レッグラリアート
れっぐらりあーと
ラーメンマンが蒙古の超人モンゴルマンと名乗っていた頃に多用した必殺技。
対戦相手をロープに振り、跳ね返ってきたところへ顎めがけ回し蹴りを食らわせる技。ラーメンマンの倍近い体重差のある対戦相手でも吹き飛ばすほどの威力がある。
初めて使用したのはミスターカーメンのミイラパッケージからブロッケンJr.を救う為試合に乱入した時で、カーメンを一撃でKOしている。
スプリングマン戦では高圧電流のタイムリミットの中、技に力を使い果たしたスプリングマンにラリアート一撃を決めて、ミートの左手の救助に成功した。
受けたスプリングマン本人曰く「100を超える爺さんにドロップキックを喰らわす」感覚だと語っている。
キン肉星王位争奪編でラーメンマンとして完全復帰した際にはジャンプも加えたフライング・レッグラリアートを使用し、モーターマンの装甲をぶち抜いていた。
現実プロレスのレッグラリアート
いずれの技も「スタン・ハンセンのウエスタンラリアットを、腕よりも力の強い足でやったら‥‥?」という発想から生み出されたもの。
木村健悟の稲妻レッグラリアート
おそらくもっともポピュラーなスタイル。ラーメンマンのそれとほぼ全く同じだが、どちらが本家かと言うと‥‥ゴニョゴニョ。
木村がインタビューでカメラを向けられた際に、指を立てて一言だけ「イナズマっ!」とやるパフォーマンスがファンにウケて以来、木村の代名詞的技になった。一見「威力があるように見えない、思えない」という声も巷には多いが、初期にはマトモに相手の急所(顎や喉首)にヒットすれば一発で失神あるいは負傷するというトラブルが多発した。木村自身がそれが理由で相手の胸板に叩き込むスタイルに変えたのだがそれでもトラブルが発生したので自身の膝の保護も兼ねてレガースを装着した。ちなみに藤波辰爾・佐々木健介はノックアウトされたことがあるが、あのブルーザー・ブロディもまともに食らってダウンさせられキレて木村を追い回したことがあった。