概要
特に緑川なおが主導権を持っている(攻め側)状況を指す。
攻め受けが逆転した状態に「れいなお」のタグがある。
しかし、百合においては受け攻めにこだわらないユーザーが多いのか、れいかが主導権を持っている場合でも「なおれい」タグが付けられていることが多い。
七色ヶ丘中学校2年2組のクラスメイトにして、スマイルプリキュアのメンバーの二人。
幼馴染設定が本編に出たのは第7話で、なおが他のメンバーにぬいぐるみ好きを明かす中、れいかが「なおは昔からかわいいものが大好きなのよね」と、長い付き合いを感じさせる発言をしており、42話ではれいかの話でなおに弟のけいたが生まれた時の回想が出ており、幼馴染の設定が明確になった。
名前について
- れいかは他のメンバー(星空みゆき、日野あかね、黄瀬やよい)には「さん」付け(プリキュアになる前は苗字、なった後は名前)をしているが、なおだけは呼び捨てにしている。
- なおは初登場時かられいかを呼び捨てで呼んでいるが、幼少時(少なくともなおの弟のけいたが赤ん坊の頃)は「れいかちゃん」と呼んでいたようである(42話)。
- 「緑川」「青木」という苗字はそれぞれお互いの色を象徴するような漢字の組み合わせであり、非常に意味深。
- 全48話中、なおがれいかの名前を呼んだ回数は他メンバーの名前に比べて一番多い。
本編での絡み
- 体育のバレーボールで同じチームに入っておりあかねのアタックを2人で止めるシーンがある(2話)
- 横暴な先輩相手に筋を通すなおを見守っていたれいか(4話)
- バッドエンド状態にされたれいかになおが「れいか!」と駆け寄る(5話)
- 「なおは昔から可愛いものが大好きなのよね」(7話)
- れいかがなおに勉強を教えている描写がある(10話)
- 「なおは昔から虫が苦手」と、なおの虫嫌いについても昔から知っていた旨の発言(11話)
- 星空みゆきの恋愛話にテンションが上がり、抱き合ってはしゃいでいるシーンが見られた(13話)
- なおの裁縫上手について、「なおは手芸が得意ですものね」と本人が言い出す前に、れいかが口にした(15話)
- れいかが自分のやりたいことに悩んで一度全てを辞めると言った際、なおが壇上に上がって「少しれいかを休ませてあげよう」とフォローに回った(16話)
- お笑いやギャグのネタが分からないれいかになおがネタであることを教えてあげたり、楽屋裏に入ろうとしたあかねに対し「勝手に入るのはちょっと…」「れいかの言う通りだよ」とお姉さんぶりを見せた(17話)
- 「女子リレーの選手はなおしかいないわね」予告では「私はなおを推薦します!」となおを推すれいか。前に進まないれいかに「頭より体を動かして」「れいか、前に進んで!」とフォローした(18話)
- なおの名前の由来に関してはれいかが「その通り、真っ直ぐな子に育ってますよ」と肯定した(19話)
- 透明人間になったあかねがボールを使い存在を証明した際、お化けー!と叫んで飛びつく先が本来はれいかだった。(透明人間のみゆきが間にいたので結果みゆきに抱きつくことに)8:40に再度お化けと怖がったなおが今度はれいかにしっかりと抱きつく。(20話)
- お星様にお願いごとをする際、なおとれいかのポーズが同じ(21話)
- なおのおじさんの経営するかき氷屋さんの手伝いに、れいかが一緒に来ていた。かき氷を売る2人の呼吸は息ピッタリでビーチで遊んだ際に作り上げたなおとれいかの砂のお城は造形も拘りの一品(25話)
- なおとれいかの母親同士が仲良く話している描写がある(26話)
- おばあちゃんの手伝いを真っ先に手伝ったのがこの2人。(27話)
- 「なおはお化けが大の苦手」と、やはりなおのお化け嫌いについても知っていた(28話)
- 宿題を手伝ってくれるれいかを称賛するやよいに同意して「うん、教え方うまいよね!」となお(29話)
- モンゴルの草原を走るなおを優しく見守るれいか。万里の長城では「険しい道を登ってこそ頂上から見える景色も素晴らしいものです」「なるほど」とれいかに同意し追いかけていった(30話)
- マーチとビューティのペアでみゆきとキャンディを助けに来た(32話)
- 時代劇でなおはくノ一、れいかは姫役で「姫は私が守る!」という発言がある(33話)
- 一緒に部活に行ったり、図書館で手の届かないれいかになおが本を取ってあげているような描写がある。また、れいかの持っていたがまぐちは42話のなおのがまぐちと色違い&おそろい?の可能性が(36話)
- 生徒会会長に立候補すると言った際、「れいか、よく言った」と声を掛けたり、落ち込むれいかに対して「そんなことないって」と励ましたりなおはこの回れいかの名前をたくさん呼んでいる。また、演説の際には「頑張れ、れいか」と小声でつぶやき応援していた。(37話)
- なおが7人目の兄弟が産まれることを真っ先に電話で報告した相手がれいかだった。「なおがはじめてお姉さんになった時のこと、今でもよく覚えています」ここにきて初めて回想シーンが登場。「ねぇ、れいかちゃん」と、当時は「ちゃん」付けで呼んでいたことも判明した(42話)
- 留学を悩むれいかに真っ先に心配するような素振りを見せていた。「れいかはさ、昔からみんなのためにっていつも誰かを優先して頑張ってきたでしょ。でもこんなこと滅多にないんだからさ。たまには自分を優先してわがままになってもいいんだよ」なおが初めてれいかの昔からのことを語ったシーン。戦闘時には「わたしだって本当は寂しいよ!」と本当は離れるのが寂しいことを告げた(43話)
- 買い物をしているシーンで2人だけで会話しているような描写がある(44話)
- 2人で協力して最強形態のマジョリーナと対決した(45話)
- キャンディたちと別れなければならないと分かり全員が号泣するなか、れいかだけ一番離れた位置に立っていたなおにわざわざ駆け寄り抱きつく(最終回)
対照的な描写について
○○しかいないよね
18話… 「女子リレーの選手はなおしかいないわね」
予告では「私はなおを推薦します!」となおを推すれいか。
43話…「これはやっぱりれいかしかいないよね」と生徒会会長になることを推すなお。
互いに○○しかいないと推薦し合っている。
さすが○○
19話…れいかの名前の由来に対してなおが「さすがれいか」と一言。
27話…おいなりさんをいつも弟達に作るよという発言に対して「さすがはなおね」と一言。
43話…朝の挨拶をするれいかに「さすがだね!」となおが一言。
19話におけるなおの台詞と対称しており、互いに尊敬しあっているのかもしれない様子が窺える。
似たもの同士?
35話において、ロボットを操作するなおのその場で足踏み動作は、18話のれいかの前に進まない動作と全く同じことをしている。
どちらかというと動と静の2人だが意外と似た者同士なのかもしれない。
8:40の伝説
- この2人が絡むシーンは何故か8:40に集中している。
リンク先参照。
48話(最終話)の伝説
放送中において、基本のポジションが「青黄桃橙緑」の順でなおとれいかは両端、距離が遠いという場面が多々あった。
(ちなみにこのポジションは例外もあるが基本的にプリキュアショー等でも同じなので一番遠い分2人の絡みが中々見られなかった。)
最終話、キャンディと離れ離れになることが分かり号泣しはじめるメンバー。ポジションは上記通りいつもの配置。
みゆきは泣きながらそのままキャンディを抱いた状態でその場に座り込む。
その後やよいがあかねに抱きつく。(!)
ここで視聴者はそのままなおがあかねに抱きつくと思ったはずだが一旦れいかの泣き顔カットが入りその後なおはそのまま立ち尽くす状態。
ん?と思っているのも束の間、画面の左から青い何かが見えたかと思いきや…
なんと一番離れた位置にいた(推定:3m)れいかが「なお!」と叫びながら飛びついたのだ。
さらになおはれいかをしっかりと抱き返し、約1分間ほど抱き合っていた。
今まで明確な幼馴染描写が避けられていたのではないかという疑問さえ浮かび上がる程だったがここにきてまさかの展開に全視聴者が驚愕したのではないだろうか。
- ちなみに時間は8:41だった。(おしい!)
- エピローグではなおのサッカーシーンでれいかだけ両頬を染めて嬉しそうにしている。
- 余談だが最後まで鼻水を流さなかった2人。
3DSゲームのなおとれいか
- ニンテンドー3DSソフト「レッツゴー!メルヘンワールド」ではOPでなおとれいかがペアでダンスをするシーンがあり、ゲーム本編でもなおとれいかが同じ部屋にいる状態で放置していると、なおがれいかに「たまにはうちに遊びにきなよ」と言うことがある。
語録
「私は歴史が苦手だからたまにれいかに教えてもらうんだけど
そのとき弟たちの勉強も一緒に見てくれたりするからすごくたすかるんだ」
「れいかのいうとおりスポーツはこころをきたえるのにもってこいだね」
「れいかはまちの広いお屋敷に住んでてお父さんが日本画家でお母さんが
あいきどうをやってるんだよ」
「なおは昔から虫が大の苦手なんですよ。
むかしからだめなものはなかなか好きにはなれないようですね」
「なおは一年生のときからサッカー部のレギュラーなんですよ」
「今日はなおと街に買い物に行く約束をしているんですよ」
絵本の中はみんなチグハグ!のなおとれいか
- ニコちゃんがスクリーンから出てきた際、金角・銀角から逃げるシーンでは一人逃げ遅れたれいかに気づいたなおが駆け戻り手を引いて一緒に逃げる。
- 金角・銀角との戦闘ではビューティがマーチへトスをあげる。
- 劇場版予告にて、マーチとビューティが合体技を使用する描写がある・・・が、本編では登場せず。残念。
- 劇場版予告ギャラリーではなおとれいかが一緒のテーブルでドリンクを飲んでいる絵だった・・・が、残念ながら本編OPではなぜかあかねとなおの組み合わせに変更されていた。
れいか泣くなよー!
劇場版の舞台挨拶にて、各メンバーが感想を語っている最中れいか役の西村ちなみが感極まって泣き出してしまい、慌てて周りがフォローしようとする中、一番立ち位置が遠くて近付くに近付けなかったなお役の井上麻里奈が「れいか泣くなよぉー!」と叫んでフォローを入れたという逸話がある。特装版の特典映像に収録されているため観たい方はそちらを是非。
いいお母さんですね♥
プリキュアオールスターズNewStageにおいて、終盤サニーに「マーチなんてオカンやん」と言われたのに対し「だれがオカンよ!」とマーチ。その返しに更にビューティが「いいお母さんですね」と突っ込むのだがこれを字幕表示で見ると「いいお母さんですね♥」と意味深なハートマークが付いているので視聴の際は字幕ありで是非。
ASNS2のなおとれいか
- プリキュアオールスターズNewStage2こころのともだちにおいて、ドキドキ!プリキュアのメンバーと歴代メンバーの初顔合わせシーンで何故かこの二人だけお互いの方を見て仲睦まじげに話しているような描写がある。
- また舞台挨拶においても、マーチとビューティが隣同士だった為か写真撮影中にビューティがマーチの腕に触れたり、インタビュー中に中の人が頻繁に顔を見合わせていたりなどしていた。
プリートフォンのなおとれいか
- プリートフォンにおいて、
れいか「なつかしいアルバムをはっけんしました」
なお「あたしたちのちいさいときの?みた~い!」
なお「れいかとはながいつきあいだよね」
れいか「ちいさいときからよくあそんでましたよね」
れいか「なおはきょうだいおもいのやさしいこ」
なお「れいかはびじんでうらやましいな…」
等、なおとれいかの関係の親密さがより濃くプッシュされている。
プリキュアオンラインのなおとれいか
5話でのれいか登場時、なおが主人公にれいかを紹介するシーンがある。
なお「れいかはおじょうさまで、とってもやさしくて、たよりになるんだ!よろしく!」
れいか「なおったら」
また、中庭に行くとたまに2人の会話が見れるのだがこれまた主人公置いてけぼり状態のイチャイチャっぷりを見せている。
れいか「なおとわたしはおさななじみなんです」
なお「そうそう、れいかはむかしからまじめでやさしいから、おとこのこにモテモテなんだ」
れいか「モ、モテモテ?」
れいか「なおこそ、うんどうができて、じょしのみなさんからそんけいされているようですよ」
なお「あはは、おんなのこにモテモテかあ~」
れいか「なおはむかしからそういうところがかわらないんだから」
>なおとれいかのフレンドポイントが1あがったよ!<
11話では、虫嫌いのなおにこんな一言も。
れいか「中学生なのだし、そろそろなおしたほうがいいかもしれませんね」
放送終了後のなおとれいか
- DCD#01「ドキドキ!プリキュアとうじょう」にてなおとれいかがペアになっているカードが3枚も存在する。
- スマイルプリキュア!BD3巻のジャケットはマーチとビューティの2人。
- スマイルプリキュア!DVD15巻ジャケット裏側、43話のあらすじを紹介する写真になおとれいかのツーショットがチョイスされている。
- 絵本『小人のくつや』では若いくつやの職人として、主演している。
コンプリートファンブックのなおとれいか
- れいかの説明文ではなおと幼馴染であることが表記されており、「なおは昔から~」と言うことがよくある。と紹介されている。
- また同ページのイラストにはエプロン姿のれいかの説明になおのエプロンとの違いのことや、冬服のことに関しての説明にもなおのニーソが貴重など、何故かなおのことも書かれている。
- 各声優インタビュー記事ではなお役の井上麻里奈「なおしか知らないれいかの話がないのかが、気になります!」れいか役の西村ちなみ「幼馴染ならではの彼女をよく知ってくれているという雰囲気が出ていて面白かった」と幼馴染に関して触れられている。
- SDの大塚隆史「なおとれいかはもともと同じ小学校だった」と小学校は同じであったことが判明。シリーズ構成の米村正二からは「なおはれいかのよき理解者として描いている」と語られている。
補足
なお役の井上麻里奈のつぶやきにはこんなものも。
「れいか、今日のビューティーブリザードは激しすぎるよ!!」
「TVブロスさんのプリキュア相性診断、私はビューティーだったでござる。
マーチとビューティー…、うん、相性バッチリだからこの診断はあってるな!!」
43話の演出を務めた田中裕太のツイッターでは放送終了後、なおとれいかが背中合わせのイラストが公開された。
2人の関係がよく表された一枚。
備考
- あかねを交えた三角関係に発展していることも多い(→RGBトリオ)。
- 『プリキュア5』でも緑の秋元こまちと青の水無月かれんは仲がよいという設定だった。
- 百合カップリングでは攻め受けの表記は気にしない傾向にあるため、「れいなお」と併用するユーザーも多い。