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パラダイス・リゲインドの編集履歴

2024-02-16 10:36:29 バージョン

パラダイス・リゲインド

ぱらだいすりげいんど

『仮面ライダー555』の20周年記念作品。正式なタイトルは『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』。

Open your eyes

For the 20th φ's


目を覚ませ The time to go

強くある為に─────


夢の続き見せてやるよ


概要

仮面ライダー555』の20周年記念作品。テレビ本編最終回から20年後を舞台にした正統な続編である。令和5年5月5日(555の日)に制作が発表され、2024年2月2日に期間限定で劇場公開。同年5月29日に特別版が発売予定、同年9月13日(カイザの日)にCSMカイザフォンXX付完全受注生産版が発売予定。

監督・脚本はテレビ本編と同じく田崎竜太井上敏樹の両名が担当する。


副題の「リゲインド(regained)」とは「取り戻した」という意味であり、本編のIFを描いた劇場版のタイトル『パラダイス・ロスト』とは対になっている。物語についても本作はオルフェノクが迫害される側に陥っているなど、劇場版と真逆の世界観で展開された。


劇場での公開に辺り、本作は映画倫理機構から「殺傷・流血の描写が見られる」と判断され、PG12指定となっている。

劇場公開作品で年齢制限が設けられたのは仮面ライダーTHENEXTシン・仮面ライダーについで3作目となり、平成仮面ライダーシリーズ及び仮面ライダーVシネマシリーズとしては初となる。

それを示すかのように、本編や過去の劇場版以上に血や内臓の描写が鮮明に描かれ、キャラクターの流血・死亡描写も残忍なものとなっているだけでなく、とあるシーンでは×××も描写されているなど、これらに関する点は公式小説『異形の花々』に近い作風となっている。


2月2日から4日の全国映画動員ランキングで6位にランクインしており、約20年経った今もなお人気が衰えていないことがうかがえる。


あらすじ

園田真理菊池啓太郎の甥・条太郎海堂直也、そして、草加雅人とともにクリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を経営しながらオルフェノクの庇護を行っていた。

一方、政府により企業再生されたスマートブレイン社は、オルフェノクの殲滅を目指す企業へと変貌を遂げ、北崎がスマートブレインの社長に就いた。


ある日、追いつめられたオルフェノクを救うため、草加と海堂は仮面ライダーカイザスネークオルフェノクに変身し、殲滅隊隊長の胡桃玲菜仮面ライダーミューズと交戦。そこに現れたのは、数年前に真理たちの前から姿を消して以降、消息不明になっていた乾巧だった。


巧は、新たなファイズ・仮面ライダーネクストファイズに変身し、スマートブレイン社の尖兵として、襲い掛かる・・・。


「乾のヤツ…裏切りやがった!」

「どうした乾…?!何のつもりだ!」


ネクストファイズに攻撃されて混乱する真理たち。巧はなぜスマートブレインにいるのか?今まで何をしていたのか?


波乱を含んだ彼らの再会は、オルフェノクと人類をめぐる新たな物語のほんの序章に過ぎなかった。


登場人物

主要キャラクター


新キャラクター


その他


限定フォーム・ライダー

新たなベルト「ファイズドライバーNEXT」と新たなスマートフォン型デバイス「ファイズフォン20Plus」によって変身する新しいファイズ。


新たなデバイス「カイザフォンXX」とカイザドライバーで変身する新しいカイザ。


新型ベルト「ミューズドライバー」で変身する新世代のライダー。


その他



音楽

主題歌



挿入歌


関連作品

9月13日、つまりカイザの日に公開。内容は555に関係するのゲストを呼ぶバラエティ番組。簡単にゲストが分かってはつまらないということで、モザイクが掛けられている。がゲストの存在感のせいでバレバレである。

リンク先は途中までなので最後まで見たい方はTTFCに加入しよう!

上記の番組で制作が明かされた本作のパラレル作品。TTFCにて2部構成で配信予定。


余談

  • 仮面ライダーアウトサイダーズ』にてスマートブレイン社が再建されていることが示唆され、アークオルフェノクと真理も登場していたが、『アウトサイダーズ』が本作とどのように関連するのか、時系列がどのようになっているのかは現時点で不明。
    • そもそも『アウトサイダーズ』は外伝作品かつクロスオーバー作品としての側面が強く本作の内容とも乖離が見られるため、関連しない可能性は高い。あくまで本編から分岐したパラレルワールドと見た方が良いだろう。

  • 本作に登場する3つの新型ベルトは、その外見と機能の類似性から、『仮面ライダーギーツ』に登場したヴィジョンドライバー同様2019年に開催された「THE HENSHIN」展で展示されていた、液晶型のドライバーを発展させたモノではないかと考察する声もある。
    • 実際シルエット等はこちらの方がより酷似したものとなっているが、公式から具体的に技術的な繋がりの言及は現時点では無い。

  • 制作に至ったきっかけとしては、半田氏・芳賀氏・村上氏が「20周年経つから何かやりたい」と白倉Pに掛け合った結果実現したとのこと。
    • なお、その過程で村上氏は何故か本作には参加していない柴崎貴行監督と武部P経由でこの話を白倉Pに伝えた模様。(ただ、両名ともに『555』本編で製作陣として名を連ねており、当時柴崎氏はチーフ助監督、武部女史はサブPとして参加していた。)

  • 上記の通り年齢制限が設けられているが、作中のあるシーンについては、キャスト陣がプロデューサーと監督に直談判して変更したとのこと。変更がなかった場合、さらに映倫の年齢制限が厳しくなっていた可能性がある。
    • その件について、半田氏は「製作陣の見解と我々の見解が必ずしも一致するとは限らないことは致し方ないこと」「それでも『このシーンをこのように演じてしまうと先に影響を及ぼす』と思いました。」「皆さんの好きな『555』であり続けることは我々の務めだと思います。」とコメントしている。


関連動画



関連タグ

仮面ライダー555 仮面ライダーVシネマ

パラリゲ


異形の花々:こちらでは政府主導の元、オルフェノクが駆除される世界観に移り変わっている。


復活のコアメダル:同じく正統続編というコンセプトで制作された周年記念のVシネマ作品。監督も本作と同じく田崎竜太が担当した。



機動戦士ガンダムSEED FREEDOM:同時期に公開された同じく約20年前の作品の続編劇場作品。同期ということでトークショーで話題に出していた

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