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楽曲情報編集

作詞:秋元康

作曲、編曲:野村陽一郎


概要編集

「キュン」は、日向坂46のデビューシングルであり、2019年3月27日発売。センターは、2期生の小坂菜緒が務めた。


本作は、音楽制作に携わったプロデューサーの田中博信によると、「キーはマイナーなのに、彼女たちのトーンがキラキラしていてすごくキャッチ―に聴こえる曲」であると述べている。音楽ライターの南波一海は、「今までのけやき坂46の曲はメッセージ性が強くて覚えやすい曲は少なかったが、本曲は同じ音の繰り返しでインパクトが強く、キャッチ―で覚えやすい」と評している。


発売初日のオリコンデイリーランキングで約36万枚を記録し、欅坂46の1stシングル「サイレントマジョリティー」で記録した「女性アーティストの1stシングルによる初週売上枚数」を1日分の売上のみで更新した。その後、2019年4月8日付の週間ランキングでも初週推定売上約47万6000枚を記録し、初登場1位を獲得した。さらに同年5月13日付のオリコン週間シングルランキングでも通算2度目の1位を獲得。シングルランキングでの1位返り咲きは2018年1月15日付の乃木坂46の18thシングル「逃げ水」が記録して以来1年4か月ぶりの快挙となった。この週は2019年5月1日に元号が平成から令和となってから最初の週間ランキングであり、本作は令和時代初の1位獲得曲となった。また、初登場時での1位獲得は平成時代であるため、同一曲で平成と令和の2つの時代でのオリコン週間シングルランキング1位を獲得した曲となった。 デビューシングル(1stシングル)で1位を獲得するのはKing&Princeの「シンデレラガール」以来の記録となった。


2022年8月5日放送の『MUSICBLOOD』にて、STU48がこの楽曲をカバーした。


MV編集


ヒット祈願編集

全員で駅伝をするというもの。ペアになって都内某所から静岡県の三島大社まで10区間のうち、決められた区間を走る。1区間を加藤史帆上村ひなの、2区間を潮紗理菜金村美玖、3区間を高瀬愛奈宮田愛萌、4区間を高本彩花河田陽菜、5区間を佐々木美玲濱岸ひより、6区間を齊藤京子富田鈴花、7区間を井口眞緒松田好花、8区間を東村芽依丹生明里、9区間を柿崎芽実渡邉美穂、10区間を佐々木久美小坂菜緒が走った。


今回も前回のひらがなけやき時代のアルバム「走り出す瞬間」のヒット祈願に引き続き、どきどきキャンプが同行。7区間では岸学も一緒に少し走った。サトミツこと佐藤満春は1区間の時点で涙していた。これには学も「まだ1区なんですよ」とツッコまざるを得なかった。本人も何故涙が出たのかよく分からず、「秘密にして、オードリーには」と弁明していた。


アンカーを務めたキャプテンの久美とセンターの小坂を全員で三島大社で迎えた。ゴール後、加藤は涙声で久美に「アンタ、本当はきついのに無理したでしょ・・・」と声をかける。なお、柿崎はこのシングルが日向坂として唯一参加したシングルだったため、今回が最初で最後の日向坂としてのヒット祈願となった。



関連タグ編集

日向坂46

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