「刀折れ、矢尽きるとも、“諦めない心”がある限り、俺は戦い続ける!!」
概要
出身:古代ギリシャ
年齢:4000歳(初登場時)→4028歳(キン肉マンⅡ世)
身長:104cm - 950cm(伸縮自在)
体重:600kg
超人強度:320万パワー
7人の悪魔超人の1人である超人。
身体には骨がなく、名前の通り全身がバネになっているため投げ技、関節技等がほとんど通用せず、そのバネの身体を利用した攻撃を得意とする。
しかし、鋼鉄の身体ゆえか風呂にはあまり入っていない。
生まれた4000年前から果てしなく続く人間たちの醜い争いに失望し、大魔王サタンに魂を売って悪魔超人になった。
4000年もの長い人生を送っていた長寿超人であり、超人の中でも年齢が高いだけに、超人界の事情に精通しており、数々の修羅場も潜り抜けている為、要所要所で7人の悪魔超人に適切なアドバイスを与えていた。ただブラックホール戦での台詞から、当時発売されていたキン肉マンのコミック(1~9巻)は買い揃えられてはいなかった様子。
書籍の「キン肉マン77の謎」ではモンゴルマンのレッグラリアートを食らっていた場面は「人間で言うと100を超えるのじいさんにドロップキックを入れるものだ」と語っている。
スプリングマンとしては「実力だから」と年齢に関しては多く語っていない。
アイドル超人との対抗戦では、鳥取砂丘で行われたサンドデスマッチでウルフマンと対戦。先制の飛び蹴りがウルフマンをかすめて地面に埋まってしまい、張り手での連打を受ける。しかしバネの体を活かしほぼダメージを受けず、次にウルフマンがボディースラムを繰り出すとダメージを受けたように装い、地面を固めジャンプに必要な足場の確保に成功する。そしてジャンプ攻撃で岩場に階段を作り、デビルトムボーイでウルフマンに巻き付いて締め上げて、体をバラバラにして殺害する。
アニメ版ではデビルトムボーイで巻き付くも、リキシマン(ウルフマンのアニメ版での名称)が筋肉で耐えきる姿勢を見せると、リキシマンに巻き付いたまま飛び上がり、着地の衝撃で筋肉を破壊するジャンピングマッスルクラッシュを繰り返してKOする。
その後バッファローマンとタッグを組み(ディアボロズ)、キン肉マンの助っ人として参戦したモンゴルマンと一騎打ちとなり、錆びさせられた上でレッグ・ラリアートで高圧電流の流れるフェンスに叩きつけられ死亡敗北する。
ちなみに、これで一度命を失ったことは相当根に持っているらしく、新シリーズでモンゴルマンの正体であるラーメンマンに対して「あのお方の命が無ければ真っ先にそいつを殺し返してやりたい」と言い放っていた。なお、ラーメンマンは逆に再戦の挑戦として受け止めていた。
また、復活した七人の悪魔超人の中では、馴れ合わぬ方針から彼だけが正義超人に対して何かと批判的な言動を繰り返していた(ただし、ロビンマスクがアトランティスの戦いぶりを褒めた時は、複雑な表情で聞いていた)。
また、同僚の中でも玩具モチーフの超人つながりからかステカセキングに親近感を持っていたことも明かされており、彼を殺害したターボメンに凄まじい怒りを放っている。
ファーストステージではピークア・ブーと戦う予定だったが、ピークとはキン肉マンが戦うこととなったので、バッファローマンと共に5人の同胞の戦いを見守っていた。
セカンドステージで"完幻"グリムリパーと対戦することになった(この時、首絞めでグリムリパーが苦しんでおりその正体がわかるとスプリングマンの実力もバッファローマン並みに高いことがわかる)。
ジャック・チーが間欠泉を掘ったため地盤が緩くなったことから、バッファローマンとターボメンが対戦するリングが崩壊し、なし崩し的にバッファローマンとタッグを再結成する形となった。
ステカセの仇であるターボメンへの怒りを胸に、バッファローマンのお膳立てでデビル・トムボーイ~螺旋解体絞りを決め、更に身体を鋭利な刃物にする「スプリングナイフ」でターボメンをバラバラにしようとするが、アースクラッシュで増幅したパワーを送り込まれ、バネの身体の弾性が失われ技を破られてしまう。
しかしボロボロの身体になっても、「たとえ相棒がオレ以外のパートナーと組んで使っていた胸糞悪い技をパクってでもな!」という勝利への執念でバッファローマンとロングホーントレインを繰り出し、2000万パワーズでもやらなかったロングホーン・トレインの連打をターボメンに浴びせ、両足が崩壊しながらも、亡きステカセキングへの想いも乗せた最後の力でバッファローマンを投げて繰り出した4回目のロングホーンでターボメンは遂に絶命。
しかしスプリングマンも肉体が完全に崩壊し、バッファローマンに看取られて壮絶な最期を迎えたのであった。
続編『キン肉マンⅡ世』では、悪魔の種子編の終盤に登場。元・悪魔超人、つまり改心して正義超人となっており、負傷したバッファローマンを見舞いに現れ、彼が万太郎たちの元へ移動する手助けをした。
なお、本作では老眼鏡をかけ頬のあたりにシワを寄せるなど、他の超人たち同様老化した姿になって伝説超人(レジェンド)の一人とされている(そもそもが4000歳なのに急にここまで老けた理由は不明)。
得意技
デビルトムボーイ | バネ状の体内に相手を捕捉してバネの力で相手を締め上げる技 |
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螺旋壊体絞り | デビル・トムボーイ等で拘束した相手に捻りを加え、その身体をバラバラに破壊する技 |
スプリングナイフ | 螺旋解体絞りを改良した技で、身体を鋭利な刃物に変え相手の肉体に食い込ませ切り裂く技 |
ジャンピングマッスルクラッシュ | 相手を締め上げた状態で飛び上がり硬直した相手の筋肉を破壊する技。アニメで螺旋壊体絞りに差し変わる形でウルフマン戦で使用 |
超人ドッジボール | 反動を利用し相手に連続でボディアタックを仕掛ける技 |
スプリング・バズーカ | バッファローマンの右腕に組み付き、弓矢のように発射されるツープラトン |
ロングホーン・トレイン | 2000万パワーズのツープラトンの本人いわく「胸クソ悪いパクリ技」だが、足回り素早く2回3回と連打を浴びせたのは本家でも行われなかった |
タイトル歴
★悪魔将軍杯タッグ部門優勝('80)
余談
モデルは実在のプロレスラージミー・スヌーカ。
相方であるバッファローマンのモデルのブルーザー・ブロディとはタッグを組んで優勝したことがある。
関連イラスト
関連タグ
キン肉マン 悪魔超人 7人の悪魔超人 バネ デビルトムボーイ
ステカセキング アトランティス ザ・魔雲天 ミスターカーメン ブラックホール