概要
アイルランド生産・日本調教の競走馬。JRAでマイル競走を中心に活躍した。
主な勝ち鞍はきさらぎ賞(2005年)、金鯱賞(2006年)、マイラーズカップ(2007年)など。
馬名は「金剛力士」から。「コンゴウ」は金岡久夫所有馬の冠名。
プロフィール
性別 | 牡 |
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毛色 | 鹿毛 |
父 | ストラヴィンスキー |
母 | プリンシピウム(母父:ハンセル) |
生産者 | ペチェレS.A.&A.スウェルスキー&アソシエイツ |
馬主 | 金岡久夫 |
調教師 | 山内研二(栗東トレーニングセンター) |
競走成績 | 36戦7勝
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略歴
2002年
3月27日、アイルランドで誕生。
父・ストラヴィンスキーは北米やニュージーランドのリーディングサイアーとなった種牡馬で、後に日本軽種馬協会により日本に輸入された。母・プリンシピウムは牡系・牝系ともノーザンダンサーの血を引き、母父・ハンセルはアメリカのクラシック二冠馬だった。
2003年
フェニックスソリューション代表取締役の金岡久夫が購入。
2004年
栗東の山内研二調教師に預けられる。
12月19日、阪神競馬場の新馬戦(芝2000m)でデビュー。ディープインパクトの2着に敗れた。
2005年
1月8日、京都競馬場の未勝利戦(芝2000m)に出走し1着。
1月30日、くすのき賞(500万下)に出走し1着。
3月26日、毎日杯(GⅢ)に出走し、ローゼンクロイツの3着に敗れた。
4月17日、皐月賞(GⅠ)に出走し、ディープインパクトの16着に敗れた。
5月7日、京都新聞杯(GⅡ)に出走し、インティライミの5着に敗れた。
5月29日、東京優駿(GⅠ)に出走し、ディープインパクトの11着に敗れた。
7月13日、ジャパンダートダービー(GⅠ)に出走し、カネヒキリの7着に敗れた。
9月19日、ダービーグランプリ(GⅠ)に出走し、カネヒキリの4着に敗れた。
2006年
4月9日、エイプリルステークス(オープン)に出走し、マチカネキララの2着に敗れた。
5月6日、新潟大賞典(GⅢ)に出走し、オースミグラスワンの6着に敗れた。
7月9日、七夕賞(GⅢ)に出走し、メイショウカイドウの2着に敗れた。
7月30日、小倉記念(GⅢ)に出走し、スウィフトカレントの5着に敗れた。
9月9日、朝日チャレンジカップ(GⅢ)に出走し、トリリオンカットの2着に敗れた。
10月1日、ポートアイランドステークス(オープン)に出走し1着。
2007年
3月4日、中京記念(GⅢ)に出走し、ローゼンクロイツの12着に敗れた。
4月14日、マイラーズカップ(GⅡ)に出走し、コースレコードで1着。
6月3日、安田記念(GⅠ)に出走し、ダイワメジャーの2着に敗れた。IFHAによりマイル区分119ポンドで最高38位タイにランクされた。
10月7日、毎日王冠(GⅡ)に出走し、チョウサンの6着に敗れた。香港マイル(GⅠ)に出走登録を行う。
12月9日、香港マイルに出走し、グッドババの9着に敗れた。
2008年
3月2日、中山記念(GⅡ)に出走し、カンパニーの13着に敗れた。
4月19日、マイラーズカップに出走し、カンパニーの7着に敗れた。
5月28日、さきたま杯(JpnⅢ)に出走し、リミットレスビッドの9着に敗れた。
6月8日、安田記念に出走し、ウオッカの6着に敗れた。
8月24日、札幌記念(JpnⅡ)に出走し、タスカータソルテの10着に敗れた。
9月13日、エルムステークス(JpnⅢ)に出走し、フェラーリピサの11着に敗れた。
10月13日、マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)に出走し、ブルーコンコルドの13着に敗れた。
10月25日、富士ステークス(GⅢ)に出走し、サイレントプライドの12着に敗れた。
11月23日、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)に出走し、ブルーメンブラットの17着に敗れた。
12月25日、兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)に出走し、スマートファルコンの4着に敗れた。
2009年
1月5日、京都金杯(GⅢ)に出走し、タマモサポートの13着に敗れた。
5月10日、都大路ステークス(オープン)に出走し、ライブコンサートの4着に敗れた。
6月7日、安田記念に出走し、ウオッカの17着に敗れた。
10月28日、競走馬登録を抹消し引退。韓国へ寄贈され、京畿道・競馬教育院で騎手候補生の訓練馬となった。
2010年
5月、競馬教育院を退厩。
2018年
飼養地の調査をしたが所有の確認が取れなかったため、11月30日付で死亡とみなされた。実際の生死は不明。
似た馬名
コンゴウリキシオウ:こちらは96世代の競走馬。オープン馬になっている。