「ゲゲルパギダギ・ジャグリババ……」(ゲームは暫し、休みかな……)
データ
概要
ゲゲルにおいて審判役等管理に徹するラ集団に所属するコンドルの能力を持ったグロンギ。警察からの呼称は未確認生命体第47号、人間体はB群9号。
人間体は、ニット帽を深く被り、口元を白い布で覆った男性。言葉を発するときは低い声で手短に喋り、また瞬間移動めいた動きを見せる事もあり、グロンギの中でも得体の知れない不気味さを強調されたキャラクター。
ゴ集団のゲリザギバスゲゲルで殺された人数を、バグンダダという算盤状のカウンターでカウントする審判的な役割を担う(メ集団やズ集団は自分で数え自己申告していた)。
その役目上怪人体を見せることは殆どなかったが、終盤で披露。コンドルというよりは烏天狗を思わせる容姿で(もっとも、烏天狗は猛禽類がルーツなのでその点では間違っていない)、トンファーを武器とする。
活躍
初登場以来、人間体はほぼ毎回登場するものの長らく怪人体の姿を見せなかった。
第44・45話にて、クウガとゴ・ガドル・バの対決をバグンダダを持ちつつ監視していた際に、一条薫の射撃でバグンダダを破壊されてしまう。
それに逆上した際に怪人体へ変身し一条を攻撃した後、逃亡。(突き落とされた一条は屋外の階段に宙ぶらりんでしがみつき、転落しないよう持ちこたえていた。その後なんとか階段の踊り場に着地したようだが、手足に痛みが残っている様子であった)
バグンダダを破壊されてしまったことによりルール上ガドルの殺害人数がリセットされゲゲルをやり直す事になってしまい、その失態の責任を問われガドルと戦うことになってしまう。
ゴ集団内でも飛び抜けて高い実力を持つガドルと、互角の戦いを繰り広げる強さを見せるも翼を毟り取られ、逃走する。しかし一条にマーキング弾を打ち込まれていたことで居場所が発覚、彼が追跡後に杉田守道と桜井剛に報告したことで警察に追跡される。
ガドルとの戦いで負傷し動けない五代の代わりということもあって3人も士気が上がっていたため、着地したところに杉田・桜井から神経断裂弾6発を撃ち込まれる。
もがき苦しみながらも最後は人間態に戻り、そのままバッタリと倒れ込み死亡した。
クウガによって殺されなかった数少ないグロンギの一人である。
『仮面ライダーディケイド』
『仮面ライダーディケイド』では第2話の「クウガの世界」に登場。こちらでは未確認生命体第8号であった(余談だが本編の8号はズ・ガルガ・ダ)。
メ・ギャリド・ギのゲゲルを手助けしていたが、ギャリドがクウガに倒されると慌てて逃走を図る。しかしペガサスフォームのブラストペガサスを受け空中で爆死した。
その後第3話ではン・ガミオ・ゼダに殺された通行人がドルドに変貌を遂げている。
漫画版
刑務所内で凶悪犯たちを洗脳して大脱走を敢行し、魔石ゲブロンの原石(家ほどもある大きさ)の発掘に乗り出す。
その後、津上雪菜を始めとする囚人達を魔石の力でアギトに覚醒させる。
余談
劇中で怪人体を表す以前は何種の怪人なのかは伏せられていたが、公式サイトのURLには「kondoru」、画像タイトルには「コンドル男」と付けられておりガッツリネタバレされていた。
人間態を演じた婆裟羅天明氏は、本編中は最後までニット帽と白い布で顔を隠していたが、当時は素顔の方がコンドルをイメージさせる外見であった。(下記の『ウルトラマンティガ劇場版』に登場したヒュドラ人間態参照)
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダークウガ 怪人 ライダー怪人 未確認生命体 グロンギ グロンギ語 ラ集団 コンドル
関連・類似項目
ズ・ネズマ・ダ、???:同じくクウガに倒されずに死亡したグロンギ。
ヒュドラ(ウルトラマンティガ):こちらも同じ人が演じている。しかも超古代にいた悪役繋がり
ストロングベア:同じく人間に負けた怪人。最もこちらは相手が悪すぎたのだが。
ゲバコンドル、ジェットコンドル、ネズコンドル、火炎コンドル、ジンギスカンコンドル、コンドルヤミー:コンドル仲間。
未確認生命体第○号
ゴ・ガドル・バ(46号) → ラ・ドルド・グ(47号) → ゲラグ(48号)
ゴ・バダー・バ(B群8号) → ラ・ドルド・グ(B群9号) → ゴ・ジャーザ・ギ(B群10号)
外部リンク
Web archive「仮面ライダークウガ」公式サイト kuuga dimension GURONGI