「…よくも我々の計画を潰してくれましたねウルトラマンA‼」
概要
別名「双竜超獣」
1999年9月28日に双葉社から刊行された公式外伝作品『ウルトラマンA』(著: 松久壽仁)に登場するオリジナル超獣の一体。
バキシムやコオクスと同じく高い知性とアルセーヌ・ルパン風の怪紳士という人間態の姿を持っており、その姿で太陽系から突如として土星、水星、月、天の川が消失(むろんヤプールの仕業である)した事が原因で発生した重力バランスの異変によって地球にもたらされた未曾有の大災害で親たちを失った子供たちを異次元へと連れ去り手懐ける事でヤフールの推し進める子供たちの無邪気さに秘められた残酷な一面を利用して子供たちの精神から新たな超獣を生み出す事を任務として帯びており、突如として廃墟と化した都市部へと人間態の姿で現れ暗躍していた。
また、計画に邪魔となるウルトラマンAと一体化している北斗星司と南夕子を精神世界に幽閉して2人を分断させる任務も担っている。
その真の姿は双頭の竜の首を持ち、腹部に巨大な口を備えた不気味な姿をしており、双頭や腹部の口から強力な火炎を吐き出して攻撃する。
ヤプールの罠から逃れ見事精神世界から元の世界へと戻って来たAの前に姿を現し、計画を台無しにされた恨み言を述べた後ヤプールの命を受け正体を現し襲い掛かるが、ヤプールが(Aは)絶対に勝てないと豪胆していた割には大した成果を上げることができないままに最後は『バーチカルギロチン』で体を切り裂かれた後に立て続けに『メタリウム光線』を受け爆死した。
余談
本超獣ともう一体のオリジナル超獣『チルドレス』が登場するエピソードは元々はリム出版より発売されるはずだった『COMIC'S★ウルトラ大全集 ウルトラマンA Vol.1 迷宮世界からの脱出』として刊行予定だったが諸事情により双葉社から刊行される事となった経緯がある(ちなみに本作は絶版となっている)。
関連項目
マザロン人→やっていることが似ている