「老害忍者はここでくたばれ!」
概要
『忍者戦隊カクレンジャー第三部・中年奮闘編』に登場する新時代妖怪、かまいたちの人間態である青年。
過去にカクレンジャーと戦ったカマイタチとは容姿が大きく異なり、人間態は真紅のシャツとスーツに身を包んだホスト風の身なりをした青年。
性格が悪く、カクレンジャーを「老害忍者」、同族の先人たる妖怪達を「古い妖怪」と蔑むなど悪い意味で現代人風。
妖怪としての姿は頭部が大きく変わり、髪の代わりに鎌をテクノカット状に垂らした紫のイタチへと変化する。
この鎌には一房(一本?)ごとに一文字英字が刻まれ、英単語を成している。
正面左から繋げて読むとSICKLE・WEASEL、つまり「カマイタチ」を英訳したもの。
原典の「かまいたち」は風に乗って見えない速さで人間を切り裂く妖怪だったが、ウィーゼルはその出自が特殊なためか、風ではなくマトリックス・コード的緑の数列に乗って逃げ隠れする特異な性質を有する。
戦闘能力は非常に高く、人間態でも身軽な足技や黒煙を纏った手刀の一撃と手数は多い上、有事の際には一対の鎌「新時代鎌ニューカマー」による乱撃や斬撃で広範囲を切り付ける事が可能。
活躍
ロサンゼルスにて人間を襲っていた所をジライヤに嗅ぎつけられるも、華麗な足技で彼を翻弄し逃走。
その後日本に渡来し蛇五右衛門と蛇骨婆を「不要」と判断、始末にかかるもサスケとジライヤに阻止される。
他の新時代妖怪と合流後はサンモトゴロウザエモンの誕生に歓喜するも、駆けつけたカクレンジャーに邪魔をされまいと因縁深いニンジャブラックと対峙。
「いい歳してタフなオッサン」と軽口を叩くもPERFECT CONDITIONなニンジャブラックの高速切りには防御もできず滅多斬りにされ、ブラックボウの一矢に貫かれ爆散した。
余談
演者の橋渡氏は『仮面ライダーガッチャード』でハンドレッドの幹部タソガレを演じ、彼が変身した仮面ライダーエターナルのスーツアクターも担当していた。(撮影時期はこちらが先。)
関連タグ
スノウ(カクレンジャー) ガーベラ(カクレンジャー) サンモトゴロウザエモン
カマイタチ(カクレンジャー):同じ作品に登場した先輩妖怪。
オオツムジ:『侍戦隊シンケンジャー』に登場するカマイタチ繋がりのアヤカシ(シンケンジャー)。
妖怪カマイタチ:忍者スーパー戦隊第3作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に登場するカマイタチ繋がりの妖怪(ニンニンジャー)。
カマイタチ(魔化魍):仮面ライダー響鬼に登場するカマイタチ繋がりのライダー怪人。