刑事ドラマ
けいじどらま
警察・刑事の活躍を主題にしたドラマ。
概要
刑事が主人公のテレビドラマ。
事件捜査での活躍を主としたもの、事件の推理を主としたもの、一人の主人公を中心にしたもの、数人の刑事が主人公のチーム物、シリアス、コメディ、人情物など色々なパターンの刑事ドラマが存在する。
規制が良くも悪くもおおらかだった昭和時代と平成初期は、下記の「太陽にほえろ」・「西部警察」・「あぶない刑事」などのカーチェイスや銃撃戦をメインとする過激でハードボイルドな刑事アクションドラマが大盛況であった。
しかしながらバブル崩壊後、1990年代中期から令和現在に至るまでは、放送コンプライアンスなど規制が非常に厳しくなったうえに、不況による経費削減から、下記の「相棒」・「踊る大捜査線」・「古畑任三郎」などの銃器類やヴァイオレンス要素が非常に少ない推理・探偵をメインとするソフト路線ドラマへと移行するようになった。
過去にあった激しいアクションはあまり見られなくなったが、現在においても犯人との交戦による逮捕術や、爆弾処理などの緊迫したアクションシーンは健在である。
テレビ時代劇の後継としての要素を持ち、テレビ視聴者の高齢化が進む中で視聴率を獲得しやすいジャンルであるため、2010年代あたりから国産ドラマのかなりの割合が刑事ドラマとなっている。
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