概要
文化系部活動が活発なことで有名な進学校、神山高校。「古典部」という廃部寸前の部活に入部した新入生の男女4人が、学校生活に隠された謎に挑む。主に、主人公であり探偵役でもある折木奉太郎の一人称で語られる。
2012年には、小説第1巻の『氷菓』をタイトルに据えてアニメ化され、知名度が急上昇。その影響か、pixivでは「〈古典部〉シリーズ 」よりも「氷菓」タグの方が多く利用されている(逆にアニメ以前の投稿作を検索する際は「〈古典部〉シリーズ」タグが有用)。
また、2017年11月には第1作にあたる『氷菓』の実写映画が上映されている。
既刊
米澤穂信と古典部
登場人物
(CV:アニメ版キャラクターボイス / 演:実写映画版キャスト)
- 折木奉太郎(CV:中村悠一 / 演:山崎賢人)
- 千反田える(CV:佐藤聡美 / 演:広瀬アリス)
- 福部里志(CV:阪口大助 / 演: 岡山天音)
- 伊原摩耶花(CV:茅野愛衣 / 演:小島藤子)
- 折木供恵(CV:雪野五月 / 演:貫地谷しほり ※声のみ)
- 入須冬実(CV:ゆかな)
- 遠垣内将司(CV:置鮎龍太郎)
- 糸魚川養子(CV:小山茉美 / 演:斉藤由貴)
- 関谷純(CV:なし / 演:本郷奏多・眞島秀和)
- 十文字かほ(CV:早見沙織)
- 江波倉子(CV:悠木碧)
- 中城順哉(CV:近藤孝行)
- 沢木口美崎(CV:伊瀬茉莉也)
- 羽場智博(CV:阿部敦)
- 本郷真由(CV:なし)
- 谷惟之(CV:川原慶久)
- 吉野康邦(CV:吉野裕行)
- 湯浅尚子(CV:進藤尚美)
- 河内亜也子(CV:浅野真澄)
- 陸山宗芳(CV:森川智之)
- 田名辺治朗(CV:福山潤)
- 善名梨絵(CV:豊崎愛生)
- 善名嘉代(CV:小倉唯)
テレビアニメ 『氷菓』
原作第1巻『氷菓』から第4巻『遠まわりする雛』までの内容と、放送当時単行本未収録だった(※)短編「連峰は晴れているか」を時系列順にアニメ化。
TOKYOMX、テレビ埼玉、千葉テレビ、tvk、岐阜放送、三重テレビ、KBS京都、サンテレビおよびBS11、TVQ九州放送にて、2012年4月から9月までの2クールで全22話が放送された。
原作者の米澤も構成協力として参加、クレジットは後述のタスクオーナ作画、角川書店(現:KADOKAWA)によるコミカライズ版である。
※後に『いまさら翼といわれても』に収録。
スタッフ
主題歌
※OPとEDが流れず、本編中にスタッフの名前が表示されるだけの回が多々ある。(後のパッケージ版ではOPやEDが追加されている)
- オープニングテーマ
『優しさの理由』(第1話~第11.5話)
作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:宮崎誠 / 歌:ChouCho
『未完成ストライド』(第13話~第22話)
作詞・歌:こだまさおり / 作曲・編曲:中山真斗
- エンディングテーマ
『まどろみの約束』(第2話~第11.5話)
作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:岡本健介 / 歌:千反田える(佐藤聡美)・伊原摩耶花(茅野愛衣)
『君にまつわるミステリー』(第12話~第22話)
作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:高田暁 / 歌:千反田える(佐藤聡美)・伊原摩耶花(茅野愛衣)
- 挿入歌
『ひとり』(第12話)
作詞・作曲:村上てつや
『上を向いて歩こう』(第12話)
作詞:永六輔 / 作曲:中村八大
- 挿入曲
『無伴奏チェロ組曲』 『G線上のアリア』 (バッハ)
『シシリエンヌ』 (フォーレ)
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | 伝統ある古典部の再生 |
第2話 | 名誉ある古典部の活動 |
第3話 | 事情ある古典部の末裔 |
第4話 | 栄光ある古典部の昔日 |
第5話 | 歴史ある古典部の真実 |
第6話 | 大罪を犯す |
第7話 | 正体見たり |
第8話 | 試写会に行こう! |
第9話 | 古丘廃村殺人事件 |
第10話 | 万人の死角 |
第11話 | 愚者のエンドロール |
第11.5話(OVA) | 持つべきものは |
第12話 | 限りなく積まれた例のあれ |
第13話 | 夕べには骸に |
第14話 | ワイルド・ファイア |
第15話 | 十文字事件 |
第16話 | 最後の標的 |
第17話 | クドリャフカの順番 |
第18話 | 連峰は晴れているか |
第19話 | 心あたりのある者は |
第20話 | あきましておめでとう |
第21話 | 手作りチョコレート事件 |
第22話 | 遠まわりする雛 |
漫画『氷菓』
タスクオーナによるコミカライズ版が『氷菓』というタイトルで、月刊少年エース2012年3月号より連載されている。既刊14巻(2022年3月現在)。
第3巻の限定版には、テレビアニメ11.5話にあたるOVA「持つべきものは」が収録されたBlu-rayが付属。
実写映画『氷菓』
2016年2月24日、KADOKAWAが映像化プロジェクト作品の1つとして発表した。
2017年11月3日公開。
テレビアニメ版や漫画版が2012年に時代を変更したのに対し、実写映画では原作通り2000年に設定されている。
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