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チャレンジカップ(中央競馬)の編集履歴

2022-07-03 15:26:40 バージョン

チャレンジカップ(中央競馬)

ちゅうおうけいばのちゃれんじかっぷ

JRA阪神競馬場で行われる重賞(GⅢ)。かつては朝日新聞社提供で「朝日チャレンジカップ」と呼ばれた。メイン画像は2020年優勝のレイパパレ。

概要

JRA阪神競馬場で施行される重賞(GⅢ)。


1950年に、4歳(現3歳)以上の馬による重賞として「チャレンジカップ」の名称で創設。1953年朝日新聞社から寄贈賞の提供を受け、「朝日チャレンジカップ(あさひチャレンジカップ)」と改称、以来長らくこの名称で定着していた。


2014年より朝日杯フューチュリティステークスの施行場が中山競馬場から阪神競馬場へ移され、朝日新聞の寄贈賞がフューチュリティステークスに変更したため、レース名を創設時の「チャレンジカップ」に再び戻された。


距離は創設から翌1951年まで芝2400mで行われたが、1952年より芝2000mに変更、以来長らくこの距離で施行された。また施行時期・負担重量は多く変更されていたが、1969年より9月末に移され、以後中旬・初旬と変更されてはいるが基本的に9月に行われ、秋緒戦の重賞のひとつとして長く認知されていた。


2012年、12月に行われていた鳴尾記念が6月に移転したことに伴い、その入れ替わりで2016年まで芝1800mのハンデ戦として12月に施行時期を変更し、その後2017年より中距離競走体系の整備に伴い芝2000mに戻されるとともにグレード別定戦となった。


データ

競馬場・コース阪神競馬場・芝2000m
条件サラ系3歳以上
開催時期12月上旬
負担重量グレード別定

主な歴代勝利馬でGⅠ(級)ホースとなった馬

太字のレースは、チャレンジカップ優勝後に勝利したGⅠ(級)レース。

年度馬名   その後のGⅠ(級)勝利備考
1960年シーザー宝塚記念
1966年ナスノコトブキ菊花賞
1967年タニノハローモア日本ダービー
1969年ダテホーライ宝塚記念
1973年タニノチカラ天皇賞(秋)有馬記念
1977年ホクトボーイ天皇賞(秋)
1979年バンブトンコート阪神3歳ステークス中京で施行
1980年アグネスレディー優駿牝馬牝馬
1981年ラフオンテース阪神3歳ステークス牝馬
1982年ヒカリデユール有馬記念
1984年ニホンピロウイナーマイルCS2回、安田記念唯一の2000m重賞勝ち
1996年マーベラスサンデー宝塚記念
2002年タップダンスシチージャパンカップ宝塚記念
2004年スズカマンボ天皇賞(春)
2008年ドリームジャーニー宝塚記念有馬記念
2009年キャプテントゥーレ皐月賞
2010年キャプテントゥーレ連覇
2014年トーセンスターダムトゥーラックハンデキャップエミレーツステークス勝利GⅠは二つとも豪州GⅠ
2020年レイパパレ大阪杯

余談だが1970年の同レースに秋初戦として出走した二冠馬タニノムーティエは8頭立ての8着という最下位負けを喫しているが、このときに喘鳴症を発症して競走能力を失いかけていた。


関連項目

JRA GⅢ 朝日新聞


鳴尾記念 - 本競走と入れ違いで施行時期が変更された。


朝日新聞社が現在JRAへ寄贈する重賞

朝日杯フューチュリティステークス - GⅠ

セントライト記念 -GⅡ。チャレンジカップと同じ2014年に、朝日新聞社が関東での寄贈賞を同重賞に変更。

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