「来たなぁチェンジマン!」(第13話)
「俺様は全てのエネルギーを吸い取り、直ちに武器にすることができるのだ!」(同上)
CV:岸野一彦
登場話:第13話「地球を売るパパ」、第14話「攻撃!巨大トカゲ」
データ
身長/227cm (巨大化時/53.1m)
体重/262kg (巨大化時/1048t)
概要
金色の鎧を身にまとった、赤いボディの宇宙獣士。右腕から様々なエネルギーを吸収し、左腕から赤い光弾に変えて放つ強敵。目からの赤い電撃も強力。
大星団ゴズマに魂を売った悪の科学者・熊沢博士と共に、ギョダーイを強化するのが使命。右腕から吸収したエネルギーを左手にある「エネルギー転換フード装置」を介して赤いカプセル状の「エネルギー転換フード」に変えて給餌し、ギョダーイをバテ知らずにしようとした。
これにより、巨大化光線を何度でも連続で吐けるようにギョダーイを強化することで、地球を巨大生物達で蹂躙・滅亡させんとした。
活躍
第13話「地球を売るパパ」
発電所等を襲撃してエネルギーを集め、自身の能力を駆使してチェンジマーメイド以外のチェンジマンを光線で攻撃して撤退させた。しかし上空ではチェンジマーメイドがヘリチェンジャー2でバラスの動向を監視しており、アジトである熊沢博士の研究所を特定されてしまう。
自身を父と偽る熊沢博士の口車に乗せられてリゲル星人ナナが開発したエネルギー転換フード装置を左手に装着し、ギョダーイにフードを与えて強化を図るが、剣の活躍で装置を破壊される。
チェンジマンとの戦闘ではパワーバズーカのエネルギーをも吸収して威力を半減させ、鎧を喪失するも生存、己が力を誇示する。これ以降は鎧のない状態で活動した。
それと同時にギョダーイのパワーアップが完了し、1匹のトカゲを巨大化させた後、ブーバやゲーター、熊沢博士と共に、装置を修理させるべくナナを探しに向かう。
第14話「攻撃!巨大トカゲ」
オートチェンジャーに乗ってナナを追うチェンジマンの前に立ちはだかり、オートチェンジャーやチェンジマン自身のエネルギーを吸い取るも、チェンジドラゴン以外の4人はバラスに組みついてドラゴンを研究所へ向かわせた。その後はナナが修理した装置を熊沢博士から入手し、ブーバ、ギョダーイと共にワープして研究所を去った。
再びギョダーイに給餌し、ギョダーイは2体のトカゲを巨大化させる。
戦闘では一度に五方向から放たれるチェンジマンのペンタフォーメーションを吸収できずにまともに喰らい、パワーバズーカを受けて敗北する。
直後ギョダーイの再生巨大化光線を浴びて再生・巨大化。目からの赤い電撃でチェンジロボを攻撃し、ブーバの指示で放たれたギョダーイの光線で3体目のトカゲが加勢する。しかしフルパワーを発揮したチェンジロボの前にトカゲ諸共吹き飛ばされ、口の砲門から白い光線を放つも跳ね返され、最期は電撃剣スーパーサンダーボルトを喰らって爆散した。
巨大トカゲ
ギョダーイの光線を浴びて巨大化した普通のトカゲ。巨大化した際にはイグアナのような顔つきに変貌し、背中には針のようなものが生える。
第13話では1体、第14話では都合3体が登場。後者のうち1体は暴れ回る中で熊沢博士を崖から落として殺めた。
第13話の個体は電撃剣スーパーサンダーボルトを喰らって散ったが、第14話の個体は明確に倒された描写がない。
余談
デザイン画の時点での名前は「宇宙獣士クラッシャー」。また、破壊にのみ生き甲斐を見出す宇宙の壊し屋で、サイボーグ宇宙人であるといった設定も記されている。