概要
次元戦団バイラムが新たに生み出す怪人。
ラディゲが切り札として投入した魔獣セミマルをグレートイカロスに倒され、「戦力の増強が必要」と考えたマリアが次元虫に地球上の全生物の遺伝子を組み込んで強化させた「バイオ次元虫」を生み出した。
バイオ次元虫を物体に寄生させ、更に生物の遺伝子も付加させる事で誕生する。
物体に取り憑いて誕生する点や巨大化の方法は通常の次元獣と変わらないが、細胞に2つの核を持つ点が異なる。
しかし遺伝子合成の代償でバイオ次元虫は繁殖能力を持たないらしく、次元虫と異なり「子孫を残せない一代限りの生物」となってしまった(放送当時に発売された雑誌『B-CLUB』での裏設定によれば、「最後はバイオ次元虫が底を突いてしまった為、バイラムは異次元生命体メタモルを繰り出してきた」らしい)。
通常の次元獣とは異なり、多くの個体は人語を喋らない。
↑ラディゲが初めて生み出したバイオ次元獣・ヨロイスネーク
巨大化
取り憑いているバイオ次元虫の能力によって巨大化する。
通常の次元獣と同様、ジェットマンに一度倒されてもバイオ次元虫が無事な限り、バイオ次元虫が再生巨大化させる。無論、バイオ次元虫諸共倒されると巨大化できない。
一覧
ラディゲ製作
マリア製作
グレイ製作
トラン(トランザ)製作
共同制作
ラディゲ&マリア&グレイ
製作者不明
※ ギロチンコウモリはドラマCD『鳥人戦隊ジェットマン スーパーアクションサウンド』に登場するオリジナルのバイオ次元獣である。
第34話のジゴクメデューサはバイオ次元獣ではなく、放送終了後に発売されたビデオ『戦隊大図鑑Vol.2』においても「異次元生物ジゴクメデューサ」と呼称されている。
第46話のトマト大王もバイオ次元獣ではなく、こちらはビデオでバイオ次元獣の後で紹介されている為に紛らわしい。
関連タグ
同じく生物+器物の怪人
・メカシンカ (有尾人一族ジャシンカ帝国所属) 『科学戦隊ダイナマン』
※ 但し、バイオ次元獣とは逆に生物がベースになっており、そこに器物の要素を加えた怪人となっている。