概要
埴輪のような体型で、足は無いが体をくねくね動かし、小さく飛び跳ねながら動き回る。
ゲームではワドルディに並ぶくらい弱く、カービィが吸い込んでも何の能力も得ない「スカキャラ」である。
中にはキノコの笠のようなものを被っている個体もおり、この場合一度吸い込んでもキノコの笠だけを吸い込むので少々倒すのが面倒だが、初代では一部キノコの状態でも1回で吸い込めるものもいる。
ワドルディと違って武器を使うものはおらず、積極的に攻撃してくる事もないが、頭に被ったキノコの笠を上方に飛ばしてくる時がある。キノコを失うと下を向いて落ち込んでしまう。
『星のカービィWii』以降の作品では笠を被っている個体は飛ばしている笠に攻撃を受ける、吸い込まれるなどして笠を失うと途方に暮れゲンナリしてその場から動かなくなる。
名前の由来は帽子を意味する「cap」で、偶然にも後に同じ任天堂ゲームで名前の由来の被るキャラ(帽子だけに)が登場した。
アニメ版
ププビレッジに住む一般市民「キャピィ族」として登場する(ただしコックカワサキはキャピィ族ではない)。
元々プププランドは、キャピィ族の土地であったらしく、自らを「大王」と断じてはばからないデデデ大王は、勝手に統治者を気取っているだけに過ぎない。それ故に、デデデの大王即位300年記念式典の際は、身内を除いて誰も相手にしていなかった。
様々な姿のキャピィが住んでおり(ただしゲームとは異なりキノコの笠は被らない)、表情もゲームとは比べ物にならないほどコロコロ変わる。
また、ゲームよりも身長が高く設定されており、子供のキャピィ達と比べてもカービィの方がはるかに小さい。
ワドルディと並ぶ本作の主なモブキャラだが、あちらとは違い個性豊かなメンツも多数登場し、それぞれのキャラクターが主役のエピソードもある。
良くも悪くも朴訥で、流行に流されやすい、デマ情報に踊らされやすい、状況に応じて都合よく考えをコロコロ変えるなど現実の人間とほとんど性質は変わらず、それ故にデデデ大王の悪事に知らず知らずの内に加担させられてしまったりする。そのため、デデデやエスカルゴン、メタナイトからは度々「愚かな民」と揶揄される。
また、フームを始めとした大臣一家は、彼らと顔つきや手足が大きく異なるため、キャピィ族であるかどうか不明である。
アニメの名ありキャピィ一覧
名前 | 特徴 | 職業・立場 |
---|---|---|
レン | 茶色いミニハット、肌が肌色 | ププビレッジ村長 |
ハナ | チューリップハット、肌が肌色 | 村長夫人 |
ボルン | 青い官帽、肌が肌色 | 警察署署長 |
サト | パーマ、肌が肌色 | 署長夫人 |
キュリオ | 側頭部のみ残った頭髪 | 骨董店店主、考古学者 |
モソ | 白ひげ | 郵便局長 |
ヤブイ | 丸眼鏡、聴診器、指がある | 医者 |
サモ | リーゼント | バーのマスター |
メーベル | ターバン | 占い師 |
ガス | オーバーオール、眉毛 | ガソリンスタンド店主 |
タゴ | エプロン | コンビニ店長 |
ガング | サンバイザー | 玩具店店主 |
ビブリ | 丸眼鏡 | 書店店主 |
イロー | ちょんまげ、ぐるぐるほっぺ | 子供 |
ハニー | ツインテール | 子供 |
ホッヘ | 麦藁帽子 | 子供 |
ドロン | 無精髭 | 囚人 |
関連項目
ブロッパー - 初代のエクストラモードにおける強化キャラ