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特捜9

とくそうないん

『特捜9』は、2018年4月11日からテレビ朝日系の「水曜21時」枠で放送されている日本の刑事ドラマシリーズ。『警視庁捜査一課9係』の続編にあたる。主演は井ノ原快彦。
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概要

2006年から2017年に同枠で放送された『警視庁捜査一課9係』シリーズの続編。
題名は「9係」の世界観を受け継ぐとともに、所属部署が9人チームの「特別捜査班」であることにちなむ。

あらすじ

加納倫太郎の元に集まった個性的な刑事達が盤石のチームプレーで数々の事件を解決してきた警視庁捜査一課9係。しかし倫太郎がテロ対策室のアドバイザーをするために9係を離れた。
それでも残ったメンバーは数々のトラブルに巻き込まれながら事件を解決してきたが、
とある事件がキッカケで何者かの手により9係は解散し、メンバーは散り散りとなった。

それからしばらくして神田川警視総監は事件の早期解決を目指す「独立した捜査班」の結成を指示。
かつての9係のメンバーが再集結し、そして新メンバーも加わり「特捜9」として、事件を解決することとなった。

警視庁捜査一課特別捜査班

神田川警視総監が、「事件の早期解決」を目的として新たに設立した捜査班。
9係が「解散させられた」理由については第1話の終盤における村瀬達の会話から、
1年前のとある事件での「捜査ミス」「捜査員の自殺」が関係していることが見て取れる。
(その事件の詳細はSeason1最終話で明かされることとなる)
浅輪達も、当初は「1年前と同じ事の繰り返しになるかも知れない」として、
特捜班のメンバー入りに否定的だった(後に、いつかその理由を暴いてやろうと思っている)。
部屋には青柳から9係時代に使っていたコーヒーメーカーが持ち込まれている。

基本的なノリは以前の9係と変わらず、仕切るのが浅輪になり、ペアで調べ上げて、
まとめて話しつつ班長が助言をしながら事件を解決している。
season1の最終回では、とある殺人事件が1年前の出来事と宗方が関わったとされる5年前の事件が繋がっている事が判明し、
再び解散の危機に瀕したが、諦めない彼らは解決に導き1年前と5年前の雪辱を晴らした。
事件後は解散の覚悟を固めていたものの、
神田川警視総監の寛大な処置により解散せずに残ることとなったが、
season2の最終回にて宗方は浅輪を守る為に5級警部補に昇進させ、
自ら退職願いを出して警視庁から去ってしまった。
その後、season3では特捜班の新班長として国木田が赴任。
しかし、彼は一切捜査しない上に明確な理由もなく定時で帰ると言う宗方以上の曲者だったーー。

特別な捜査班であり、犯人逮捕のためには危ない橋も渡ったり、
現場の刑事達に煙たがられる事もあるが、
捜査権があるお陰か某陸の孤島より非常にまろやか。

登場人物

詳細は「警視庁捜査一課9係」も参照

浅輪 直樹(あさわ なおき)
演 - 井ノ原快彦(V6)
特捜9から本格的な主役となった(字幕放送では黄色表記)。
9係解散後、加納倫太郎の娘・倫子と結婚し、新婚生活を満喫中。
ある日、宝石店を襲撃した強盗犯を追跡中、宗方に出会い、彼の協力で犯人を確保。
彼から最初に特捜班に召集され、旧9係の仲間を集めて事件解決後、
巡査部長であるにも関わらず宗方から主任を任せられた。
そして、Season2の初回で宗方の特別措置でついに5級職警部補へ昇進し、
名実共に特捜班の主任となった。
妻となった倫子手製のお菓子を持参してメンバーに振る舞う事も。
なお、これまでは加納とコンビを組む事が多かったが「リーダー」であった加納が去って以降は「立場が逆転」し、自身が「リーダー」として新藤とコンビを組む事が多くなっている。

小宮山 志保(こみやま しほ)
演 - 羽田美智子
むらこみ」コンビの「こみ」の方(字幕放送では緑色表記)。
浅輪から特別捜査班の誘いを受けていたが、9係の解散の経緯から「上手くいかないんじゃないかな?」と断っていたが、事件解決後に特捜班のメンバーとなる。
仕事に生きる女として覚悟を決めていたが結婚も視野に入れているらしく、
刑事の傍ら、婚活に精を出している模様。
しかし、回を重ねるごとに村瀬とは同僚以上の関係性を見せるようになってきている。
彼と並ぶとやたら「昼ドラ」「花嫁」「のれん」を連想する視聴者が多いが、
恐らくは他人の空似である。

村瀬 健吾(むらせ けんご)
演 - 津田寛治
むらこみ」コンビの「むら」の方。
浅輪から特別捜査班の誘いを受けていた。
事件解決後、正式に特捜班のメンバーとなるも、
主任が自分ではなく浅輪が選ばれた時には不満を露に。
出世しか頭にないような節はあるが、実は熱い刑事魂を内に秘める。
Season3のある回で「埴輪」呼ばわりされた事で、
一部の視聴者達からも面白がって呼ばれる事がある。
Season4では犯人に腰の部分をナイフで刺され、意識不明の重体に陥ってしまう。
そして、班員達の地道な捜査によって犯人を捕まえたと同時に意識を取り戻した。
しかし、その時の怪我で上手く歩行出来なくなった為、
現在は仕事から離れてリハビリを続けている。
小宮山と並ぶとやたら「昼ドラ」「花嫁」「のれん」を連想す(ry

青柳 靖(あおやぎ やすし)
演 - 吹越満
矢沢とコンビを組む顔が怖い方。
警察上層部から「警察官を続けたければ、『訳あり女(妙子)』と縁を切れ」と迫られるが、
妙子の為に警察を辞職。そのことを妙子に隠したまま就職活動を行っていた。
かつてコンビを組んでいた矢沢と浅輪から特別捜査班の誘いを受けていたが、
9係の解散の経緯から「戻っても同じ事の繰り返しだろ?」と言って断っている。
その後、面接を受けていた調査会社から採用の連絡を受けたが、宗方に会ったことや、
採用の連絡を受けたときに妙子の反応を見て、特捜班の一員として警察に復帰する。
村瀬との不仲は相変わらずで、浅輪が「特捜9」の主任候補として挙げられた際には、
「(主任は)村瀬じゃなきゃ誰でも良いよ」と口にしていた。

顔がフライドチキン男龍井尚久(とセトー)によく似ており、特に後者に関してはSeason3でナダのそっくりさんトワのそっくりさんコウのそっくりさんに会うなど楽屋ネタには事欠かない話題を提供していた。

矢沢 英明(やざわ ひであき)
演 - 田口浩正
青柳とコンビを組む顔がまろやか(余談だが、本番組の前枠に当たる「くりぃむクイズ ミラクル9」のある回で解答者の一人として田口が出演した際には「下着泥棒」呼ばわりされてしまった)方。
浅輪から特別捜査班の誘いを受けるも、彼にに青柳が警察を辞めたことを告げ、かつて一緒にコンビを組んでいた青柳を特別捜査班に勧誘するが断られている。
事件解決後、正式に特捜班のメンバーとなる。
青柳の意地の悪さに振り回されることも多いが、 彼の良い面も悪い面もよく理解していて、
厳しく叱る事も出来る「青柳のお目付け役」といえる存在。
休日は売れっ子漫画家である妻のアシスタントをしている為か、捜査に必要な似顔絵の腕前はプロ級。

新藤 亮(しんどう りょう)
演 - 山田裕貴
警察官だった父親の背中を追って自らも警察官になったイマドキ刑事。
スマホ(断じてモバイレーツから機種変した訳ではない)やパソコンで事件関係者の情報を掴むのが得意。
浅輪が宝石店を襲撃した強盗犯を追跡中に遭遇し、彼と協力して強盗犯の一人を確保した。
刑事部長から特捜班への異動を命じられ、以降は浅輪とバディを組む事に。
運動神経が高く、積極的で実直な性格だが、若さ故に結果を早く出そうとする傾向があり、
ベテランの浅輪達に叱られたり、イジられる事も少なくない。
配属された当初は浅輪達の地道な捜査能力を軽んじていたが、彼らとの触れ合いを通じ、
その能力と地道な捜査方針の大切さを理解したことで見直すようになる。
目つきの鋭さから参考人に話を聞こうとして逃げられたり、犯人と思われて捕まったり、
果ては犯人に殺されかけたりなど巻き込まれ体質。

中の人が豪快な青い海賊(に変身する人)を演じていた事もあってか、新藤の私物には青色の物が多い

国木田誠二(くにきだせいじ)
演 - 中村梅雀
season3より登場した警視庁広報課の主査(字幕放送では水色表記)。
警視庁屈指の切れ者と噂される謎多き人物で、警視庁の変人並みに誰に対しても敬語で接する一方、無機質かつ機械的。
とある河川敷で起きた発砲事件で犯人に繋がる証拠を浅輪に託し、間接的に解決へと導いた。
その後、神田川の指令で特捜班の班長となるが「捜査は一切しない」と自ら宣言し、定時を理由に帰ってしまった。
私物の片付けを後回しにする部下達にイラついている…と言うより、やや神経質で自分の身の回りを綺麗にしないと落ち着かない性格のようだ。

なお、放送上では初回早々に字幕放送では(主人公やそれに準ずる活躍をする登場人物に成される)「色付き」である事が判明し、視聴者達からも活躍を期待されたものの、序盤では目立って活躍する事が少なかった(要所要所で証拠物件を託したり、必要な根回しを行うなど「間接的な形で」重要な役割は果たしていたものの、それでも加納や宗方と比較すれば能動的に動いていた訳ではない)ためか、中村がかつて演じていた「信濃のコロンボ事件ファイル」シリーズ(2001年〜2008年に放送されていたテレビ東京版。今風に言えば「本作の放送時間帯的に裏番組」でもあった)の主人公・竹村岩男と重ね合わせて、しばしば「9係と信濃のコロンボが共同捜査しているだけ」だの静岡を拠点にしているスクールアイドルグループ同姓のメンバーに準え「あの人はマルの親戚か何かなのか?」などと冷やかされる事も少なくなかった。

さらに諸事情で撮影が進まず「収録済みの放送回」を全て消化してしまい、一時的に「傑作選」の放送を余儀なくされた事により、視聴者の間でも良くも悪くも彼の存在意義が問われ始め、回が進むに連れ「9係の面々とソーシャルディスタンスしている」「もしかしたら9係の面々だけでも話が成立しそうだから今季限りで『お役御免』になるかもしれない」「もはや(国木田の存在は)空気同然だから居ない方が良いのでは?」などと散々な言われようだったが、再開後の一発目となる回ではほぼメイン回といえる活躍を見せた

そして、Season3の最終話にて「何故『捜査に参加する事に消極的なのか』という論理に至ったのか」という一連の真相が明かされた
実は着任前の部署である事務方に回る前(Season3より3年前)は捜査一課6係の係長だったが、あるストーカー殺人事件で逮捕した容疑者に執拗な取り調べを行い自供に追い込んだが、その容疑者は無罪であった事が部下の捜査で判明、その事件の担当検事に拘留の取り消しを必死に説得するも、裁判で有罪になり、牢屋の中で自殺。冤罪を生んだとして6係は解散に追い込まれ、部下達は警察を辞め、新しい仕事に就いた。

それ以来「自分に捜査する資格はない」と思い、特捜班の班長になっても班員達と距離を置いていた
しかし、諦めない班員達の姿勢に感化されていき、最終的に彼らと共に真犯人に辿り着く
その後、神田川に対し退職願を出すも、彼の粋な計らい(国木田に「まだ先方に線香を上げてないのか」と機転を利かせて促す)で警察に留まり、改めて特捜班の班長として赴任。その時の表情は憑き物が取れたかのように穏やかな物に変わっていた

Season4では「憑き物」が取れた事もあり、ようやく主査らしく活躍する場面が…と思われたが、
前よりはマシになったとはいえ相変わらず裏方に徹している状態である。

その他登場人物

宗方 朔太郎(むなかた さくたろう)
演 - 寺尾聰
season1からseason2までの班長(字幕放送では水色表記)。
とある事件をきっかけに退職していたが、神田川から直々に特別捜査班班長に「子育て優先」という条件を申し出た上で任命された。
当時2才の桜庭琴美を引き取り、以来男手一つで育てている。
浅輪が宝石店を襲撃した強盗犯を追跡中、琴美と一緒にいた時に出会い、犯人確保に協力した。
加納と同じく、部下には命令を下さず、それぞれが自由に動くことを容認している。
早瀬川から「良い部下をお持ちになりましたね」と言われた際「部下ではありません。仲間です。」どこかで聞いたような返答をした。
時折、浅輪家に琴美を預けたり、ご飯をご馳走になる事も。

しかしSeason2最終話にて、浅輪を警部補にするという目的を果たしたことと、彼を守るために自ら辞表を出し「琴美の将来を考えたい」と言い残して特捜班から去ってしまった。

神田川 宗次朗(かんだがわそうじろう)
演 - 里見浩太朗
警視庁警視総監であるが、上層部からの圧力を良しとしない人格者。
特捜9」を作中で命名しているが定着までには至っていない(作中での描写とはいえ、実際視聴者の間ですら「9係」で通じてしまっているのが現状である)。

警察の捜査が、官僚からの圧力等によって強制的に中止させられたりする事を「くだらないシガラミ」として不服に感じており、特捜班の設立を考案したのも「(シガラミによって事件が闇に葬られないようにするために)『シガラミに囚われない捜査』を行う為の班が必要」という意向によるものである。
旧9係を高く買っており、退職していた宗方を再雇用し特捜班を結成させるが、宗方は退職してしまい、Season3より登場した国木田を「彼(国木田)が抱えていた心の闇を少しでも晴らしてくれる」事を願って任命させた。

猪狩 哲治(いかり てつはる)
演 - 伊東四朗
警視庁鑑識員。断じて「おかしな刑事」ではない…はずである。
一度定年退職していたが、鑑識の腕を買われて復職。口数は少ない根っからの仕事人だが、懐は深く頼りがいのある人物。
特捜班の班長として復帰した宗方のことを「『悪い奴』ではないが、『気を許していい奴』でもない」等と話しており、彼の過去について何らかの事情を知っている模様。
かつて小宮山が所轄に配属していた時の鑑識だった為、彼女とは顔見知りの間柄。だが、やはり小宮山とのツーショットに既視感を覚える視聴者も少なくなかったりする。

佐久間 朗(さくま あきら)
演 - 宮近海斗(ジャニーズJr.)
警視庁鑑識員。
特捜班の刑事達をサポートする若手鑑識員。
ベテランの猪狩を慕っており、彼の下で技術を学んでいる。
特捜班の無茶なお願いに困惑する事もあるが、丁寧に仕事をこなす頑張り屋。
小宮山からは「イケメン君」と呼ばれ、可愛がられている
…というか出るたびに彼女のテンションが上がり調子になっており、
最終的に「アギラグゥン!!」と叫ぶほどになってしまっている。

早瀬川 真澄(はやせがわ ますみ)
演 - 原沙知絵
関東監察医務院の監察医。
クールな性格で、遺体に関しては徹底的なプロフェッショナル。
死体の不審点を指摘した後、浅輪や村瀬が「何故そんなことになったか」を訊いたときには「それを調べるのが貴方達の仕事でしょ」と返すのが定番。
村瀬と小宮山の関係に鋭いツッコミをする事も。
小宮山とは友達がいない女同士で飲みに行ったりする。

浅輪 倫子(あさわ みちこ)
演 - 中越典子
パティシエール。加納倫太郎の実娘(過去のシリーズでは「石川 倫子」と呼ばれた事もあった。姓が異なるのは加納と加納の当時の妻であった倫子の母が離婚し、母の旧姓である「石川」姓を名乗っていたため)で、旧9係解散後、紆余曲折の末に直樹と結婚。
早速、夫である直樹を良いように指揮している模様。
様々なニーズに応えられるお菓子をネット販売したいと考えており、あらゆる試行錯誤を繰り返している。
倫子が経営する店には捜査に行き詰まった直樹と新藤がよく来店し、
彼女の何気ない一言が事件解決への糸口に繋がる事も。
所謂某陸の孤島の人々が行きつけにしている小料理屋的存在。

垣内 妙子(かきうち たえこ)
演 - 遠藤久美子
クラブ歌手。穏やかで面倒見の良い性格。
かつてはヤクザの手によって麻薬漬けになっていたが、青柳に助けられ、現在は同棲している。

桜庭 琴美(さくらば ことみ)
演 - 庄野凛
宗方の元にいる少女。ある事件がきっかけで宗方に引き取られ、
以降宗方の手で育てられている。宗方のことを「さくたん」と呼ぶ。
面倒をよく見てくれる倫子に懐いている。

加納倫太郎(かのう りんたろう)
内閣テロ対策室長。
元警視庁捜査一課9係長で、浅輪・小宮山・村瀬・青柳・矢沢の元上司にして、倫子の実父。
演じていた渡瀬恒彦氏が逝去したため(間接的に本作が誕生したきっかけでもある)、神田川や浅輪らの会話の中や回想シーン等で登場している。こちらでは存命していて、捜査能力を買われ単身渡米したらしい。

三原達朗(みはら たつお)
演 - 飯田基祐
Season2より就任した刑事部長。
神田川とは大学の後輩ではあるが、特捜班には何かと否定的な態度を取っている。
後にとある事件の責任により、追って辞令が出されることとなった。

中の人が刑事で仮面ライダー上司役で色々あったので今度ももしや…と思うかもしれないが、
役者さん自体は普通の刑事ドラマだとちゃんとした刑事だったりするので大丈夫…と思いたいところである。
なお、いわゆる刑事ドラマの別の班の嫌味な上司役ではあった。

主題歌

本作品も浅輪直樹役の井ノ原が所属しているV6の楽曲がエンディングに起用されている。
ただし、Season4放送直前に「V6解散」の一報が出たため、V6としてはSeason4(および2021年内に「枠外でのスペシャル回」が放映される場合はそれらも含まれる)での楽曲使用が最後になる見通しとなっている。
Season1、2019年4月SP:Crazy Rays(2018年)
Season2:ある日願いが叶ったんだ(2019年)
Season3:It's my life(2020年)
Season4:僕らは まだ(2021年)

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