概要
ファミコンでは初となる本格ゴルフゲームとして発売され、ファミコンのスポーツゲームでは最高の246万本を売り上げる大ヒットとなった。「ボタンを3回押してショットする」と言う、ゴルフゲームの現在まで使用されているシステムを初めて導入した作品でもある。
コースは全18ホール、風向きと芝目もしっかりと再現されている。
後に任天堂VS.システムとしてアーケードに移植された。海外ではプレイヤーを女子ゴルファーに変更したVS.レディースゴルフという作品も存在する。
当時発売されていた任天堂のファミコンソフト同様初販版と再販版が存在し、カセットのラベル(上記イラストの左側を参照)とパッケージが異なっている。
プレイヤーキャラについて
プレイヤーが操作するゴルファー(外見がマリオに似ている事から一部の文献でマリオと誤記された事もあったが、マリオがゴルフゲームに初登場したのは続編である『ゴルフJAPANコース』から)は2008年にWiiで発売された『キャプテン★レインボー』におっさんとして登場。不潔かつ下品ではあるが、故郷に娘と妻がいるプロゴルファーの設定になっていた。
ゲームボーイ版
1989年11月28日発売、開発は『インテリジェントシステムズ』。
JAPANコースと上級者向けのU.S.A.コースの計36ホールで遊べる。
大人のDSゴルフ
2005年11月10日に発売されたニンテンドーDS用ソフト、開発は『ディープ』。
従来シリーズとは異なりタッチパネルを操作してショットを打つ。
本作には19種類のオリジナルコースのほか、宮城県のリゾート施設『シーガイア』に隣接するフェニックスカントリークラブが収録されている。
海外ではDSiウェアで一部要素を削除した『a little bit of...Nintendo TOUCH GOLF』が発売された。
外部出演
『どうぶつの森+』では家具として登場、実際にプレイすることができる。『どうぶつの森e+』にも登場。
『まわるメイドインワリオ』ではプチゲームとして登場、本体を傾けコースを回転させ、ボールをグリーンに乗せるかホールに入れるとクリア。
前述の通り『キャプテン★レインボー』にも登場、最難関トーナメントで優勝し家族とヨリを戻すのが夢。
余談
ニンテンドースイッチにはイースターエッグとして、ファミコン版ゴルフに加速度センサーとジャイロセンサー機能を加えたものが収録されていた。後に本体のシステムアップデート(Ver.4.0.0)によって削除されたので現在は遊べない。
起動方法はSwitch本体の日付が7月11日の時にJoy-Conをいいね持ちをするというもの。
7月11日はファミコン版のプログラマーだった岩田聡氏の命日、いいね持ちは氏がニンテンドーダイレクトで行っていた「直接!」のポーズである。
関連タグ
ハドソン -PC-8801へこの作品を『任天堂のゴルフ』のタイトルで移植した。
鈴木義司 -1986年発売のエッセイ本『縮緬雑魚の散歩』の中で、このゲームについて触れている箇所がある。