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二次電池の編集履歴

2023-08-24 01:00:52 バージョン

二次電池

にじでんち

『二次電池』は一回限りではなく充電を行うことにより繰り返し使用することが出来る電池(化学電池)のこと。一般的にバッテリーと呼ぶ。

概要

 放電過程では内部の化学エネルギーが電気エネルギーに変換されるが、放電時とは逆方向に電流を流すことで、電気エネルギーを化学エネルギーに変換して「充電」という蓄積が可能な電池


 別名表記ゆれに「充電池」や「充電式電池」ないし「蓄電池」、および「バッテリー」もあるが、電気工学や電気化学における学術用語としては「二次電池」「蓄電池」が使われる。

 「充電池」というと、マンガン電池やアルカリマンガン電池、リチウム電池といった乾電池互換品を指すことが日常茶飯事

 「セル」は二次電池と一時電池を含めた小型の電池を指して使われることがしばしば。

 「蓄電池」は学問関連の他、電気自動車ハイブリッドカーの電気モーターの動力源や補機電源建造物の補助電源を指して使われる。


分類

※名前五十音

一般型

  • 酸化
    • 酸化銀・亜鉛蓄電池
  • 概説なし
    • 鉛蓄電池
  • 電極にを使用した二次電池。6セル直列に繋ぎ12ボルトに昇圧したものが自動車における補機バッテリーとして広く利用される。
  • ニッケル
    • ニッケル・亜鉛蓄電池
  • 概説なし。
    • ニッケル・カドミウム蓄電池
  • 別名「ニカド電池」「ニッカド電池」「カドニカ電池」「Ni-Cd電池」など。1899年、スウェーデン発明家Waldemar Jungnerが発明。正極にオキシ水酸化ニッケル、負極にカドミウムを使用した二次電池。寒冷でも安定して放電できること、瞬発力の高さ、電池電圧0ボルトまでの放電(過放電)に耐える耐久性が特長。充電管理の煩雑さとカドミウムによる環境汚染欠点
    • ニッケル・水素蓄電池
  • 別名「Ni-MH」。正極にオキシ水酸化ニッケル、負極に水素化合物ないし水素吸蔵合金を使用した二次電池。ニカド電池より電気容量が多いこと、カドミウムによる環境汚染がないことが特長。
    • ニッケル・鉄蓄電池
  • 別名「エジソン電池」。ニッカド電池の発明者が発明したが放棄されていたところトーマス・アルバ・エジソンによって特許商業化された。
  • リチウム
    • リチウムイオン二次電池
  • 別名「リチウムイオン電池」「リチウムイオンバッテリー」「Li-ion電池」「LIB」「LiB」。2つの電極間をリチウムイオンが移動することで充放電を行う二次電池。電池が破損するとを上げて爆発してしまう欠点がある。旭化成工業の吉野彰らによって原型が作られ、携帯電話などに利用。吉野は後にノーベル化学賞を受賞した。
    • リチウムイオンポリマー二次電池
  • リチウムイオン二次電池の電解質を有機溶媒から半固体性重合体(ポリマー)に置き換えたもの。有機溶媒より安全性が向上している。
    • コバルトチタンリチウム二次電池
  • 概説なし。

液循環型

  • レドックス・フロー電池
  • 亜鉛・塩素電池
  • 亜鉛・臭素電池
  • メカニカルチャージ型
  • アルミニウム・空気電池
  • 空気亜鉛電池
  • 空気・鉄電池

高温動作型

  • ナトリウム・硫黄電池
  • リチウム・硫化鉄電池

電子トラップ型

  • 半導体二次電池

関連タグ

電池関連


蓄電池電車;鉄道車両に二次電池を搭載し、予め充電した電力で電車用送電線のない区間を走行可能にした電車


いろいろな作品における「二次電池」

ピクミン;主人公オリマー」は宇宙空間にて隕石衝突PNF-404墜落してしまった。自身に装着している『生命維持装置』のバッテリーは30日で使用不能になってしまう。果たしてその日までにオリマーはドルフィン号修理して母性に帰れるのだろうか…。

じゅうでんち;『ポケットモンスターシリーズの「どうぐ」。モンスターに持たせるとでんきタイプの攻撃技を受けた直後に「こうげき」りょくが1段階上がり、どうぐ本体は消失する。

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