カントクマイナソー
かんとくまいなそー
「ヨ〜イ、アクション!」
CV:水島裕
ワイズルーと喧嘩して地球に戻って来たクレオンがヨドンヘイムに所属する邪面師・ムービー邪面から生み出した、幻獣「アマビエ」の伝説を司り、その風貌を得たマイナソー。
おどろおどろしい半魚人が骸骨が座ったディレクターズチェアを甲羅の様に背負った様な容姿で、両側には耳の様に尾鰭がそれぞれ垂れている。右手はカチンコ、左手はメガホンになっている。
他のマイナソーとは違い、人語を喋ることができる。
クレオンは既にリュウソウジャーの本編最終回で改心しているため意図的に生み出したのではなく、マイナソーの存在をたまたま2人が会話をしているときにそこに居合せたヨドンナが聞き、クレオンを足で踏みつけて無理やり生み出させようとし、クレオンから飛び散った体液が偶然にもムービー邪面の口に入り、ムービー邪面の「ヨドンナが自分の思った映画を作らせてくれない」と言うマイナス感情から生み出されたのがこのカントクマイナソーである(ちなみにヨドン映画の脚本はムービー邪面の生みの親であるクランチュラ)
1体では物足りなかったのか、ヨドンナが再びクレオンを踏みつけ、飛び散った体液を再度飲み込んだムービー邪面から同じマイナソーが計4体生まれた。
それぞれの個体が撮影する映画のジャンルに特化しており、頭部の骸骨が被っている被り物で判別が可能。
ギャンブル | 電光掲示板 |
---|---|
レディースもの | ピンク色のロングヘアーでオネェ系 |
時代劇 | ちょんまげのカツラ |
アクション | 緑色の軍帽 |
「ヨーイ、アクション!」と鳴きながら、撮影する対象を演技指導する能力を持つ。演技指導は絶対で、理不尽なオーナーでも絶対に演じ続けなければならない。
経験値は「ムービー」の語呂合わせ。
マイナソーの名前と司る幻獣の名前が一致しないのは初の事例である。
アマビエがモチーフの戦隊怪人は初。
特撮全体を見ても珍しいモチーフだが、昨今の世情を反映したタイムリーなモチーフとも言える。
声を演じる水島氏は、リュウソウジャーと同じく恐竜がモチーフの『獣電戦隊キョウリュウジャー』の戦騎アイガロン及び、嫉妬の戦騎ホシイガロンを演じて以来7年ぶりの出演となるが、一般怪人の声は今作が初となる。
デザイナーの久正人氏はTwitterでどこかで見たモチーフのカントクマイナソーの没案を投稿している。
ドルイドン族(厳密には無関係)
シンマイナソー:こちらも映画に関するマイナス感情から生まれたマイナソー。
グリム・リーパーマイナソー:こちらも意図せず偶発的に生まれたマイナソー。ただ、宿主はマイナス感情を抱いていない。
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
グリフォンマイナソー/ガニマ・ノシアガルダ←ムービー邪面/カントクマイナソー→ポットデウス/Dr.イオカル/カルビワルド