バイオロイド(ラストオリジン)
らすとおりじんのばいおろいど
概要
韓国発祥のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場する、人間の女性の遺伝子に筋力や身体能力を飛躍的に増大させる『オリジンダスト』と金属の骨格を加えた事で生まれた、新人類とも言うべき生体アンドロイドであり、ゲーム内ではプレイヤーである司令官(主人公)の指揮の元で戦い、共に過ごすヒロインを務める。
特徴
人間と同じ臓器・体組織を持ちながら、寿命も身体能力も現生人類(作中では旧人類と呼ばれる)のソレを軽く上回る。P-3Mウンディーネ曰く「1000年以上生きる個体も全く珍しくない」。
男性との間に子供を作ることも可能。ただしバイオロイド側の遺伝子が強いため、生まれた子供は誕生後数年以内に手術しないと細胞が維持できない身体となってしまう。
身体能力や生命力の他に、知能も非常に優れている(稀にT-2ブラウニーやトモのような例外もいるが)ため、人間への絶対服従を義務付ける「エマソン法」が生産段階で適用されている。
尚、男性型は存在しない。男性の遺伝子にオリジンダストが全く適合しなかった上、ようやく完成した男型バイオロイド「T-1ゴブリン」が暴走事件を起こしてから開発は凍結し、その間に鉄虫による総攻撃とヒュプノス病のため、人類は滅亡させられた。
その際の戦闘では多数のバイオロイドも人間を守る為に犠牲になっており、ゲームに登場する多くのバイオロイドはラビアタ・プロトタイプが復元したか、主人公が合流後に居住型巨大潜水艦「オルカ1号」内に設置されたバイオロイド製造装置(後述の製造システムにも関連している)により作られたものである。製造装置で作られた描写がハッキリ描かれているのはメインストーリー2章でのエイミーレイザー、イベントでのロイヤル・アーセナル、アウローラ、慈悲深きリアン、T-4ケシク。
また、コンスタンツァS2の犬(ボリ)、ダークエルブン・フォレストレンジャーのハクトウワシのように動物のバイオロイドも存在する。
ランクアップ
上記のオリジンダストだがゲーム中でも入手可能。
バイオロイドのランクをB→A、A→S、S→SSとアップさせるのに必要になるが、SからSSに昇格させるのに必要な「特級オリジンダスト」(紫のカプセルに入っている)は手に入れるのに、かなりの手間と時間がいる。
製造システム
ゲーム内にはバイオロイド製造システムがあり、資源や材料を使ってバイオロイドを製造する事も可能。SやSSでは完成まで6時間や7時間以上かかる事も珍しくない(2023年時点での最長はフリッガの9時間)。
特にSSランクの重装型保護機は大量の資源や材料を必要とし、お目当てのバイオロイドが出るまで夢中になって投入していく内に0になり「今日は戦闘が出来なくなった」という司令官が後を絶たない。
この現象は公式サイトでのDiyap氏の漫画に登場するT-14ミホの「バカ発見!」のセリフが元でバ発と呼ばれている。
また、「1機しか存在しない」という設定の通り、ラビアタ、無敵の龍、レモネードアルファは製造する事が出来ず、フルリンク(他のゲームでいう完凸)は金クラゲと呼ばれる、「特殊代用コア」を使用するしかない。
好意度
バイオロイドは戦闘をしたり、オルカ号内の秘密の部屋でお菓子等のプレゼントをする事で上昇していく。HPが0になると大破状態(戦闘不続行状態)となり、戦闘から撤収し病室送りとなる(レベルの高い重装型だと回復薬がないと完全回復まで数時間かかる事も)。この場合、好意度が平均で-2落ちるのでご注意を。
バイオロイドの好意度が200に達するとバフ・デバフ+Lv1の効果も得られる。
好意度が100を超えたら課金アイテム『誓約の指輪』を渡すと一気に200になり、その後は大破状態になっても好意度が落ちることはない。
種類
攻撃機・保護機・支援機の三種類。バイオロイドがレベルアップする事によりステータスポイントがもらえ、これを振り分けて強化していく。
保護機
防御担当。
盾役として、城壁のハチコ、A-1ブラッディパンサー、イグニスのようにとにかく防御とHPに振るタイプと、CSペロ、スノーフェザー、P-49スレイプニールのように回避に極振りするタイプの、主に二種類。