のんほいパーク
のんほいぱーく
概要
1899年に豊橋駅前に開園した安藤動物園が前身。広小路通りの整備に伴って1912年に花田町守下に移転。1931年に公営化し豊橋市立動物園となった。
1934年には向山町池下に移転するが1945年に戦災により焼失。
1954年に豊橋公園内に豊橋動物園として再開園。現在も公園内・豊橋市立美術館前に設置されている噴水は当時のもの。
1970年に豊橋子供自然公園として現在の豊橋市大岩町に移転。
1992年に豊橋総合動植物公園(通称:のんほいパーク)にリニューアルされた。
豊橋子供自然公園としての開園時から檻ではなく堀(モート)を使って隔離する「無柵放養式」という当時最先端の展示方式を採用。2016年頃から獣舎のリニューアルが行われるようになりより自然な姿や生息地の環境を身近に感じられるようになっている。
植物園ゾーンは1996年にオープン。「常夏の景」をテーマにした大温室やフランスの画家クロード・モネの描いた「睡蓮」の子孫にあたるスイレンを展示した「すいれんの園」が目玉。
豊橋自然史博物館は1988年オープン。エドモントサウルスの実物化石やティラノサウルスなどの恐竜やマンモスの全身骨格化石が展示されている。
施設と主な飼育動物
ニホンカモシカエリア
郷土エリア
豊橋子供自然公園時代は遊園地エリアだった場所で、1971年に廃車になったD51形蒸気機関車が展示されている。桜の開花シーズンにはかつて同機が牽引していた特急「さくら」のヘッドマークを掲出している。
ニホンザルエリア
極地動物館
旭山動物園が参考にしたとされるホッキョクグマのダイビング展示やゴマフアザラシの円柱水槽が特徴。
バードエリア
2017年頃にここに悪そうな顔のスズメの手書きイラスト看板が設置されて話題になった。2020年のレッサーパンダエリア新設に伴うリニューアルで撤去された。
アクセス
JR東海道本線二川駅南口から徒歩約6分(東門)。
コラボイベント
公営動物園にしては珍しくアニメ・漫画作品とのコラボ企画に積極的であり、2017年からは「けものフレンズ」とのコラボイベントを通算5回開催している。
また2022年春には愛知県豊橋市を舞台にした「負けヒロインが多すぎる!」とのコラボイベントも開催された。
2022年夏には豊橋自然史博物館と「ポケットモンスター」のコラボイベント「ポケモン化石博物館」が開催され、過去最高の年間入場者数を記録した。