スイマセーン、概要に嘘はつかせられまーせーん・・・
第14話「旅(ゆめきぶん)」の登場人物。
CV:パトリック・ハーラン(パックンマックン)
私立大学に通う留学生で、異文化交流を研究していた。しかし実際は異文化交流を勘違いしており『格上が格下を見下すこと』を異文化交流だと思い込んでいた。それを弥子から「幼稚」「クラスで相手にされない中学生が小学生の遊び場でガキ大将を気取っているみたい」「あなたという人間自体が格下」と評され、それに同意した春川にも「実に下等な思考回路の脳味噌」と評される。
自分に追従する喜びを教えてやるという名目でサークル仲間の露木さくらに告白したが振ったために彼女を毒ガスで自殺に見せかけ殺害した。要するに殺害動機そのものはただのフラれた腹いせである。
親日家を装っていたが、実は日本と日本文化が死ぬほど嫌いで、狂信的なまでの「ボクの国」愛国主義者。豹変した際には鼻が伸び、鼻の穴の下に小さい鼻の穴と口が現れ、顔のようになる(アニメではさらに作画がアメコミ風になる)。
しかし、隠し持っていたコルト・パイソンで弥子を銃殺しようとした瞬間ネウロに銃弾をはじき返され、鼻を折られる(ネウロいわく「貴様は格下どころか、ランク外もいいところだ」)。痛みにもだえている中、「生まない女王様(正しくは産まない女王蟻)」を飲み込ませられ、定期的に納豆を食べないと呼吸が出来なくなる体質になり、ドナドナされる(さすがに生々しかったのかアニメ版では産まない女王蟻は使用されずネウロ自身に納豆を無理矢理食べさせられるというソフトな制裁に変更されている)。
第127話で再登場した時には、「DJデイビッドのオールナイトプリズン」というラジオ番組の真似事をしながら、受刑者の悩みに納豆を食べながら答えている(ちなみに相談者の一人は百舌貴泰)。
相変わらずボクの国至上主義な思考は変わらないが、母親からの「悔い改めなさい」と書かれた手紙を読んで涙を流し、それを見ていた同室の受刑者達がリクエストとして共にボクの国の国歌を歌い、デイビッドを慰めるなど、それなりに良い刑務所生活を送っている。
「ボクの国」は実在の国家と関係ありまーせーん・・・
- 訴訟大国
- みんなハンバーガーとバーベキューしか食べない
- 夜寝るときは裸にGパンで、枕元に銃がないと眠れない
- ホームランが打ちたかったら薬物とコルクバットを使う
- ワイフはバケットでドーナツを食べ獄中のダンナを待つ
- ムショはギチギチ
なお、アニメ版では「ボクの国では」という部分が「ボクは」とデイビッド個人のことになっている。
関連タグも・・・ボクの前ではホトトギスでーす・・・
ブラッド・ウェガリー…漫画『修羅の門』のヴァーリ・トゥード編に登場する傭兵。戦場から逃げ出し、選手として異種格闘技トーナメントに参加した。対戦相手に必要の無い怪我を負わせたり、試合中に暗器を使用したりと行動を行ったが、これらの行為はルールに守られた格闘家が戦場で命懸けで戦った傭兵である自分よりも格下であると意識からのアピールと思われる。彼は戦場から逃げ出した人間であり、「クラスで相手にされない中学生が小学生の遊び場でガキ大将を気取っているみたい」という意味では彼の同類と思われる。ライスも彼同様に母国では冴えない人間だったのかも知れない。
異世界転生、異世界転移ものの主人公…上記同様、元の世界では冴えない人間だったが異世界に飛ばされ、その際に授けられたチート能力や前世の知識などで持て囃されたりハーレムを築いたりしており、「前世より遅れた文明の世界で無双したい=母国より遅れた国で偉くなりたい」という点では彼と似ている。また、一部では弥子のガキ大将のくだりの台詞が「弥子がなろう系主人公を論破した」という声もある。