概要
日本生産の競走馬。
日本・オーストラリアで競争生活を送り、オーストラリアとアイルランドでシャトル種牡馬として供用されている。
主な勝ち鞍はきさらぎ賞(2014年)、チャレンジカップ(2014年)、トゥーラックハンデキャップ(2017年)、エミレーツステークス(2017年 ※現在のTABチャンピオンズステークス)など。
プロフィール
性別 | 牡 |
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毛色 | 黒鹿毛 |
父 | ディープインパクト |
母 | アドマイヤキラメキ(母父:エンドスウィープ) |
生産者 | ノーザンファーム(安平町) |
馬主 | 島川隆哉→オーストラリアン・ブラッドストック&ドゥーナリー・レーシング |
調教師 | 池江泰寿(栗東トレーニングセンター)→ダレン・ウィアー(ヴィクトリア州) |
競走成績 | 29戦7勝
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略歴
2011年
3月14日、北海道安平町のノーザンファームに誕生。
父・ディープインパクトは無敗で牡馬クラシック三冠を達成し、2012年から11年連続でリーディングサイアーとなった。
母・アドマイヤキラメキは条件馬だったがノーザンテーストの血を引いていた。
母父・エンドスウィープはフォーティナイナー産駒で、日本に輸入されてから3世代だけ産駒を残した。
全妹にセンテリュオ、叔父にトーセンジョーダン、トーセンホマレボシがいる。
2012年
7月9日、セレクトセールで島川隆哉により2億5000万円という高額で落札された。ノーザンファーム早来で育成される。
2013年
栗東トレーニングセンターの池江泰寿厩舎に預けられる。
10月20日、京都競馬場の新馬戦でデビューし1着。勝ち上がることができた。
2014年
4月20日、皐月賞(GⅠ)に出走しイスラボニータの11着に敗れた。
6月1日、東京優駿(GⅠ)に出走しワンアンドオンリーの16着(最下位)に敗れた。
9月28日、神戸新聞杯(GⅡ)に出走しワンアンドオンリーの7着に敗れた。
10月26日、菊花賞(GⅠ)に出走しトーホウジャッカルの8着に敗れた。
2015年
トゥザクラウン、ワールドエース、リアルインパクトと共にオーストラリアへ遠征。
3月21日、ランヴェットステークス(GⅠ)に出走しコントリビューターの2着に敗れた。
4月11日、クイーンエリザベスステークス(GⅠ)に出走しクライテリオンの5着に敗れた。日本に帰国。
6月28日、宝塚記念(GⅠ)に出走しラブリーデイの12着に敗れた。
10月11日、毎日王冠(GⅡ)に出走しエイシンヒカリの5着に敗れた。
11月1日、カシオペアステークス(オープン)に出走し1着。
11月22日、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)に出走しモーリスの7着に敗れた。
2016年
1月5日、京都金杯(GⅢ)に出走しウインプリメーラの10着に敗れた。
2月7日、東京新聞杯(GⅢ)に出走しスマートレイアーの9着に敗れた。
クイーンエリザベスカップを目標にオーストラリアへ遠征。
3月31日、鼻出血によりクイーンエリザベスカップを回避。日本へ帰国する予定だったが、オーストラリアのオーナーブリーディング組織「オーストラリアンブラッドストック」がトーセンスターダムの権利の半分を購入した事を発表。
4月9日、JRA競走馬登録を抹消し、ヴィクトリア州のダレン・ウィアー厩舎へ移籍。
9月3日、ダットタンチンナムステークス(GⅡ)に出走しオーサムロックの4着に敗れた。
スプリングカーニバル(10月から11月のGⅠ戦線)を目標とするが、外傷と感染症により何れも回避。
2017年
2月25日、MRCフューチュリティステークス(GⅠ)に出走しブラックハートバートの2着に敗れた。
3月18日、ブレーミーステークス(GⅡ)に出走しパレンティーノの2着に敗れた。
8月19日、ローレンスステークス(GⅡ)に出走しハートネルの5着に敗れた。
9月2日、メムジーステークス(GⅠ)に出走しヴェガマジックの3着に敗れた。
10月1日、サールパートクラークステークス(GⅠ)に出走しサンタアナルレーンの6着に敗れた。
10月14日、トゥーラクハンデキャップ(GⅠ)に出走し1着。オーストラリアでの初勝利を挙げた。
11月4日、ケネディマイル(GⅠ)に出走しシレラの8着に敗れた。
11月11日、高額賞金レースのエミレーツステークス(GⅠ)に出走し1着。翌年も現役を続ける事となる。
2018年
2月10日、CFオーアステークス(GⅠ)に出走しハートネルの11着に敗れた。
2月24日、MRCフューチュリティステークスに出走しブレイヴスマッシュの2着に敗れた。
3月17日、ブレーミーステークスに出走しヒュミドールの5着に敗れた。
4月7日、ドンカスターマイル(GⅠ)に出走しハッピークラッパーの15着に敗れた。
4月8日、現役引退。
2019年
マーク・ローストーン所有のウッドサイドパークスタッド(ヴィクトリア州)で種牡馬入り。
2021年
ウッドサイドパークスタッドがエディ・ハーシュに購買される。
2022年
産駒のシュリケンがゴールドユーリカストッケードで1着。
2023年
シャトル種牡馬としてゼニススタリオンステーション(アイルランド)でも供用される事となった。