概要
詳細はJリーグを参照。
2014年にスタート。J2リーグよりもさらに下位のリーグ。JFLが設立母体だが、J2リーグや地域リーグも多少ながら設立に関わっている。これはJ3リーグ初年度参加メンバーに、前年度J2在籍だったガイナーレ鳥取と前年度地域リーグ(東北リーグ1部)在籍及び地域リーグ決勝大会優勝チームであるグルージャ盛岡が加わっているためである。鳥取にとっては初のJ2からの降格であり、盛岡に至っては2例目となる飛び級による初のJリーグ加盟、また、J3昇格となる。
2022年シーズン参加チーム
北から順に掲載。計18チームで開催。
- J2から降格したチームは★
- JFLから昇格したチームは☆
- クラブがJ1ライセンス保有のチームは①
- クラブがJ2ライセンス保有のチームは②
- クラブがJ3ライセンス保有のチームは③
- J1在籍経験有りのチームは△
- J2在籍経験有りのチームは▲
チーム名 | Jリーグ加盟年 | J3在籍年 | 備考 |
---|---|---|---|
ヴァンラーレ八戸 | 2019年 | 2019- | ② |
福島ユナイテッドFC | 2014年 | 2014- | ② |
いわきFC | 2022年 | 2022 | ☆/② |
SC相模原 | 2014年 | 2014-2020,2022 | ★/②/▲ |
Y.S.C.C.横浜 | 2014年 | 2014- | ② |
AC長野パルセイロ | 2014年 | 2014- | ② |
松本山雅FC | 2012年 | 2022 | ★/①/△▲ |
カターレ富山 | 2009年 | 2015- | ①/▲ |
藤枝MYFC | 2014年 | 2014- | ② |
アスルクラロ沼津 | 2017年 | 2017- | ③ |
FC岐阜 | 2008年 | 2020- | ①/▲ |
ガイナーレ鳥取 | 2011年 | 2014- | ②/▲ |
カマタマーレ讃岐 | 2014年 | 2019- | ②/▲ |
愛媛FC | 2006年 | 2022 | ★/①/▲ |
FC今治 | 2020年 | 2020- | ② |
ギラヴァンツ北九州 | 2010年 | 2017-2019,2022 | ★/①/▲/優勝1回 |
鹿児島ユナイテッドFC | 2016年 | 2016-2018,2020- | ①/▲ |
テゲバジャーロ宮崎 | 2021年 | 2021- | ③ |
過去に参加したチーム
北から順に掲載(※一部例外掲載有り)。
- △はJ1在籍チーム
- ▲はJ2在籍チーム
- ✕は解散
- ◎はオープン参加
- ☆はJ3歴代優勝チーム
チーム名 | Jリーグ加盟年 | J3在籍年 | 備考 |
---|---|---|---|
ブラウブリッツ秋田 | 2014年 | 2014-2020 | ▲☆/優勝2回 |
いわてグルージャ盛岡 | 2014年 | 2014-2021 | ▲ |
ザスパクサツ群馬 | 2005年 | 2018-2019 | ▲ |
栃木SC | 2009年 | 2016-2017 | ▲ |
FC東京U-23 | ◎ | 2016-2019 | ✕ |
FC町田ゼルビア | 2012年,2014年 | 2014-2015 | ▲ |
ツエーゲン金沢 | 2014年 | 2014 | ▲☆/優勝1回 |
ガンバ大阪U-23 | ◎ | 2016-2020 | ✕ |
セレッソ大阪U-23 | ◎ | 2016-2020 | ✕ |
レノファ山口 | 2015年 | 2015 | ▲☆/優勝1回 |
大分トリニータ | 1999年 | 2016 | ▲☆/優勝1回 |
ロアッソ熊本 | 2008年 | 2019- | ▲☆/優勝1回 |
FC琉球 | 2014年 | 2014-2018 | ▲☆/優勝1回 |
Jリーグ・U-22選抜 | ◎ | 2014-2015 | ✕ |
昇降格制度
J2ライセンスを取得したチームが1位か2位になると、J2の21位・22位と入れ替わる形で昇格となる。
上記のオープン参加チームが居た頃は同チーム全てを抜いた順位が適用される形であった。
2016年までは、J3の2位とJ2の21位の入れ替え戦が開催されることになっていた。
2021年度はJ1とJ2を各々元の在籍チーム数に戻すため、J2の下位4チームが降格してきた。
JFLからJ3への参入する要件は、トップチームを保有するクラブが「Jリーグ百年構想クラブ」に認定された上で「J3ライセンス」を保有し、そのトップチームがJFLで4位以内になった上、その順位がJリーグ百年構想クラブ認定チームの中で上位2チームに入るという条件である。
2021年のJFLでは、いわきFCが優勝でJ3参入となったが、3位だったヴェルスパ大分は百年構想クラブであるもののJ3ライセンスを保有しておらず昇格せず。4位で鈴鹿ポイントゲッターズはJ3ライセンスを持ち4位という順位は昇格条件に適ったが、百年構想クラブの中では全体3位となるため、J3昇格は果たせなかった。
将来は20チーム程度までに拡大、国内4部である直下のJFLとの入れ替え制度導入は決定しているが、その制度内容については明らかになっていない。
ちなみに・・・
- Jリーグ在籍チームがない県は、福井県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、島根県、高知県の8県(※2022年現在)
- この内、JFL所属のチームを持つのは、三重県(ヴィアティン三重/鈴鹿ポイントゲッターズ)、滋賀県(MIOびわこ滋賀)、奈良県(奈良クラブ)、島根県(FC神楽しまね)、高知県(高知ユナイテッドSC)。
- なお、Jリーグの在籍チーム総枠は60チームまでと決まっているので、60チームに達成した時点でその翌シーズンからJ3・JFL入れ替え制度が導入される為、『Jリーグ空白地域』に戻る可能性も発生する。(2022年、奈良クラブとFC大阪がJFLで優勝・準優勝でJ3昇格、来季から60チームとなった。)
- J3ライセンスは1年限りの資格で毎年申請が必要であるものの、よほどクラブ状況が悪化しなければ継続して取得できるものであり、2022年のJFL4位以内となればJ3に昇格できる可能性が高い。