曖昧さ回避
- 『アカメが斬る!」に登場するキャラクター。セリュー・ユビキタスのペット。
- 『トキメキ☆成均館スキャンダル』に登場する文在信の別名。
- 『マリオパーティ3』や『マリオパーティアドバンス』に登場するキャラクター。同ゲームの司会を務めている。→コロ(マリオパーティ)
- 『不思議なソメラちゃん』に登場するキャラクター。野乃本家のペット。
- 『天装戦隊ゴセイジャー』に登場するニュートラルのアインIの通称。
- 東武鉄道東武日光線の下小代駅を示す電報略号。
- 四国旅客鉄道予讃線の五郎駅を示す電報略号。
- 西日本旅客鉄道播但線の香呂駅を示す電報略号。
- 日本国有鉄道湧網線 (1987年廃止) に存在した常呂駅 (同路線の廃止とともに廃止) を示す電報略号。
- 鯨の加工食品の一種。皮を加熱したのち鯨油を搾り取り乾燥させたもの。
- 重量物を効率的に運ぶために用いられる円柱状の道具。
本稿では4.及び11.について取り扱う。
4.について
概要
元々は野乃本家で飼われていた犬である。しかし、ソメラの魔法拳が間接的あるいは直接的に作用することにより、得体の知れない謎の生物と化してしまった。
原作、アニメともに、早い段階で形態を変えたため、犬だったときの詳細な性格などは不明。体毛が白色だったということと、ソメラが拾ってきて野乃本家で大事に飼われていたということが分かるぐらいである。
姿を変えられた後に関しては、外見・性質とも非常に不気味である。横から見たときの形状は楕円で、地面を移動するときの動きはゴキブリのそれを連想させる。全身の毛は薄い茶色で、背中には焦茶色の模様があり、頭には髪の毛のようなものが生えている。また、登場人物が露骨に臭がるほど体臭がキツい。更に、人間に噛み付いて流血させるなど、かなり凶暴かつ危険である。ただし、4足歩行である点に関しては元の形態と変わりない。他に、催眠音声機能やトースター機能が付いているという設定がある。
なお、原作とアニメでは、犬の形態から現在の形態への変身の過程が異なっている。原作では第3話において変身した。この原因は、おでんの破片からソメラの魔法拳によって生成された謎の物体を、ソメラがコロに食べさせたことである。一方、アニメでは壱乃拳 (第1話) において変身した。こちらでは、おでんの破片とコロが魔法拳によって直接合体した。
コロはストーリー中で登場する際、誰かしらの頭上に乗っかっている頻度が高い。特に、天童雫には犬だった頃からよく懐いているようで、一緒にいることが多い。一方、無理矢理姿を変えさせられた恨みからかは知らないが、ソメラに対しては敵対心を持っているようである。一応変身後も野乃本家のペットということになっているものの、首輪で繋がれていないため、猫のようにそこら辺を自由に動き回っている。
アニメでは、メヌースーがほぼ毎回登場することもあり、コロのマスコットキャラクター (?) としての存在感はやや薄い。しかし、原作での登場機会はメヌースーよりもコロの方が遥かに多い。ちなみに、アニメの伍乃拳 (第5話) においては、エンディングの「ノーギャラ絵描き唄」でコロが描かれている。
関連イラスト
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11.について
概要
重量の大きな物体を他の場所へ輸送する際、それを引き摺って運ぶには大きな力が必要である。一方、運搬する物と地面との間に、「コロ」と呼ばれる円柱状の道具を挟むことがある。すると、相対的に小さな力で輸送が可能となる。これは、引き摺ることによる「すべり摩擦」よりも、転がすことによる「転がり摩擦」の方がはるかに小さいからである。
コロは古くから人類に利用されており、その歴史は紀元前にさかのぼる。運搬する物の下にコロをいくつか敷き、転がりを利用して上に載っている物を運ぶのがコロの原始的な利用方法である。しかし、荷物が通過した後のコロを次々荷物の前方に運ぶ手間が生じることから、現代ではコロがそのように使われることはほとんどない。「車輪」の発明により、転がりを連続的に利用することが可能となったためだ。ただし、車輪をスムーズに回転させるには、「軸受」というものが必要になってくる。この軸受にコロを用いることがあるが、それについては次項にまとめる。
軸受としての利用
軸受にコロを用いたものを「ころ軸受」と呼ぶ。軸受には「すべり軸受」と「転がり軸受」があり、ころ軸受は後者に属する。すべり軸受及び転がり軸受にはそれぞれ長所と短所が存在し、用途によって使い分けられるが、それについての詳細な説明は「ベアリング」の記事に譲る。
転がり軸受には、「転動体」と呼ばれるパーツの形状別にいくつかの種類がある。ころ軸受は転動体に円柱を用いる方式である。この方式の長所としては、軸に直交する方向の荷重に対して強いということが挙げられる。ただし、軸に平行な方向の荷重に対して脆弱という欠点が存在する。
ころ軸受と類似する転がり軸受の方式に「円すいころ軸受」というものがある。こちらは、転動体にただの円柱ではなく、「部分的な円錐」を使用している。ここで、「部分的な円錐」というのは、完全な円錐から頂点側の一部を切り落としたような図形を指す。同じ軸受上に存在する全ての円すいころを頂点側に延長した際に、それらが軸受の中心線上のある一点に集まるように軸受全体を設計する。この方式のメリットは、軸に平行な方向の荷重に弱い通常のころ軸受の欠点をある程度緩和できることである。ただし、1つの円すいころ軸受では、軸に平行な方向の荷重を単一方向にしか受けることができない。そのため、円すいころ軸受は、同一軸上に向きを変えて複数使用されることが多い。
なお、地面に置いて転がすためのコロには丸太などを用いることが多かったようだが、転動体としてのコロには主に金属やセラミックスが使われている。