ガルザ「フハハハッ、いいぞキババスラ! お前の攻撃は魔進達にとってかなり有効だ!」
データ
身長/51.0m
体重/1642.0t
闇獣/バスラ
邪面/牙→身を守るために鋭く発達した地球の動物の歯
ハッシュタグ/#ムシバ邪面 #牙 #ガブリンチョ #スモッグジョーキー #でかい影 #付け根にネジ
概要
クランチュラが、ブラックバスに似た闇獣・バスラに地球の生物の器官「牙」を模した邪面を被らせた邪面獣。
邪面は牙の意匠を持つトラバサミを横倒しにしたかの様な造形。更に両腕はモーターボートバスラと同じく黄色い一本爪となっている。バスラがピラニア等肉食魚の魚人の様な外見である事からか、邪面のモチーフ的に割と様になっているかもしれない。
シンプルに敵へと飛び掛かり、邪面の大顎で噛み付き牙を突き立てる通称『スッポン攻撃』が得意。非常に単純ながら大顎の強い口筋力で噛み付いた敵の動きを制限する、長時間牙を突き立て続けて確実に装甲を損傷させる等侮れず、スモッグジョーキーと言った味方と連携を組めば十分に厄介な存在と化す。
邪面の強度も高く、これを向けながら多少の攻撃は弾きつつ向かって来るので防御面でも隙が無い。ただし大顎は機構式なので、可動部を攻撃されて壊されると弱い。
活躍
エピソード38で、対になる邪面師ムシバ邪面の展開した『地獄虫歯作戦』により貯まった闇エナジーで召喚の準備は整っていたが、すぐに送り出されるのを見送られていた様子。
続くエピソード39に置いて、キラメイジャー抹殺の勅命を帯びたヨドン皇帝第三の人格にして凄腕のスナイパー・シャドンを、ガルザが駆るスモッグジョーキーと共にサポートすべく投入される。
スモッグジョーキーより僅かに遅れたタイミングで召喚され、その時に生じた2体の大きな影がすぐ近くにいたキラメイジャーとマブシーナを覆うと、その影を潜ってシャドンが死角よりキラメイジャーを狙撃して泥団子へと変える。この有利な布陣を作る為にキババスラは温存されていたのだった。
すぐに状況を打破するべく、キラメイレッドが単独でキラメイジンを操縦して対抗。スモッグジョーキーと格闘するもそこへ割り込む形でスッポン攻撃を連打して文字通り食らい付き圧倒、その流れに乗ったガルザはキババスラの後ろからジョーキーチェーンソーとバーンブラッカーを叩き込みキラメイジンを合体解除に追い込んだ。
だがレッドは続けてグレイトフルフェニックスを呼び出し、キババスラを攻撃。これへ対抗したガルザの命令でグレイトフルフェニックスの右腕に噛み付いて動きを止めるが、ここで邪面の顎付け根に止めネジがある事へオラディンが気付きそれをレッドに伝えた事で、グレイトフルフェニックスは残った左腕のゴールデンアックスで邪面の付け根を集中攻撃して顎の機構を破壊。これで上顎が脱落し拘束を抜けられ、攻撃手段も喪失してしまう。
そして狼狽えている隙をグレイトフルプロミネンスで一刀両断され爆散・敗北した。
余談
牙モチーフではともかく、トラバサミモチーフならば『烈車戦隊トッキュウジャー』のハウンドシャドー以来になる。また、ハウンドシャドーは狩人に使役されていたためこの点もシャドンと共通する)。
K-SuKe氏曰く、邪面イメージは『SAW』の拷問器具。
本編において最後のバスラを素体にした邪面獣となった。
ジョーキーとの相性が悪いジンクスを持つバスラ系の邪面獣だが、乗り手のガルザがシャドンのサポート役に徹していたからか強引な干渉やアクシデント等が発生せず、純粋な実力で魔進ロボットを苦戦させジョーキーと連携も行う戦績を残した初の個体になる。
また、今回のハッシュタグにあった『#ガブリンチョ』の項目とジョーキーが恐竜型ロボットに変形するから「獣電戦隊キョウリュウジャー」が今回の戦績の一因と考えられる。
関連タグ
鉄ワナ仮面、シノワナモンガー、ハウンドシャドー:歴代トラバサミモチーフの戦隊怪人。
キュウセッキバスラ:邪面に牙を模した石槍が付いたバスラ系邪面獣1号。こちらはジョーキーの攻撃を邪魔した為激怒したガルザの手で処刑され、ジンクスの先駆けを作った。