ゾフィーのことなんかいいよ
ぞふぃーのことなんかいいよ
ウルトラマンタロウ第33話にて、タロウこと東光太郎は、日頃から世話になっているウルトラ兄弟達を地球に招いて海岸でバーベキューをご馳走することにした。
しかし、長男のゾフィーがパトロールのため遅れるというので、光太郎はゾフィーの到着を待ってから始めようと言う。
「ゾフィーのことなんかいいよ。さあ始めよう」
と笑顔で言ってのけてスルーした。
この発言を踏まえて「セブンとゾフィーの不仲説」を唱える人もいる。
勿論これはほぼネタであり、その後のシリーズでは一緒に行動を共にしたり、会話も普通にするので、別に本当に二人の仲が悪いわけではない(おそらくゾフィーの分はちゃんと取っといてあると思われる。が、映像を見ると5人分しか用意されていないため、場合によっては準備されていない可能性もある)。
というか、この台詞ばかりが取り沙汰されるが実際にはこの時にゾフィーをぞんざいに(?)していたのはダンだけではなく、ダンの前にもウルトラマンAこと北斗星司が「気にすんな!俺達みんな腹ペコなんだよ!」と言い、更にダンの発言に続く形でウルトラマンことハヤタと、ウルトラマンジャックこと郷秀樹もさっさと始めようと同意している。
どうやら北斗の言うように、ゾフィーの事を気にする余裕もないくらいによほどお腹が空いていたようである。
加えて他の作品の(M78関係以外も含めた)ウルトラ戦士を見る限りでも、食べ物の事となると目の色を変える食い意地の張った面々が多く、上記メンバーの対応もある意味仕方ないと言える、のかもしれない。
後にテンペラー星人がウルトラ兄弟を狙って地球に向かっている事が発覚し、パーティどころではなくなってしまった。
ちなみに当のゾフィーは唯一固有の人間態が存在しない為、この話では他の人間に憑依している時以外は基本的に海上で突っ立っており、どうやってバーベキューに参加するつもりだったのかは謎である(あくまで固有の人間態がないというのはメタ的な理由であり、設定的に擬態できないという訳ではないので、適当な人間に擬態すれば特に問題ない話ではあるが)。
なお、このバーベキューの下りはパラレルワールドである「ウルトラマン超闘士激伝」の世界でもあったことらしく(新章第2話参照)、一番食い意地が張っていたのはエースである。
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