プロトーガ
ぷろとーが
基礎データ
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)にて登場したポケモン。
名前の由来は恐らく『プロ(プロトステガまたはプロテクト<protect>:英語で保護する)+
トーガ(トルトーガ<tortuga>:スペイン語で亀)』と思われる。
ゼニガメ、コータス、ナエトルに次ぐ新たな亀ポケモン。名前の由来はプロトステガだが、実はプロトステガの甲羅は骨板におおわれていなかったようだ。
現生のウミガメっぽくもあるが、プロトステガはウミガメのご先祖様ではない。ふたのカセキなら復活する為か、甲羅が本体をサンドしているかのようなデザインになっている。
外見が良く似ている事からトンちゃんというNNをつけるプレイヤーも多いそうな。
カブト、アノプスなどのようにカセキから復元することで入手できるポケモンで、元となるカセキは「ふたのカセキ」。アバゴーラ、カセキメラと共に化石ポケモンで唯一いわタイプが第1タイプではない。
生態
深さ1000メートルまで潜水できるポケモン。その秘訣は骨格の作りにある様子だが、進化後と違って陸地での暮らしにはまだ不向きな様子。ただし、陸地に上がって獲物を襲うなど、獰猛さは進化後にも勝るとも劣らない。
近年の研究では全ての亀ポケモンのご先祖様にあたる存在ではないかと言われている。(カブトが亀の先祖と言われていた時代があった?忘れろ。)
ゲームにおける特徴
これまでのシリーズ同様化石で復活する2匹は攻撃型・防御型に分かれており、こちらは防御型に当たる。
ステータスは防御が最も高く、次いで攻撃が高い傾向にある。
複合タイプの関係上相手のくさタイプのわざの威力が4倍になるが、特性が優秀なおかげで状況によっては耐えてしまう事もある。
初登場であるBWではとある場所で「はねのカセキ(アーケン)」との二者択一で入手できるが、選択肢が会話の途中でいきなり出てくる仕様のせいでアーケン狙いではねのかせきを取ろうとしたら誤ってAボタンを押してこちらを選んでしまったという報告が後を絶たない。
使用トレーナー
アニメ版
- カメマスター(新無印58話)
アニメ版
- BW75話・76話
- ネジ山に時たま出現する時空が不安定になる「時の門」があり、ロケット団は大量の古代ポケモンを捕獲する為にその時の門を安定させるストッパーとして必要なプロトーガを復活させようとしていた。
- サトシ達がネジ山に出会ったフジオは幼い頃、気づいたら時の門によってタイムスリップし、そこでアーケンに苛められていたプロトーガを助けて仲良くなり、友達の印として自分のペンダントを渡し、次に気付いた時には元の場所で倒れていたとの事。そして、今回発掘した化石が「ふたの化石」と判明したが、ロケット団に強奪される。
- ゼーゲル博士によって化石から復活するが、見知らぬ光景と見知らぬ人々に驚いて大暴れする。フジオが野生のホイーガの攻撃からプロトーガを守った事で落ち着く。
- 再びロケット団に襲われた際にアバゴーラに進化し…
- 新無印58話
- カメポケモン共々カメマスターのお爺さんのポケモンで登場。
- 新無印134話
- ミュウが見せた星の記憶に登場。
漫画版
ブラックのゴーラ
ライモンシティでブラックとホワイトが別行動をとる際に、捕獲が下手なホワイトにブラックが手本を見せるついでにゲットされた。元はイッシュ四天王のレンブが所有していたプロトーガで一向に頑固さが取れず野生に返されていた。
ブラックの手持ちの中では一番の新参者だが超古代から生きていてかなり年長であるため、他のポケモンから慕われており、コバルオン・テラキオン・ビリジオンの伝説の3匹とも面識がある模様。
高い防御力が自慢で、守りを固めてから攻撃するのが得意。
ホモドエシティ時点ではブラックに懐いておらず、ジム戦においても指示をあまり聞かなかった(ヤーコンのワルビルに大ダメージ与えたのも本能で反撃しただけにすぎない)が、ブラックの言動に心動かされて信頼した様子。ハチクの修行の末、「ハイドロポンプ」の軌道を自在に操れるようになる。
セッカシティのジム戦にてツンベアーとのバトル中に進化し、ブラックを勝利へと導いた。