム筐体1つのテレビ画面を共有する形のものが多かったが、近年においてはゲーム筐体自体がネットに繋げることを前提としたサポート方式を採用しており、ゲームにおいても遠隔地のプレイヤーとのネットを介しての協力プレイが主流となってきている。また、マッチング機能などを用意し見ず知らずのプレイヤーとの協力プレイが容易に行える環境が整備されている。

一方で家族や友人たちと同じ空間でゲームを楽しむ古き良き協力プレイをサポートする筐体も存在する。近年では「ニンテンドースイッチ」の「おすそわけプレイ」が該当する。


協力プレイは大まかに下記方式に分けられる。


複数プレイヤー方式

2人以上のプレイヤーが自らのキャラクターを操作する方式。協力プレイと言った場合に最初に連想するのはこの方式だろう。マルチプレイと呼ばれることも。

基本的には各プレイヤーは同等のゲームプレイができるが、ミッション選択などゲームプレイの大まかな方針の決定権はメインプレイヤー(ゲームによってはホストと呼ばれる)にあるなど、メインプレイヤー以外のプレイヤーに制約が設けられている場合もある。

プレイヤー人数に応じて難易度を上げるなどの工夫をしているタイトルも多く、協力プレイだからこそ味わえる歯ごたえのあるゲームプレイが楽しめる(「レイドバトル」システムなどが代表例)。


サポート方式

メインプレイヤーのプレイに対して他プレイヤーは限定的なサポートのみ行える方式。基本的にシングルプレイが前提であり協力プレイ要素はおまけ程度の位置付けであることが多い。

  • 帰ってきた魔界村:2人プレイに対応しており、2P側はサポートキャラを操作し魔法で主人公をサポートできる。主人公とは違いダメージを受けても死ぬことはないが、しばらく行動不能になる。
  • 風のクロノア2:2Pコントローラーを使えば任意のタイミングで主人公を大ジャンプさせることができる。
  • スーパーマリオギャラクシー:「アシストプレイ」システムが存在し、2Pコントローラーを使えば敵の妨害、アイテム回収、大ジャンプ、1Pへのいたずらができる。

緩やかなオンライン要素

ゲーム筐体がネットワーク接続を前提とした近年においては、シングルプレイのゲームにおいても他のプレイヤーのプレイが自身のゲーム環境に影響を与えるシステムが実装される例が増えている。代表例はダークソウルやBloodborneにみられる「幻影」や「メッセージ」システムである。性質上、協力プレイと呼ぶには双方向性を欠いている例が多いが、ここに紹介しておく。

  • アサシンクリードシリーズ:近年のタイトルではワールド内に他プレイヤーの死体が配置されることがあり、調べると敵討ちミッションに挑戦することが可能。成功すれば報酬を得ることができる。
  • ダークソウル,Bloodborne:同じ場所でプレイしているほかのプレイヤーの姿がうっすらと表示される「幻影」システムと他プレイヤーに対して警告などの「メッセージ」を残せるシステムが存在し、プレイヤーは特に意識することなシングルプレイゲームにおいてマルチ要素を楽しんでいる。
  • DEATH STRANDING:ゲーム内でプレイヤーの設置した建造物が他プレイヤーのワールドに出現しそれに対して「いいね」で評価をすることができるといった緩やかなマルチプレイを実現し、ゲームのテーマである「繋がり」を「遊び」を通して表現している。
  • 多くのソシャゲなどで実装されている「サポート」、「フレンド」などのシステムもここに分類される。

その他、協力プレイを前提としていないゲームに対して協力プレイで攻略する手法もあり、(一部機種の)音ゲーにおける和尚プレイがその一例と言えるだろう。


協力プレイができるゲーム一覧

ベルトスクロールアクション全般

  • 三国戦紀シリーズ:三国志を題材にしたゲームシリーズ。アーケード向けに開発されたゲームということもあり、協力プレイに対応しており4人プレイに対応している作品も。
  • シャドーオーバーミスタラ:得意分野の異なるキャラクターを操作するゲーム。協力プレイでは役割分担を行い攻略するというRPGを意識した要素を持つ。

ガンシューティングゲーム全般

アーケード形式が主流のジャンルであり、協力プレイ対応しているタイトルが多い。

MMORPG全般

アクションゲーム

FPS

  • Portal2:2点を繋ぐポータル(ワープゲート)を任意の場所に設置して様々なギミックを解くパズル要素の強いFPS。マルチプレイモードでは2人プレイに対応しており、基本ルールはシングルと同じながらポータルが2セット設置可能になったことで大きくゲーム性が変わっている。当然、それに応じた難易度のステージが用意されている。

音ゲー

  • 太鼓の達人:二人協力プレイが可能で1P,2Pで譜面が変わる他、同じタイミングで叩くことを要求される音符も存在する。

TRPG全般

ゲームマスターが課す試練に対しプレイヤー達が協力して攻略するジャンル(協力プレイの皮を被りながら壮絶な足の引っ張り合いをメインテーマとした作品もあるが)。

スマートフォンアプリ全般

筐体が通信機器のため、コンシューマーゲーム以上にオンライン環境構築の敷居が低く、オンライン要素のあるゲームは非常に多い。


他多数


協力プレイによる合体技があるゲーム

ゲームによっては協力プレイでしか出せない技である合体技が存在する。


備考

  • バトルトード:協力プレイによって難易度が大きく上がるゲーム。多人数参加を理由に難易度を調整している意味ではなく、片方がミスをするともう片方のプレイヤーも引きずられるというもの

関連タグ

ゲーム用語 Co-op レイドバトル

友情破壊ゲーム:プレイヤー同士の息がかみ合わないと、これに発展することも。


関連動画

  • 2人プレイ専用ゲーム「It Takes Two」公式トレーラー

  • 「三国戦紀」の協力プレイ動画

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