ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

燃えろ!!ロボコンの編集履歴

2023-07-06 04:28:39 バージョン

燃えろ!!ロボコン

もえろろぼこん

東映製作の特撮コメディドラマ。

概要

1999年1月31日~2000年1月23日にかけて放送された、かつて大人気を博した東映特撮コメディ『がんばれ!!ロボコン』を原作としたテレビドラマ。全51話。


前年の1998年に香港で『がんばれ!!ロボコン』が大ブームになったのをきっかけに、日本でまたロボコンをやろうということでフルリメイクされた作品でもある。

オリジナルビデオ映画によれば、どうやら『がんばれ~』とはパラレルワールドらしい。


元々は原作者である石ノ森章太郎が1990年代初頭に持ち込んでボツになった企画であったが、1998年に鬼籍に入られてしまったことに加えて、前々番組『ビーロボカブタック』から続くコメディ路線の決定版を作るという意図もあったとされている。

放送開始は石ノ森章太郎の一周忌に合わせる形となり、その影響で前番組『テツワン探偵ロボタック』の放送期間は一か月短縮の憂き目にあっている。


「がんばれ~」同様、「1年間でハートマークを集めてロボット学校を卒業する」のがテーマであったが、最終回ではその事は触れず、普通のエピソードとなってしまった。

しかし、時代背景もあってか作風も少し変更されており、これまで異なったロボコンの成長だけでなく、出番がない、あまり良い印象がなかった「がんばれ~」のロボット生徒たちとは異なり、本作は助け合いや協力する話が多く、ドラマ重視のハートフルコメディ調になっている。

関連商品の売り上げは振るわなかったものの、上記の通りから本作を好む声が多い。


カブタックから続いたコメディ路線はこの番組で打ち止めとなり、次番組は180度作風を変えて日本特撮の常識を打ち砕いた平成ライダーの始祖仮面ライダークウガが放送された。


YouTubeにおける公式配信は開始初期(2011年8月)から行われていたものの、メタルヒーローではない独立作品のためか長らく「本放送と同様の配信順」とはならなかった

2013年11月に実施された2度目の配信の「前作」は『バッテンロボ丸』であり、その『ロボタック』の初配信後の2018年は『特警ウインスペクター』が配信された。

2022年7月29日からの通算3度目の配信でようやくロボタックの「次番組」に至った(その後2023年1月に終了後は初配信となる『ロボット110番』へと移行)。


登場人物

ロボット

ロボコン(CV:伊倉一恵

ガンツ先生(CV:野田圭一

ロビーナ(演:加藤夏希

ロボデジ(CV:嶋村カオル)※放送当時は『嶋村薫』名義。

ロボボス(CV:矢尾一樹

ロボゲタ(CV:肝付兼太

ロボモグ(CV:遊佐浩二

ロボビン(CV:関智一

ロボケロ(CV:阪口大助

ロボピー(CV:潘恵子

※以下の4体は第25話から登場

ロボイド(CV:堀秀行

ロボガシャ(CV:飛鳥井豊

ロボパチ(CV:山口勝平

ロボプル(CV:大神いずみ

栗原家

栗原家のママ。専業主婦

普段はロボコンを厄介者扱いしているが、完全に嫌っているわけではなく家族のように扱う一面もある。

栗原家のパパ。サラリーマンで、プラモデル作りが趣味。ママさんには頭が上がらない上、娘のモモコにも頭が上がらない。

ママさん同様、普段はロボコンを厄介者扱いしているが完全に嫌っているわけではなく、家族のように扱う一面もある。

ちなみに演者の渡辺氏は光子役の未唯氏より年下。クレジットでは最後に紹介(『がんばれ!!』の方のパパさんは大山、小川とも筆頭だった)。

栗原家長女で中学1年生。

ロボコンからは「モコちゃん」と呼ばれている。強気でわがままな性格。将来の夢はアイドル。

栗原家長男で小学6年生。

パソコンが趣味で、牛丼が好物。姉弟の中では一番大人しい。

栗原家次男で幼稚園児→小学1年生(第10話以降)。

家族の中で最もロボコンと仲が良く、ロボコンに泥棒の疑いがかかった際も「ロボコンが何か隠し事をしている」と勘付き、唯一ロボコンの潔白を信じてロボビンと共に真相を探った(第24話)。

演じた子役の小池氏は本作放送の翌年、『ぞくぞくヒーローズ』のCMに出演。


ゲストキャラクター

第6話に登場。

「21世紀美少女コンテスト」にモモコをスカウトし、デビュー金の300万円を要求する。だが実際は詐欺師であり、その事を知って悲しんだモモコの姿を見たロボコンの怒りを買い制裁された二人組。

若竹を演じた正木蒼二氏は『ブルースワット』のショウでお馴染み。


  • 光(演:二見史龍)
  • ヒロ(演:宮沢祐輔)
  • カズ(演:千葉良太)

第8話に登場。

ラジコンを走らせている時にオサムが偶然通りかかったことで喧嘩となるが、光がモモコに一目惚れしたことで和解した。


  • 気象予報士の里長老(演:石井愃一)

第9話に登場。

気象予報士の95%を輩出したと言われ、現在も忍装束を着た里の若者に稽古をつけている。


  • 平石司(演:善家尚史)
  • 逸見沙樹(演:児玉真菜)

第13話に登場。

オサムのクラスメート。


第19話に登場。

一昔前の学ラン姿で下駄を履いており、某有名発明漫画浪人生によく似た老けた大学生。本人曰くテストで100点しか取ったことが無いらしい。ロビーナに一目惚れし、その事でロボコンと競り合う。しかし最終的にロボコン共々ロビーナに嫌われて街を出て行くことになり、ロボコンと和解すると思いきや余計な一言を言って怒らせてしまったため、結局和解には至らなかった。

余談だが、彼が読んでいた辞書の中に当該話の脚本を担当した浦沢義雄氏が過去にメインライターを手掛けた『美少女仮面ポワトリン』についての項がある。


第20話に登場。

ママの美術部時代の後輩である画家。足を挫いて彼女に手を貸して貰っていた(腕を組んで歩いていた)が、その事を不倫だと勘違いしたロボコン及び子供達に襲撃され、アトリエを滅茶苦茶にされた。

演者の能見氏は『五星戦隊ダイレンジャー』のシシレンジャー/天幻星・大五役でお馴染み。


第22話に登場。

レストラン「ラ・セーヌ」の若旦那。決して自動車会社で働く猿顔の一般市民では無い。

絶品のハンバーグを振舞っていた先代店主の父・謙(演:町田幸夫)が入院中のため調理場を任されているが、調理中にボヤを起こして以来火が怖くなり適当な調理しかせず、そのおかげで店は閑古鳥状態。


第24話に登場。

ロボコンがママのお使いで未払いの電気代を払いに向かう途中に出会った少女。

「転校するクラスのお友達に贈る思い出の記念品を買うためのお金をなくしてしまった」と泣いて困っていたが、実際は遊ぶ金欲しさについた嘘で、ロボコンはそれに気づかずに困っていた彼女のために栗原家の電気代を渡してしまうが、これがロボット達の信用をも揺るがす大きな問題に発展してしまい…?


  • 中森巌(演:久保晶)
  • 中森明(演:神崎智孝)
  • 中森修(演:本郷達也)

第28話に登場。

上からパパさんの勤める「黄胡商事株式会社」会長、社長、御曹司。

修はオサムと同名であることから、重役から人違いされていた。

巌会長は同社創業者であり、現在は雑用係を兼任しながら社内を見回っている。ちなみに演者の久保氏は同年に放送されていた『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の第36話でもゲスト出演している。


第31話に登場。

御多良署の刑事でロボピーの部下。演者の土屋氏は『重甲ビーファイター』のブルービート/甲斐拓也役でお馴染み。


  • 伊神敏樹(演:宝井誠明)

第34話に登場。

足を怪我してリハビリ中の青年。御多良大学に通う恋人・みゆき(演:あかぎあい)がいるが、当のみゆきは既に別の男を見つけており、それを知った敏樹はショックでリハビリを諦めようとするのだが…

名前の由来はおそらくこの人この人


第46話に登場。

サンタクロースの友人を名乗る初老男性(ちなみに姓の「原田」は演者である藤田の本名に由来)。なお、本作は通常はオールアフレコだが彼の登場シーンのみ同時録音で収録された

演じた藤田氏は、自身が主演するテレビドラマ『はぐれ刑事純情派』の撮影を本作品の隣のスタジオで行っていた縁で出演した。原田の衣裳も同作品を彷彿とさせるものとなっている。

詳細は当該記事を参照。


主題歌

オープニングテーマ

「街は大騒ぎ!! 〜Welcome to Mitara Funk City〜」(第1話~第24話)

作詞・作曲・編曲・プロデュース - ファンキー末吉/歌・演奏 - Tokyo Funk City

「燃えろ×4ロボコン!!」(第25話~第51話)

作詞 - 近藤由華 / 作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - 速水けんたろう / かけ声 - ロボコン(伊倉一恵)

エンディングテーマ

「歌は世界を救う!!」(第1話~第24話・第48話~第50話)

作詞・作曲・プロデュース - ファンキー末吉 / 編曲 - 仮谷克之 / 歌 - 冠二郎

「100点満点 ロボコンたいそう」(第25話~第47話)

作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 速水けんたろう / 補作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - ロボコン(伊倉一恵)、森の木児童合唱団

「燃えろ!! ロボコン」(第51話)

作詞 - 大賀玉之輔 / 作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - 樫原伸彦


その他

本作品はフィルム撮影(D2-VTRマスター)だが、後期のオープニング、エンディングのみVTR撮影・編集となっている。同時にテレ朝日曜朝8時枠では最後のフィルム撮影かつ4:3サイズの作品である。


生徒ロボットを演じた声優陣は、たびたび端役で顔出し出演している。その極例として「ロボコンの『中の人(声担当)』の伊倉氏が顔出しで出演し、声はロボコンの『中の人(身体担当)』である神尾直子氏が吹き替える」というお遊びシーンもあった。


関連項目

東映不思議コメディーシリーズ

ブースカ!ブースカ!!:同時期の似て非なる作品

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました