はじめに
当記事は「ロックマン(キャラクター)」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
ファイター番号は46、通り名は青きメタルヒーロー。
デザインはロボットである事をより強調し、腕部に始まるロックバスターや脚部の膝関節が、よりメカニカルなものになっている。
ファミコン時代のロックマンをモデルにしているため、声や台詞は一切ないが、その再現性は非常に高く、ファンからは「ドット絵でもないのにここまで正確にトレースするとは…」という驚きの声も上がっている。
さすがに他のファイターのワザをゲットする事はないが。
特徴
豊富な飛び道具やワザを持つ射撃型ファイター。
相手の戦闘領域外から攻撃を仕掛けるのを得意とする。
使用するワザは『ロックマン』シリーズの武器を中心に構成されており、珍しく『スマブラ』オリジナルのワザは一つもない(起き上がり攻撃、ガケのぼり攻撃を除く)。
各ワザで使用する武器などは以下の通り。
弱攻撃、横強攻撃、通常空中攻撃 | ロックバスター |
---|---|
ダッシュ攻撃 | タップスピン |
上強攻撃 | ロックアッパー |
下強攻撃 | スライディング |
横スマッシュ攻撃 | チャージショット |
上スマッシュ攻撃 | スパークショック |
下スマッシュ攻撃 | フレイムブラスト |
前空中攻撃 | フレイムソード |
後空中攻撃 | スラッシュクロー |
上空中攻撃 | エアシューター |
下空中攻撃 | ハードナックル |
つかみ・投げ関連全て | スーパーアーム |
通常必殺ワザ | メタルブレード |
横必殺ワザ | クラッシュボム |
上必殺ワザ | ラッシュコイル |
下必殺ワザ | リーフシールド |
最後の切りふだ(開始時) | ブラックホールボム |
弱攻撃・横強攻撃・通常空中攻撃が全て「ロックバスター」となっているのが最大の特徴。
一度に3連射まで可能で、連射中に歩いたりジャンプしたりすることもできる。
横スマッシュ攻撃「チャージショット」は、スマッシュ攻撃としては全ファイターの中でも珍しい飛び道具。
フィニッシュワザとしては十分なふっとばし力と、全キャラ中トップという反則級の長大なリーチを誇る。
ただし、原作と異なり歩きながら溜めることはできない。また、画面の端までは飛ばず、溜めた時間が長いほど射程が伸びるという特徴を持つ。
上強攻撃「ロックアッパー」は、範囲こそ狭いものの、凄まじい速度の発生とロックマンのワザの中でも飛び抜けて高いふっとばし力を持つ。対空やコンボの締め、撃墜手段として非常に優秀なワザ。
伊達に桜井氏から「昇龍拳のようなワザ」と称されただけのことはある。
ロボット故か、小柄な体格に似合わず体重はやや重めで、実質的な防御力はかなりのもの。
弱点としては、スマッシュやフィニッシュするワザの後隙が大きい、全体的にはふっとばし力の弱いワザが多く、横への復帰力が低いこと。
そして様々な距離で戦えるものの、その飛び道具による長大なリーチが災いし、接近戦において手軽に振れるワザが少なく、行動の選択肢も狭い。そのため、一気に懐に潜り込まれる、至近距離で正面からの殴り合いを続ける、といった急激な地上接近戦が不得意な点。
また、攻撃の大半を飛び道具に依存している関係上、反射ワザを持っていたり、アイテム「フランクリンバッヂ」を装備した相手が苦手で、フィールドスマッシュの最終戦やスペシャル乱闘の「反射乱闘」では飛び道具は無力と化し、空中戦もしくは苦手な地上接近戦を余儀なくされる。
全体的にクセが強いが、使いこなしたときの爽快感や嬉しさは相当なものであろう。
先述のようにロックマンは操作感や挙動が原作にほぼ近いので、原作慣れしていると自然とヒット&アウェイの戦法をとりやすくなりやすい傾向が強くなると思われる。
相手を「ブラックホールボム」で異次元空間に吸い込み、EXE・X・流星・DASHのロックマンを召喚させて高出力のバスター斉射で相手を一掃するという、ファン感涙ものの超豪華なワザとなっている。
経緯
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
2013年のE3で、初公開映像に続いて参戦が発表された。
以前からスマブラへのロックマンの参戦を熱望する声は国内外問わず多く、参戦が発表された際に世界中のロックマンファンが歓天喜地したのは言うまでもないであろう。
……その直前に発表されたファイターと、その数時間後に発表されたファイターのせいで、微妙に霞んでしまったとか言わないように。
『for』では既存の必殺ワザをアレンジした「カスタマイズ必殺ワザ」が実装されているのだが、ロックマンの場合は武器そのものが変わり、性能も大きく変化する。
選択できるカスタマイズ必殺ワザは以下の通り。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
2018年のE3で公開された映像で、歴代のファイターが続々と登場する中、正式タイトル発表直前に満を持して登場。他社組の大トリを飾り、全員参戦を改めて強調した。
「ロックマンスペシャル」にブルースとフォルテが加わり、合計7人でバスターを斉射するようになった。
…影で切りふだに出られずスピリットもNOVICE・HOPE扱いの『ゼクス』主人公が泣いているような気もするが。
一方で「カスタマイズ必殺ワザ」の廃止により、使用できる武器の種類が減ってしまったのはやや残念なところ。
勝ちあがり乱闘「Dr.マリオの謎」
ROUND | 敵 | 元ネタ |
---|---|---|
1 | アイスクライマー | アイスマン |
2 | サムス | メタルマン |
3 | ドンキーコング | ウッドマン |
4 | キャプテン・ファルコン | クイックマン |
5 | ロックマン×6 | 『1』のボスラッシュ |
6 | ガレオム | ガッツタンク |
BOSS | ドクターマリオ→ミュウツー | Dr.ワイリー→エイリアン |
ルート名の元ネタである『ロックマン2』(一部は『1』)のボス戦を再現した構成。
そのためか、最終戦よりも前にボスキャラクターが登場する。
また、BOSS直前よりも前にボーナスゲームが配置されているルートの一つでもある。
ロックマンの場合はROUND5以降がワイリーステージに相当するため、ROUND4とROUND5の間に配置されている。
関連タグ
ロックマンシリーズ参戦ファイター
No | ファイター | 初参戦 |
---|---|---|
46 | ロックマン | for |
ファイター番号順
45.むらびと→46.ロックマン→47.Wii Fit トレーナー