機体データ
型式番号 | 不明 |
---|---|
所属 | ジオン公国軍 |
生産形態 | 超量産機 |
全長 | 18.0m |
携行武装 | サクマシンガン、クラッカー |
モビルスーツ・サク
ガンダムシリーズのパロディ漫画『トニーたけざきのガンダム漫画』に登場する超量産型モビルスーツ(MS)。
ドズル・ザビ中将の要請を受けたギレン・ザビ閣下が考案した手抜きMSで、量産型MSザクⅡの量産型である。サクサク描けて組み立ても超簡単。額には「ジ」の1文字(量産型ジオン軍マーク)が輝く。
その構造はもはやMSではなく、全7パーツ+シール1枚から構成される駄菓子のおまけについてるプラモと同じレベル。なお、サクうでとサクあしは胴体内に収納できる。
3歳のお子様でも余裕で描けそうなデザインと、劇中でのダメさ加減からマニアックな人気を誇っている。
空を埋め尽くすほど量産され、ジャブロー攻略作戦に投入されたが大して役には立たなかった。
ちなみに連邦も連邦でウッディ大尉がジムの量産型サムを開発しており、ボールを越える低コストを実現していたもののやはり戦場をグダらせるだけの役立たずであった。
ゲーム『ガンダムバトルロワイヤル』『ガンダムバトルユニバース』にも隠し要素としてしれっと登場しているが、HP以外のすべてのステータスが1。素の状態ではやっぱり戦場をグダらせてしまう。しかしチューン限界上限を解除せずともチューン限界が全ステータスMAXにされているので、強化すれば至上最強のモビルスーツとなる。
恐ろしいことにシャア専用サクも存在しており、HP以外のステータスが普通のサクの3倍(つまり3)。キックへの拘りはさすがシャア専用機。
また、ミニプラモとしてガンプラ化が企画されたこともあったが、実現せずに終わっている(ソース)。
なお、短編アニメ『機動戦士ガンダムG40』で新たにデザインされたザクⅡ用の大型シールドは、サクをオマージュしてデザインされたものだという。
まさかのアニメ出演
そんな本機であるが、ついにテレビアニメシリーズ本編にも出演。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISEの第19話の、主人公クガ・ヒロトの過去を描いた回にて登場。
ヒロトが参加したイベント事のガンプラ郡の中にしれっと混ざっており、しかも画面の端で一枚絵状態での登場…なので全く動いてすらいない。
それでもビルドシリーズ特有のネタ的な意味での登場や、時間も含めてほんの少しだけの登場ながらも、サクのアニメ本編出演がなされており、これだけでも大した快挙だと言えるであろう。
関連イラスト
ダイレクトドライブザク
安永航一郎作の漫画『実録ジオン体育大学』に登場した超量産型モビルスーツ。
発案がドズル中将なのは同じ(ソロモン戦後の話なので既に故人)だが、こちらの方が古い作品。
パイロットの力をダイレクトにドライブするシステムとの事だが、早い話がザクの着ぐるみ。他にDDゴッグ、DDドム、DDジオングも存在する。
なお、MSという名の着ぐるみとしては、他に漫画『機動戦士ガンダムさん』に登場したザクポン(型式番号MS-0006R)がある。こちらはキシリア少将発案で段ボール製。