ニョロゾ

にょろぞ

ニョロゾとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター（モンスター）である。

基礎データ

全国図鑑	No.0061
カントー図鑑	No.061
ジョウト図鑑	No.073
マウンテンカロス図鑑	No.034
アローラ図鑑	No.183
ヨロイ島図鑑	No.143
キタカミ図鑑	No.040
ローマ字表記	Nyorozo
分類	おたまポケモン
タイプ	みず
高さ	1.0m
重さ	20.0kg
性別	50%♂・50%♀
特性	ちょすい/しめりけ/すいすい（隠れ特性）
タマゴグループ	すいちゅう1

各言語版での名称と由来

言語	名称	由来
日本語	ニョロゾ	ニョロニョロ+小僧
英語・スペイン語・イタリア語	Poliwhirl	polliwog（オタマジャクシ）+whirl（渦巻き）
ドイツ語	Quaputzi	Kaulquappe（オタマジャクシ）+putzig（可愛い、愛らしい）
フランス語	Tetarte	têtard（オタマジャクシ）+tarte（平手打ち、殴打）
韓国語	수륙챙이	수륙（suryuk、水陸）+올챙이（olchaeng-i、オタマジャクシ）
中国語（簡体字・繁体字）	蚊香君	蚊香（wénxiāng、蚊取線香）+君（jūn、君主）
中国語（大陸・香港・台湾）	蚊香蛙	蚊香（wénxiāng、蚊取線香）+蛙（jūn、カエル）
ヒンズー語	बैंगचिबिग	बैंग・बेँग（Bang、蛙）+big（英語で大きい）
アイスランド語	Fjölreiði	英語名より+reiði（大きい）
リトアニア語	Polivirlas	英語名より
ロシア語	Поливирл	英語名の音写
タイ語	เนียวโรโซ	日本語名の音写

進化

ニョロモ → Lv.25でニョロゾ ┬→ みずのいしでニョロボン

　　　　　　　　　 └→ おうじゃのしるしを持たせて通信交換でニョロトノ

概要

ニョロモの進化系。開発時の名称は「ニョロッピ」（参照）。

腹の渦巻き模様が逆となった。手が生え、手袋も着用しており、口は退化したが鳴くことが可能。やはり全身がぬめぬめしており、敵に襲われて捕まったり、噛み付かれたりしても、ヌルリと逃れられるのが強みであるが、カエル系らしく乾燥には弱い。

腹の渦巻き模様で敵に催眠術をかけて逃げることもある。捕食者が多いポケモンの世界に於いて、捕食者から逃げる事を第1に考えている珍しいポケモン。

水陸どちらでも生活出来るのであるが、敵に襲われることが少ないため水中を好む。なお、食物は陸上にいる虫ポケモンと非常にカエルらしいが、水中では魚ポケモンを餌としているらしい…何事も見た目では判断出来ないもんである。

色違い

色違いは薄い水色になる。

ゲームでの特徴

みずのいしでニョロボン、第2世代からおうじゃのしるしを持たせて通信交換するとニョロトノに進化する。

赤・緑では、ハナダシティでこのポケモンとルージュラ（ニックネーム「まさこ」）を通信交換してもらうことが可能。

ポケパルレやポケリフレでは腹部分を触られると嫌がる。

性能

	HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
初代	65	65	65	50	※	90	300
第2世代以降	65	65	65	50	50	90	385

※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。

使用トレーナー

ゲーム版

※1：ポケモンスタジアム金銀

アニメ版

カスミ
ヤナギ

漫画版

レッド（ポケスペ）
ゴールド（ポケスペ）

アニメ版

『アニポケ・サトシの旅シリーズ』

〈レギュラーの手持ち〉

カスミのニョロゾ
- （CV.三木眞一郎）、詳細はこちら

〈ゲストなど〉

無印238話
- ヤナギのポケモンと思われる個体が登場している。
めざポケ11話(サトシの旅シリーズ最終話)
- ニョロモの群れと共に野生のポケモンで登場し、背泳ぎしていた。

その他

無印	25話・40話・65話・83話・88話（ピンカン島）・169話・215話・225話・265話
AG	15話・74話
DP	10話
XY	1話・3話・99話
SM	1話・13話・40話・42話・66話・86話・90話・110話（看板）・126話
新無印	1話・21話・31話・81話・120話・135話（回想）・136話
SP	遥かなる青い空
劇場版	ミュウツーの逆襲・蒼海の王子・みんなの物語・ココ

『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』

1話：セキエイ学園のポケモンで登場し、花の水やりや物を運んだり等と寮母さんの手伝いを行っていた。

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

レッドのニョロ

レッドの幼なじみポケモン。序盤から必殺技のようにれいとうビームが使えたり、かげぶんしんでオニドリルの攻撃をかわしたりと大活躍する。

サントアンヌ号でのマチスとの戦いで海に落とされたレッドを助ける際、クチバ湾の海底に沈む「みずのいし」に触れてニョロボンに進化した。

ゴールドのニョたろう

ゴールドとは生まれた頃から共に過ごした「家族」。

崩れかけたスズの塔でニョロゾに進化。その直後に育て屋老夫婦から貰った「おうじゃのしるし」を持っているのを見たシルバーの機転で交換され、ニョロトノに進化した（なお、ゴールドはてっきりニョロボンへ進化すると思っていたらしい）。

ポケモンローカルActs

徳島県鳴門市にニョロモ・ニョロゾ・ディグダと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された（参照）。

お腹の渦巻きが名物である鳴門の渦潮を連想される事から。因みに鳴門市はタンバシティのモデルでもあり、ジムリーダーシジマの切り札がニョロボンである事も関連しているか？

Ver	第1世代　ポケモンRGBP　ポケモンFRLG　ポケモンLPLE
タイプ	みずタイプ　単タイプ
進化	1進化ポケモン　レベル進化　分岐進化　どうぐ進化（みずのいしorおうじゃのしるし）　通信進化　追加進化（第2世代）　ニョロモ　ニョロボン　ニョロトノ

グループ	蛙ポケモン
コラボ	徳島ポケふた組
初代蛙仲間	フシギダネ/フシギソウ/フシギバナ（メガフシギバナ/キョダイマックスフシギバナ）
開発中の名称	ニョロッピ

ニョロゾの編集履歴