ここではポケモン番外作品のゲンガーについて解説する
- 主なゲンガー→ゲンガー
- ポケダンのゲンガー→ゲンガー(ポケダン)
- アニポケ主人公・サトシの手持ち→サトシのゲンガー
ポケモン不思議のダンジョン
- 救助隊シリーズにおける彼はかなり特殊な設定であるため、個別記事を参照。
- 『赤・青の救助隊』で初登場。
- ユニットとしては壁抜け移動が可能であり、進化ボーナスによるステータスの強化はしやすくはあるものの此方では他のゴーストタイプのポケモンも中々えげつない(特に時・闇・空では初期ステータスのえげつないゴーストタイプや電気複合のこいつやポケダン屈指のチート気球等)ため仲間としては少々影が薄いものの、それでも有用な補助わざを揃えているため使い勝手は中々。
- 特に探検隊シリーズでは壁抜けに加えフロアの全体像の把握、罠に強いかしこさが揃い「どくどく」の無効化、「ぜったいれいど」以外の一撃わざが回避出来るのは大きな強み。
ポケモンGO
- 第1世代出身のポケモンであるため、サービス開始当初から登場している。野生での出現率は低いが、救済措置としてレイドボス(★★★)にも選ばれている。こちらの出現率もそこまで高いわけではないが、同ランクのレイドボスの中では比較的御しやすいので、これを利用するのも手である。
- フィールドリサーチの実装後は、進化前のゴースを入手できるリサーチも実装されたので、これを利用すれば割と簡単に個体値の高い個体とアメを確保できる。また、(他のゴーストタイプにも言える話だが)ハロウィンの時期になるとイベントが開かれゴース系列の出現率が上がるので、その機会に集めるのも手。
- ステータス自体は比較的優秀で、特に攻撃の種族値はエーフィと並んで全ポケモン中5位と非常に高い。とはいえ、HPと防御が低い上に、ゴースト技でこうかばつぐんを取れる相手がエスパータイプか同じゴーストタイプしかおらず、さらにゲンガーはどくとの複合なのでゴーストだけでなくエスパータイプからもダメージを受けてしまうという非常に扱いづらいキャラになってしまっている。
- それでも、ゴーストタイプのポケモンの中では一番火力を出せるポケモンであったために、まだ多少の活躍の余地はあったのだが、追い打ちをかけるように、2019年にはとうとう最強のゴーストポケモンであるギラティナ・オリジンフォルムが実装されたことで、ゴーストタイプのアタッカーとしての地位ですら非常に危ういものになってしまっている(攻撃力自体はゲンガーの方が高いのだが、耐久性の高いギラティナの方が戦場に長く居座れるので、結果的に相手に多くのダメージを与えられるためである)。
- ゴーストでだめならどくならどうか…ということになるが、こちらもくさタイプならほのおタイプでよく、フェアリータイプもコメットパンチを覚えたメタグロスの方が圧倒的に安定性が高いので出る幕がないという有様。そもそも通常技でどく技を覚えられないので、どくポケモンとして運用するのは聊か厳しいの現状である。
- 総じて、能力自体は高いがゲームシステムとの相性が悪すぎるためにイマイチ真価を発揮できていないというのが現状。人気の高いポケモンだけに何ともやるせない話である。
- 〈スペシャルレイドイベント〉
- 2018年11月1日に行われたイベント。内容は、12時~15時にかけて全国のジムにレイドボスとしてゲンガーが出現するというもの。ゲンガーはこのイベント限定の特別仕様になっており、通常技で「したでなめる」、ゲージ技で「サイコキネシス」をそれぞれ覚えていた。また、低確率ながら色違いも出現する仕様になっている。
- この少し前に行われた三鳥のイベントと似たような内容であるが、相違点として「イベント時間内に進化させたゲンガーも特別な技を必ず覚えている」というコミュニティ・デイと似たような仕様もあった。「サイコキネシス」はともかく、「したでなめる」は、ゴースト技の中でもトップクラスの連射性の高さとゲージ回収力を誇る非常に使い勝手の良い技であり、かつ、現状ではゴーストタイプのポケモンでこの技と「シャドーボール」を両立できるのはゲンガーと進化前のゴーストとベロベルトだけ。
- 上記のように扱いづらいという意見の多かったゲンガーであるが、これにより以前と比べて多少はバトルでも活躍できるようになった……のだろうか?
- 〈コミュニティ・デイ〉
- さらに7月に開催されたコミュニティ・デイではシャドーパンチを覚えるようになった。これまでトレーナーバトルでのゲンガーはヘドロばくだんなどのチャージ技を発動させる前に低耐久が災いして倒される(使えたとしても、相手は高い攻撃力を恐れてシールドをさせる確率が高い)ためとてもバトル向きではなかったが、この技を覚えることで比較的短時間で放てるようになり、相手のシールドの早い消費も招けるようになった。但し、耐久が低い点は変わりないので、頼り過ぎは禁物。
ポケモンレンジャー
フィオレ神殿の遺跡の中に出現する。シャドーボールを撃ってくる進化前とは異なり、分身するぐらいで特にこれといった攻撃手段はなく、影のある本体を7回囲めば楽にキャプチャでき、ポケアシストも非常に優秀なポケモンだが、主人公の連れているポケモンを襲ってパーティーから外してしまう厄介な特性を持っている。
ポッ拳
- タイプ:テクニック
- バーストアタック:奈落落とし
- 体力が低く、また共鳴に必要なゲージ量が多いため扱いの難しいキャラ。またポッ拳の中では派生技が多く、コマンドを覚えるのに一苦労するやや上級者向けのポケモン。
- 遠距離攻撃のシャドーボールや見切るのが難しいシャドーパンチ(溜めでブロック貫通)をはじめ、同じく読みが難しいおどろかす(キャンセル可)や、無敵時間があるリーチの長いさいみんじゅつなど変則的な技を持つ。
- おどろかすキャンセルを使った空中攻撃や、ダウンを取った後の起き攻めの置きシャドーボールなどが使えるようになると心強い。
- 共鳴するとメガゲンガーへと変化。通常時では体力面で心細いポケモンであるが、共鳴バースト中はこれが本番と言っても過言ではない非常に強力な性能を持つ。フィールドフェイズではシュート攻撃にブロック貫通が付き大幅に火力が上昇。デュエルフェイズでは軌道が変化する攻撃を持ち、回避が困難になることが多い。
- また、バーストアタックは掴み属性であるため実質ガード不可。(ジャンプまたは構え強攻撃を出すなど空中にいれば回避可)さらにこのバーストアタックは全キャラ中最大火力で、ヒットすれば逆転になりやすい。特にサポートのジラーチ(攻撃力上昇、現在は入手不可)を使用した場合、その火力はとんでもないことになる。
- またバックダッシュの硬直が全キャラ中で最短となる。ゲンガーのバックダッシュには出だしから完全無敵になる仕様があるため、回避力がすごいことになる。
- 稼動当初は弱キャラポジションであったが、アップデートでニアの応援に「共鳴特化型」(試合前に勝敗にかかわらず共鳴ゲージが20%上昇)が追加。ゲンガー使いには追い風となった。
- 同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に体が赤紫へと変化する。
- ちなみに一部の技はボブ(鉄拳)が元ネタになっている。
Newポケモンスナップ
- 洞窟ステージに登場。このステージには至る所に紫色の渦が存在しており、その間をすり抜けて移動している。この渦にイルミナオーブを当てると顔を出し、近くにいるクロバットやグレッグルをおどろかす様子が観察できる。
ただのイタズラ好きかと思いきやそうでもなく、ピッピとは仲が良さそうに笑いあっている。
ポケモンユナイト
諸元
ロール | スピード |
---|---|
タイプ | 特攻 |
攻撃範囲 | 近接 |
進化 | ゴース(初期)→ゴースト(レベル5)→ゲンガー(レベル9) |
わざ1 | おにび(遠隔)→レベル7シャドーボール(遠隔)/ヘドロばくだん(範囲) |
わざ2 | したでなめる(妨害)→レベル5ゆめくい(妨害)/たたりめ(ムーブ) |
ユナイトわざ | インビジブルショック(ムーブ) |
とくせい | ふゆう |
価格 | 10000コイン/575ジェム |
- 初期実装ライセンスとして登場。戦法イメージは如何にもゴーストタイプな相手をびっくりさせたり影のようなイメージで攻撃するわざを取りそろえる。
- MOBAではアサシン、スレイヤーと呼ばれるタイプの瞬間火力と機動性に優れるタイプの性質を持たされているテクニカルなレイトキャラ(晩成キャラ)。
- 真正面から敵と向き合うのを避け、チャンスを見つけて起点となる技を当てる→一気に接近して大ダメージを与える という流れで大ダメージを押し付けて反撃させないまま倒し切るのが得意な暗殺型キャラクター。
- コンボの組み合わせは「シャドーボール+ゆめくい」または、「ヘドロばくだん+たたりめ」という二種類の型がある。
- 「ヘドロばくだん+たたりめ」、通称「ヘドりめ」はコンボ火力を伸ばしやすく、高耐久の相手にも通じやすいのが特徴。
- たたりめは一定距離をブリンク(瞬間移動)してダメージを与える技なのだが、相手が状態異常時に命中させるとクールダウンがなんと1秒まで減少する。すなわちヘドロばくだんが一度命中してしまえば毒の効果切れまでたたりめを連射してしまえるということである。
- たたりめ自体それなりに火力があるため、毒が切れるまでに耐えきれるポケモンは少ない。たたりめの移動中は攻撃対象にならないため一度取り憑かれると反撃すら厳しく、ゲンガーの射程内で毒状態になったらもう打つ手はないと言っても過言ではない。
- おまけに育って技が強化されるとそれぞれのクールダウンが減るため連射力がさらに増す。その火力はプレイヤーキャラ寄りもずっと硬いロトムやカジリガメは勿論、サンダーの削りにすら使えるレベル。
- 稼働直後はこの型が非常に強かったためこれ一択だったが調整されて弱体化した。
- 「シャドーボール+ゆめくい」はゲンガーがプレイヤーの操作するポケモンに止めを刺すとすぐに待ち時間が回復するのが特徴で、削れた集団を連続で撃破し続けることもできる恐ろしいタイプ。
- 「ヘドりめ」と違って連打ができないので落とし切れる耐久値のラインが少し低いのだが、単発威力自体はこちらの方が高い。
- 本作のゲンガーのゆめくいはさいみんじゅつとセットのようになっており、初段が眠り属性の波動を飛ばす技で、当たると二段目に派生してゆめくい本体が出るといった形式になっている。こちらはHPの低い相手を一瞬で始末するのが得意。低耐久の相手から順番に落として集団の破壊を狙えれば理想。
- ユナイトわざは使うとステルス状態になって敵のレーダーからも視界からも消え、高速化した状態で移動するというもの。
相手をスキルで釣って体力が危険水域になったらこれで潜伏し退避してしまえる。
- 完全に見えなくなるので敵の火力の中心となる低耐久のマークスマンを確実に暗殺することもできるなど使い方次第でバリューを出せるわざ。
- 弱点は耐久の脆さと集団戦での戦いにくさが挙げられる。
- 自身が瞬間火力の出せるキャラであると同時に、自衛性能が低く相手から逃げるのも苦手なので、妨害を受けたりファイターに組み付かれると逆に一瞬で落とされる。
- わざがすべて接近するものなので、一度接近してから落とし切れないのであればわざを使い果たした状態で倒されるのを待つだけになってしまうため、仕掛けるときは倒し切れる体力の相手を見定めないといけない。
- また、わざが単体を対象としたものであり、上記の性質から集団戦でにらみ合いの状況下では手も足も出なくなり手持無沙汰になる。
- 他、序盤の弱さと育ちの遅さも上げられ、あくまでゲンガーの強さは二種類のわざを組み合わせたコンボに依存しているため、両方の技が揃わないと心もとない。したでなめるやおにびも決して弱い技ではないのだが、育ち切るまではどうしてもタイマン性能は低い。
- このため弱い時間帯に攻め込まれ、育つまでに差をつけられるといかにゲンガーといえどひっくり返すのは厳しくなる。なのでゲンガーは積極的に中央の野生ポケモンを狩ってレベリングすべきだと言われている(勿論他のポケモンとの兼ね合いもあるが)。
- スペシャルホロウェアは宇宙服。
- 余談だが、本作ではゲンガーに進化しても特性はふゆうのままである。