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LBXの編集履歴

2021-12-04 17:01:23 バージョン

LBX

えるびーえっくす

LBX(Little Battler eXperience)とは、レベルファイブ原作のメディアミックス作品「ダンボール戦機」に登場するホビー用小型ロボットの名称である。

概要

タイニーオービット社を始めとするメーカーから販売されている、手の平サイズのホビー小型ロボット。主な開発者はタイニーオービット社の研究員 山野淳一郎

LBXとは、Little Battler eXperience(小さな戦士の体験)の略称。また、後述の再販後はダンボール戦機とも呼ばれる。


「コアスケルトン」と呼ばれる素体のロボットと、それに装着する「アーマーフレーム」と呼ばれる外装で構成されており、コアスケルトンの胸部には、モーターやバッテリー、CPU等が収められている「コアボックス」が存在する。

フレームのタイプやメーカーによってデザインはさまざま。

これらのパーツを自由に組み合わせることで、自分だけのオリジナルのLBXを作る事が可能。

また、操作には基本的にCCM(Control&Communication Manipulator)と呼ばれる携帯端末を使用する。


2042年に発売されたものの、LBX関連の事故が多発したことからその性能の高さを危険視され、2045年に販売が中止された。しかし翌年、吸収合併したアスカ工業の製品強化ダンボールで作られたフィールドの中でのみ使用する事を条件として、2047年に販売が再開された。これによって再び日の目を見ることとなったLBXの人気を受け、サイバーランス社、プロメテウス社など多数の企業がLBXビジネスに参画、さまざまなメーカーからLBXが発売された。

2048年にはLBX管理機構・オメガダイン主催のLBX世界大会アルテミスが開催された。


世界中から高い人気を誇るLBXではあるが、強化ダンボール製フィールドに多発した事故や、ホビーの枠を外れた高性能さ故に、2050年代においてもLBXを危険視する声は非常に強い。

またホビー本来の用途を外れて製造・使用されているものも多く、警備用やスパイ・工作活動用、さらには暗殺用の機体等も秘密裏ながら製造された。


コアスケルトン

コアスケルトン AX-00 3Dモデル

硬質樹脂と金属で作られた、LBXの素体となるマシーン。

胸部にはLBXの心臓部ともいえるコアボックスが内蔵されている。

コアボックスにはそれぞれCPU、コアメモリ、バッテリー、モーターバッテリー、補助パーツに大別されるパーツが収められており、補助パーツを除くパーツが一つでも収められてないと、そのLBXは稼働しない。それぞれ演算処理、情報の記憶、動力源、動力の変換を担当する。コアパーツがLBXに与える影響は大きく、パーツによっては機体の駆動パターンまでもが変わるため、プレイヤーは自身のバトルスタイルに合わせたパーツを選んでいく必要がある。前述の様に非常に高度な技術を使用しているため、高価で子供のお小遣いでは容易に購入出来ないという。

最先端技術の結晶たるLBXの素体ではあるが、子供でもある程度のメンテナンスや調整が施せるような構造となっている。


また以下のコアスケルトンのように特定のアーマーフレームを装着することを前提としたものや、単体で非常に高い性能を誇るものなど、特殊なものが存在する。


アーマーフレーム

LBXに装着する外装。コアスケルトン単体ではその性能を十分に発揮することができないため、外装となるアーマーフレームを装着する必要がある。

店頭ではパッケージに梱包された状態で販売されており、購入者はニッパーなどで切り離したパーツをプラモデルのような形で組み立てていく。また一部センサー類や固定武装などはアーマーフレームに集約されており、共通のコアスケルトン使用した場合でも、装着したアーマーフレームによってその特性や性能は大きく変わる。

様々な種類が存在し、自由に組み替えることも可能。


特殊型


CCM

LBXの操作端末。折り畳み式の携帯電話のような形態をとっている。

LBXの操作端末としての機能として機体のカメラアイを通した映像やライフポイント、チャンスゲージの残量などを表示するほか、電子メールや音声通話、プログラムの送受信機能など様々な機能が備えられている。操作半径は2050年で100m、2051年時点で1kmとなっている。

また、タイニーオービット社の開発したコックピット型LBXコントローラー『コントロールポッド』のスパークブロード通信を使用することでその操作半径は約50kmへと拡張され、地球外惑星や宇宙空間におけるLBXの運用が有望視されている。


形状はそのプレイヤーのプレイスキルに合わせて様々な形状をしており、作中では基本ノーマルタイプ、スリムタイプ、ワイドタイプの三種類だが、作中の主要登場人物はLBXと共に付属されたCCMを使い続ける事が多い(海道義光オタクロス風摩キリト等例外も存在する)。

  • 山野バンが石森里奈から渡されたアタッシュケースの中のAX-00とマニュアルと共に付属されていたCCMはVの文字を基調とした形状をしている。
  • 川村アミのCCMはボタンも含め方位磁石の様な形状をしている。
  • 郷田ハンゾウのCCMは下駄の様な形状で、「漢」の文字が彫られており、鈴のチェーンストラップが付いている。
  • 海道ジンのCCMは丸みを帯びた形状で、紫を基調としたカラーリングで、黄色いストラップが付いている。
  • 仙道ダイキのCCMは西洋の墓石の様な形状で、ジョーカーを意味する「JK」のチェーンストラップが付いている。
  • 神谷コウスケのCCMは紙垂の様な装飾が格納されており、戦闘時には装飾が展開される。
  • 檜山蓮及び檜山真実のCCMは茶色に金色の装飾が施されているが、スリムタイプやノーマルタイプのCCM以上に簡素な形状をしている。
  • 灰原ユウヤのCCMは無印では薄い紫色のスリムタイプのCCMだったが、ジンが退院祝いにリュウビと共にプレゼントしたCCMはオレンジを基調としており、アンテナ等も無いノーマルタイプ以上に簡素な形状をしている。
  • 大空ヒロのCCMは元々ペルセウスに付属していた物で、青を基調としており、丸い草食が付いている。
  • 花咲ランのCCMはヒロのCCMに似ているが、こちらは赤とピンクを基調としており、花の柄も有る。
  • ジェシカ・カイオスのCCMはキツネを彷彿とさせる形状をしている。
  • 古城アスカのCCMはネコの様な装飾が付いている。

余談

劇中のアーマーフレームのパッケージは、実際に発売されているLBXのプラモデルと同じ射尾卓弥氏のイラストが使用されている。

また、ダンボール戦機自体が日野社長の少年期のガンプラ体験を元に生まれた作品である為か、デザインにガンダムシリーズMSの意匠が見受けられる。


関連タグ

ダンボール戦機 ダンボール戦機W ダンボール戦機ウォーズ LBCS ロボット キラードロイド ライディングアーマー

MMS / メダロット / カスタムロボ / フレームアームズ・ガール:類似要素がある。

妖怪ウォッチ3 / 妖怪獣ガメゴス:自社パロディとしてLBXを元ネタとするYBXが登場。

装甲娘DMM.comと組んでまさかの公式LBX擬人化作品。

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